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第六十三話 生きる事は、愛する事と覚えていて欲しい(ララバイ・オブ・ユー/ジョー山中)

ララバイオブユー(作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童)

映画『戦国自衛隊』

戦国自衛隊』1979年の日本映画

主演・アクション監督:千葉真一
監督:斎藤光正
製作:角川春樹事務所

角川映画の金字塔

『野獣死すべし』
『甦る金狼』
『人間の証明』
『野生の証明』

など、時代を彩っていた角川映画

当時はまだ5歳
大人になってから見たのが初めてだったが

歴史好きな自分としてはとても
面白く

昔でいう
お色気場面もありよく覚えている

歴史好きが高じて
自由研究でよく小学校では使わせてもらった

戦国自衛隊は
実は
原作は小説で

原作は角川文庫にも収められている半村良の『戦国自衛隊』
千葉真一芸能生活20周年・ジャパンアクションクラブ(JAC)発足10周年記念作品

角川春樹はUFOや『スター・ウォーズ』などのSFブームに合わせて

ハリウッドの大作に対抗するには
日本の風土と生活に根ざした
独自のSFを作るしかないと考えて

時代劇にSFを加味して
角川の意図で青春映画として製作した経緯がある

時は戦国時代真っ只中

戦国時代にタイムスリップしてきた
自衛隊が

武将たちを相手に
繰り広げる

戦争映画
しかし

近代武器の現代人
と火縄、槍、刀で戦う昔の人間では

歴とした差があるが
徐々に追い詰められ

圧倒的な物量と現代兵器の補充が出来ず
最後には立場が逆転して終わる

漫画では

主人公
伊庭義明三等陸尉(千葉真一)は
自分が

信長

だった事に気づき

本能寺の変

として自分達は歴史に飲み込まれて行く事になる訳である
タブーも結構盛り込まれていたし
今の映画でもコンプラ的に無理なもんもある

江口洋介が主演
鹿賀丈史が信長役で

戦国自衛隊1549も映画化された
これはこれでの映画
歌なんかも覚えて無いし

生きて帰ってくる設定なんかも全て違う
千葉真一の方が面白いと自分は思う

ジョー山中は
元プロボクサーで
腕っぷしの強さを聞きつけた金平正紀にスカウトされ上京し、金平ジムへ入門

リングネームは正紀による命名で城 アキラ

プロデビューは17歳で、ジムの意向によりライト級からフェザー級に転向するも、無茶な減量が祟り体調を崩して入院

東日本新人王の準決勝を棄権
通算成績は4勝1敗1KO
の戦績であった

歌も演技も喧嘩も
才能を見せた、ジョー

2011年に肺癌で亡くなる
生前千葉真一は

ジョー山中の歌の中で
この歌が1番好きと語っていた

また
戦国自衛隊を
見直すのは言うまでも無い

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