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【倫理】社労士、一線を越える

社会保険労務士の松原です。

【本日のテーマ】
「【倫理】社労士、一線を越える」

     
ではどうぞ。↓
     

障害年金請求代理を生業とする社会保険労務士が「一線を越える」と非難される可能性のある状況を検討しました。


そこから先に行ってはならないという一線がありますな


       
       
まず最も顕著な例は【公正な手続きを逸脱する行為】。
       
依頼人利益を優先するのは立場上アリ(というかそれが仕事なの)ですが、やってはならないことは、やってはなりません。
具体的には、医師診断への介入(こう書いてください的な)、病歴・就労状況等申立書作成時の誇張申告や事実と異なる記載をする(平たく言うと、明らかな嘘と大袈裟)、当事者に対し医師面前で病態演技的手ほどきをするなど。
     
結果、依頼された当事者が一時的利益を得られる可能性はある一方、長期的には信頼を損なうリスクの方が大きいものです(っていうかそうなります)。社会保険労務士全体の信用低下を招く恐れもある。社会保険労務士本人に、一線を越えることの自覚があるはずだ。ことと次第によっては、ニュースになるレベルのヤツのことです。
         
         
        
次に考えられるのは【過度な広告や勧誘】。
      
一部、過激な広告表現を使った無料相談の案内や成功率アピールなどがあるようです。また、「遡及請求で**万円!」といった射倖心を煽るケースも跡を絶ちません。見て(あまり気持ちの良いものではないな)と感じたら、その感覚が芽生えるものがまんまそうです。結果、依頼された当事者がサポートを受ける過程等で実際とのギャップに直面し不満を抱えることがありえるでしょう。
      
また、同業等周囲から「一線を越えている」と捉えられていても、社会保険労務士本人は無自覚なことが多いかもしれません。ぶっちゃけ士業も人気商売といえばそうなので、そういう広告を打ちたい気持ちはわからなくはない。だけど、節度は保ちたいものだなとは思う。
        
        
        
さらに【関係者との距離の取り方にも注意が必要】ではないかと。
      
お客様の繊細な情報を扱うため、お客様自身や周囲の援助者との信頼関係構築は必要不可欠。ですが、過度に親密な関係を築きすぎると「一線を越えた」行動と受け止められる可能性があります。(そんなことまでする?)的な。「関係が良好な間は問題はない。だけど、何かあった時にはさてどうなるやら?」というリスクを互いにはらむことになるかもねとの指摘は受けるだろうという意味です。
      
ただ私は、個人的にお近づきになったお客様や周囲の援助者とは、遠慮せずものをズケズケ言う方がどちらかというと性に合っている。今生において魂レベルで通じ合うどなたかと知り合ったきっかけが、たまたま仕事だったのだ、ということだと捉えているので。だから、誘ったり誘われたりして一緒に飯を食ったり、休みの日に私の家でお茶したりすること、そしてその場でお客様同士を結びつけることも、まー、ありますわ。しかも皆さんいい人ばかり。この点に関して私は、一線を超えたと指摘されても跳ね返せますし必ず跳ね返します。
          
          
       
              

        
まとめ:
社会保険労務士として誠実な対応を心がけ、法令や倫理を遵守しつつ、お客様との健全な関係を築くことが重要。当然だとは思うのですが、、、そうでない場合があるかもしれないという話でした…
私たちも、心得をあらためて仕事に取り組む所存です。
   
今日の記事を、支援者選びの参考となさってください。       
       
          

     
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