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Mr.ダーシーと歩くペンバリー屋敷ことライムパーク

おうち時間を持て余し、バケットリストを作ったり、お菓子を焼いたりしながら感染予防に務める毎日です。こんな時こそと2019年夏のイギリス旅の思い出をまとめています。

イギリス・チェシャー州にあるナショナル・トラスト管理の邸宅「ライムパーク(Lyme Park)」(現在は臨時休業中)。ジェイン・オースティンマニア、コリン・ファースファンの私にとってBBCドラマ『高慢と偏見』のペンバリー屋敷ロケ地であるライムパークへ行くことは、バケットリストの一つ。池で泳いでびしょ濡れになったコリン・ファース・Mr.ダーシーが、思いがけず主人公エリザベスと再会する重要なシーンが撮影されました。

2019年夏、パートナーとイギリス買付旅を計画していた私に、マンチェスター郊外在住の友人夫婦から「ライムパークへ車で連れて行ってあげようか?」という素敵なオファーが!!!旅の計画を練り直して、1泊2日のマンチェスター行きをねじ込みました。当日は切符を買い間違えたり、トラムの運休があったりして、友人と合流するまでにかなり消耗。「もしやこのままライムパークへたどり着くことはできないのか…」と弱気になっていましたが無事に到着!良かった(涙)!ありがとう! Sanaeさん、Johnさん!

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駐車場にはたくさんの車。ライムパークをとりまく広大な公園ディアパークでピクニックをしたり、遊んだりしているファミリーがたくさんいました。

ライムパークは第3代ニュートン男爵によってナショナル・トラストに寄付され、トラスト管理の重要文化財建築物でありイギリス国家遺産リストにも登録されています。(ウィキペディアより)
ロケで使用されたのはライムパークの外観と中庭のみ。ちなみにBBCドラマのペンバリー室内ロケ地は「サドバリーホール(Sudbury Hall)」ですので、これから書いていくことは、ほぼ私の妄想コメントでございます。ご了承ください。

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入り口を入ったすぐの中庭には、ドラマの中で服を着替えたMr.ダーシーがエリザベスに会うために急いで駆け下りてきた階段が。この日バースにあるジェイン・オースティンセンターのみなさんがコスプレをして訪れていました。ドレス姿の女性たちに気分はリージェンシー♥

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Mr.ダーシーがビングリー兄妹とくつろいだかもしれないお部屋。

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So! gorgeous!

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Mr.ダーシーの晩餐。

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ミス・ビングリーが蔵書を褒めてたMr.ダーシーの図書室はこちら。

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ここからエリザベスとMr.ダーシーが散歩する姿が見えるようです。

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Mr.ダーシーがキューを握っていたかもしれない、ビリヤード部屋。ドラマの中でもビリヤードをするシーンが有りましたね。あれは確かネザーフィールド屋敷でしたけど。

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ジョージアナのためのピアノフォルテ?でしょうか??

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お屋敷から見えるお庭の様子。エリザベスもうっとり。

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エリザベスとMr.ダーシーの子どもができたら、ここはきっと子ども部屋。

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Mr.ダーシーのベッドを温めたかもしれない湯たんぽ。

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ジョージアナの寝室かしら。ベッドカバーが可愛い。

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Mr.ダーシーが入ったかもしれないお風呂。執事?から渡されるガウンになりたい♡

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当時、貴族や領主たちの栄華を見せつけるために作られたという温室。

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Mr.ダーシーやジョージアナの心を癒やしたであろう、バラの咲き乱れるイングリッシュガーデン。

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Mr.ダーシーとエリザベスが歩いた散歩道。

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ライムパークの前にある、池と水鳥たち。

以上、18世紀にタイムスリップしたかのような気分でご紹介してみました。ライムパークにはナショナル・トラストショップもあり、たくさんのお土産物(ティータオル・キッチングッズ・紅茶やお菓子、はちみつなどなど)、書籍、洋服や帽子などもあります。散財必至!地下にはカフェもあります。残念ながら時間切れでカフェには行けなかったので、次回またチャレンジしてクリームティを頂いてみたいな。

後日談
そういえば、このライムパークへの旅の後、ロンドンで友人Gillとお茶しながら「ライムパークへ行ってきたよ!ペンバリーのロケ地だよ」と話したら「え?どこだっけ?」という返事。コリン・ファースもジェイン・オースティンも好きなはずなのに…。そして日本に戻って、スタッフォードシャー出身の友人夫婦にも話したら「なんか聞いたことがある…」といううす〜い反応。あれ?盛り上がってるのわたしだけ??さすがに25年前のドラマだから、認知度下がってるのかしらん。イギリス人が忘れても私は忘れてないですよ〜〜。また行きたいです!

PHOTO:KONO Takafumi, KIMURA Naomi



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