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不服申し立ての最終結論まで最大◯年?ー長すぎる!障害年金請求のリアルな待ち時間

社会保険労務士の松原です。

【本日のテーマ】
「不服申し立ての最終結論まで最大◯年?ー長すぎる!障害年金請求のリアルな待ち時間」

     
ではどうぞ。↓
      
障害年金を請求し届いた結果に納得がいかない場合、再審査を求めることができます。しかし、再審査のプロセスには時間がかかり、最終的な結果が出るまでに長期間を要するケースがあります。
       
      

■再審査にかかる時間


不支給通知書または却下通知書が届いたら、「請求が認められなかった」ということになります。通知が届いて以降、審査のやり直しを求める流れは次のような経過をなぞります。
        
      
【1回目のやり直し(審査請求)】
      
あて先:地方厚生局社会保険審査官
所要期間:3ヶ月〜9ヶ月
      
       
【2回目のやり直し(再審査請求)】
       
あて先:厚生労働省社会保険審査会
所要期間:8ヶ月〜11ヶ月
      

合計:約20ヶ月

       
        
       
そもそも、不服申し立てを始める前の審査には、3ヶ月半程度の審査期間が必要です。つまり、行政の窓口に年金請求書を初めて提出してから最終結論が出るまでに、最長で24ヶ月かかる可能性があります。
          

■長期間の不安定な状況
       

再審査期間の長さは大きな負担です。この間に身体の状態が変化することもあるかもしれませんし、身の上事情が変化することもあるかもしれません。治療やリハビリによって改善する期待もありますが、逆に悪化する可能性もあります。また、障害年金が受けられない期間は収入が不安定になり、生活基盤が揺らぐことも少なくありません
       

実務上の対策
       
このような事態を避けるために、以下の3つのポイントを押さえることが重要とご提案いたします。
       

1、請求内容をよく確認する
       
そもそもの主張に無理がないか、確かめてから手続を進めることが肝心です。必要に応じて、専門家への相談も必要かもしれません。
            
       
2、不服申し立てを慎重に判断する
       
本当に不服申し立てをするのか、他に適切な方法があるかないかの見極めが肝心です。こちらも、必要に応じて、専門家への相談も必要かもしれません。
       
       
3、不安定な期間の収入確保を検討する
       
障害年金が支給されない期間に備えて、収入源を確保するための手段を考えておく必要があります。直結した別の制度の利用ができるようなら、早めに手を打っておく必要はあろうかと思われます。
       
                 

        
まとめ:
単純計算したら最長2年になりますが、やはり長すぎます。これだけの期間、権利が宙に浮いたまま不安定な生活を送るのは、現実的ではありません。だからこそ、そもそもの請求内容に無理がないかとか、認定されなかった場合にはどうやって生活を整えたら良いかなど、あらかじめ対策を練っておく必要はあるかと思います。
そしてその対策は、ケースによって異なります。個々の状況に合わせた適切なアドバイスが必要な方は、ぜひ社会保険労務士にご相談ください。
        
                
             

     
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