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現役ライターが直伝!すぐ使える『#noteの書き方』8つ*丸パクリOK!

突然ですが、あなたは「文章力」に自信がありますか?

実は、文章力って、「どこで書くか」で基準が変わるんです。

たとえば、「note」のようなwebメディアには、webメディアだからこそ求められる文章力があります。

もちろん、文章力には才能やセンスも必要ですが、ちょっとした「知識」があれば、たった1つの記事を新たに書くだけで驚くほどのブラッシュアップが可能に。

今回は、webライター歴6年の実績で、あなたに「 #noteの書き方を8つのポイントに分けて直伝します。

大手メディアを含む数十社のクライアントから受けた数々の要望や、敏腕編集者らからもらった辛口フィードバックなどをもとに、すぐ実践できるハウツーとしてまとめていますので、ぜひ、参考にしてくださいね。

きっと、この記事の実践ハウツーを生かしたら、今日からの「note」がグッと洗練されることでしょう!

【1】“誰”に書くのかテーマに沿う人物像を設定しよう

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自分が書いた記事は、『たくさんの人に共感してもらいたい!』と思うかもしれませんが、記事の質を上げるなら「万人受け」を狙うのではなく、たった1人の“誰か”に向けて書きましょう。

つまり、「ペルソナ(ターゲットとなる人物像)」を設定してから書くのです。

ペルソナとはマーケティング用語で、企業が商品やサービスを開発するときにユーザーのニーズを満たす目的で設定されます。

たとえば、年齢や性別はもちろん、職業や家族構成、住んでいる場所、休日の過ごし方、夢中になっている趣味、悩んでいることなど、非常に細かいんです。

どこまでペルソナ設定を細かくするかは自由ですから、記事のテーマに合わせたり、記事を書く前のイメージで決めたりしてOK。

なぜ、ペルソナを設定した記事が“良質”なのかというと、読者に「刺さりやすくなる」から。

“誰か”に向けて書かれた具体的な記事はターゲットの心を惹きつけるだけでなく、ペルソナから外れた“第三者”にも響きます。

ほら、バスや電車で見知らぬ他人同士の会話を聞いてて『面白い…』と思うことあるじゃないですか。

自分に直接関係ないと思えることでも、話が具体的だと、ペルソナ以外の層にも響くんです。

ぜひ、記事を書く前に、“誰に”書くのか具体的な人物像をイメージして、その人への手紙を書くような気持ちで執筆してはどうでしょうか。

ちなみに、今回の記事で設定したペルソナは、『どうすればwebライターになれるの?』と答えを探っていた頃の“わたし”です!

【2】タイトルで勝負するなら数字やパワーワードを

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もし、PV(ページビュー)数を伸ばすために訴求力を上げるタイトルで勝負するなら、「数字」「パワーワード(インパクトを与える言葉)」は必須。

もちろんPV数にこだわらなくても、タイトルで読者の目を引くのも大切なポイントです。

この記事のタイトルを覚えていますか?

現役ライターが直伝!すぐ使える『#noteの書き方』8つ*丸パクリOK!

数字は「8つ」、パワーワードは「丸パクリOK」と、両方が盛り込んであります。

ちなみに、この記事のタイトルの「どこ」に興味をもちましたか?

つまり、「それ」がカギなんです。

数字は記事の内容にもよりますが、入れておけば読者に『答えが知りたい』と思ってもらいやすくなります。

パワーワードについては、あるとタイトルがキャッチーになりますし、『どれどれ、ちょっと見てみるか』と読者の好奇心をくすぐれます。

今回は使用していませんが、「~で失敗しない」などのネガティブ系ワードも効果大。「成功する」よりPV数が上がる場合もあります。

また、この記事のタイトルの「すぐ」とか、ほかにも「たった○分で」「わざわざ行きたくなる」「本当は秘密にしておきたい」など、読者の『なぜ?』『どういうこと?』を喚起するワードも訴求力アップにつながるでしょう。

たとえば、日記や趣味系の記事を書く場合に『タイトルで攻めるのはちょっと…』と思うなら、「記事の内容全体をコンパクトにまとめる」「絶対に伝えたいワードを2~3つ並べてからタイトル化する」などを目安にしてくださいね。

【3】見出しを見ただけで記事の全体がわかるように

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一般的にwebライティングでは、『見出しを見ただけで記事の全体がわかるような構成がよい構成』とされています。

記事の内容にもよりますが、web記事の読者は『読みたいところだけ読む』傾向にありますから、どこを読めば読者の知りたいことが書かれているかを見出しで“案内”してあげると丁寧です。

あとは、読者目線に立ったフレーズや、記事に対して想定される読者の疑問を解決するような文言を入れる場合もあります。

たとえば、「結婚式に参列するゲストの服装マナーが知りたい」と考えている男性読者への記事では、【スーツの正しい色は?OKマナーは黒かダークカラー】という具合いです。

