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任された人間よりも、任せた人間が素晴らしい

 今日までに3日間にわたって、会社で
「中小企業が明日から始められるコロナショック克服オンラインセミナー」
を開催していました。総勢11名が講師を担当し、
私は、「テレワークにおける生産性向上の方法」というテーマでウェビナーの講師を務めさせていただきました。
約200名の方がWEB上で視聴して下さる中で、約1時間、お話をすることができました。(上記のテーマについては、別途、触れてみようと思います)

 コロナ禍の状況で、何か中小企業にお役に立てる方法はないかということで、社長が企画して、実現しています。通常であれば、セミナーを何度も経験していたり、知名度の高い数名で手堅くやっても良いものですが、社長は任せる力が素晴らしく、総勢11の講座で開催するに至りました。結果的に、私にもチャンスが巡ってきて、ウェビナーを実現できました。

この経験で思い出したのは、

月刊『致知』の2020年6月号に載っていた、志摩観光ホテル総料理長の樋口宏江さんの記事です。

 樋口さんは、昭和天皇をはじめとする数多くの賓客が宿泊した志摩観光ホテルの第七代総料理長を務まれており、G7伊勢志摩サミットの料理を任された方です。37歳という若さ(私とほぼ同じ...)で料理長を任された凄い方です。

樋口さんが薫陶を受けたのは「日本のフランス料理界に高橋あり」といわれた第五代総料理長の高橋忠之氏。この方がおっしゃっていたという言葉が印象的でした。

「若くして任せてもらえた人間がすごいのではなく、
『やってみろ』と言った人間が素晴らしい」

任された人間よりも任せた人間が素晴らしい

私自身、まだまだ任せる力が弱いので、思い切って「やってみたら」と任せる勇気が足りません。「自分でやった方が早い病」に陥ります...

でも、何か大きなことを成し遂げようと思えば、一人の力ではなく、いかに人を巻き込んでいくかが大事ですし、
人は違うステージを任されることによって、間違いなく成長します(実体験)

任せてもらえて嬉しい!と言ってるだけでなく、上記の言葉を肝に銘じて、若手や後輩にどんどん任せていき、共に成長できるような環境を目指していきたいなーと思います。幸い、社内には前向きで、成長意欲が高く、利他の精神を持っている人が数多くいるので、必ずや任せられます。

【今日の習慣】
任された人間よりも任せた人間が素晴らしいと心に刻む

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