もう、見出しだけで読者の知りたいことを先回りして伝えちゃっています。

ぜひ、読者のニーズを具体的に想定し、言葉遊びのように見出しを作ってくださいね。

【4】テキストは書く順番や文字数なども考慮して

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本文(テキスト)を書くポイントを5つ

まず1つめ。本文は、できるだけ「結論」⇒「根拠」⇒「補足」の順番で書きます。なぜなら、webメディアは縦読みだからです。

もちろん、ブログやエッセイなら縦読みなど意識しなくていいのでしょうが、読者が『早く答えを知りたい』と考えている情報系記事の場合は鉄則といっても過言ではありません。

次に2つめ。webメディアで編集部から『素晴らしい記事だ!』と褒められるのは、とにかく「わかりやすい記事」です。

わかりやすい記事の基準には『中学生でもわかるように』というのがあるのですが、なんでもビギナーさんほど難しい言葉を使ったり、文章が無駄に長くなったりするそうで、芸術性はさておき、わかりやすさを追求するなら平易な言葉や端的な表現を意識するといいでしょう。

もちろん、記事のテーマやペルソナ(ターゲットとなる人物像)によっては、「わかりやすさ」よりも世界観を重視してください。

そして3つめ。文末は、「です」「ます」でバランスを整えつつ、なるべく「です」は2回以上の繰り返しにならないようにします。

あとは、ところどころ口語調体言止め(語尾を名詞や代名詞などにすること)を活用し、リズミカルにさせるのもひとつです。

全体のトーンを揃える目的のほか、「機械的な印象にしない」ためにも活用してくださいね。

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続いて4つめ。こそあど言葉の多用を避けましょう。いわゆる「これ・それ・あれ・どれ」「この・その・あの・どの」などの言葉なのですが、こそあど言葉を縦読みのweb記事で使用すると、使用している場所によっては読者に言葉を探させたり、『どれのこと?』と混乱させたりするからです。

こそあど言葉を避けるって最初は大変なんですが、なかなかいいトレーニングになって文章に“筋力”がつきます。

さらに5つめ。文章で「ひらがな」を使う場合は可能な限り10文字以内に収めて読みやすく、1つの文章は80文字を目安にテンポよく、1つの段落は最大300文字、つまりTwitterの“つぶやき”1個分までで区切りよくしましょう。

商用の記事でない趣味などの記事なら気にしなくてもいいのですが、「読者に優しい記事」という点では効果的です。

パソコンで作成した記事なら、スマホで見返すと「読みやすさ」が可視化できますよ。

【5】文字だけどリズムをつけると文章が素敵に

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タイトルも見出しも本文も、「漢字」「ひらがな」「カタカナ」のバランスを見ながら、「、」の最適な位置も考えながら作成すると、文章にリズムがついて素敵な仕上がりになります。

あくまでも記事では文字をつづるわけですが、まるで絵を描くように音楽のメロディを奏でるように、文字をつづることに楽しく向き合ってみましょう。

【6】見出しの下に画像を貼って飽きさせない

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見出しの下に画像を貼るのは、実はweb記事の“お約束”です。

やはり文章ばかりだと読者が飽きてしまいますから、記事に変化をつけてあげましょう。

できれば、見出しの内容にマッチする画像がおすすめ。見出し×イメージ画像のセットで、読者に記事の内容が入りやすくなる効果もあります。

ぜひ、長めの記事には見出しをつけるよう意識し、見出しに合った画像で記事のストーリー性を高めてくださいね!

【7】正解の追求よりもチャレンジ精神で書き上げよう

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「note」が商用でも私用でも、書くなら楽しく書きたいものです。

書き手が楽しい気持ちで書いたなら、読み手だって楽しくなるはず。

楽しく書くために必要なのは、記事の「正解」を追求するよりも、自信をもって書き上げるチャレンジ精神かもしれません。

もちろん嘘は絶対にNGですが、細かなことは数をこなすと身につきますし、だんだん文章に自分らしさも出てきますよ!

【8】ライティングの法則が学べる本から教わる

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最後に、まだ自分で自分を「webライター」と呼べなかった頃、あるメディアの担当者から“おすすめ”として渡された1冊の本を紹介します。

人気の音楽メディアで実践されたライティング術が書かれているのですが、さすが専門家の“推し”だけあって読みやすく、目からウロコな1冊でした。

なによりも、書かれていたことを実践するとライティングの法則がスルスルとつかめ、書くことがますます楽しくなり、記事に変化が起きたせいで受注数が増えたり、受注分野が広がったりして、自分にとっては転換をもたらしてくれた1冊でもあります。

ほかにもライティングが学べる本はたくさんありますから、あながたピンと来るものを選ぶとよいでしょう。

ご紹介した本のタイトルにもありますが、まさに書くことはトレーニング。書いて書いて書きまくって、楽しく自分らしい文章力つけてくださいね!

「#noteの書き方」はテーマに合わせて活用を

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今回は、この記事そのものが「お手本」になるよう初心に戻って書かせていただきました。

ただ、この記事で紹介している「#noteの書き方」は、洗い立てのシャツをアイロンでパリッと仕上げるためのものです。

「どこ」に着て行くかで加減すればよくて、結婚式の参列ならパリッパリに、仲良しの友だちとカフェでお茶するくらいなら、ちょっとクシャッとしたラフなままでもOK。

ぜひ、記事のテーマに合わせて活用してくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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