見出し画像

DXを勘違いしてたかも

いつもお読みいただきありがとうございます。

薬剤師でありながら、ITストラテジストを目指して日々勉強中のmassaです。(薬剤師をやめるわけではないよ。)


学習の進捗状況

今日もいろいろ忙しくさせていただきました。その中で何とか昼休みに1時間くらい勉強時間を捻出。

2日連続勉強時間ゼロを免れましたが、完全にペースダウンです。

一応、今はOSについて勉強しています。
OSそのものはもちろんよく存じ上げていましたが、その詳しい機能というか役割については、正直ほとんど知りませんでした。

今回の基本情報技術者試験の勉強で何度も経験しているんですが、

今日も「あっ、そういうことか!」

っているアハ体験ができていて、脳にとっては本当に良い薬になっていると思います。

時間がなかなか捻出できない中、楽しめているのでモチベーションは高いままですね。

楽しめなくなったら、多分勉強を止めてしまうので、そこは自分自身に身を委ねてみようと思います。


デジタイゼーションとデジタライゼーション

IT関係のお仕事をされている方々やIT系に詳しい方にとっては釈迦に説法だと思いますが、僕は、ちょっと前に、

デジタイゼーションとデジタライゼーション

について知りました。

お恥ずかしい話ですが、薬剤師さんたちの中では僕以外にも多分勘違いしている人が多いように思います。

ちなみにデジタイゼーションは、

アナログで行ってきた特定の業務をデジタル化すること

と定義されます。

すごく簡単な例を挙げると処方箋を電子化するとか、お薬手帳をアプリにするとか、領収証をPDFにしてメールで送るとか、薬局業務で言うとそんな感じでしょうか。

まあ、今までアナログで使っていたものをただ、デジカル化したってだけです。

まあ、これだけでも進歩しているとも言えますが、僕はこれもDXかと思っていました。お恥ずかしい。。。

で、デジタライぜーションの定義は、

デジタル技術を利用して業務プロセスやビジネスモデルを変化させ、新たな価値を生み出すもの

です。

つまり、デジタル化した処方箋や電子お薬手帳の内容をもとに様々な分析をして患者さんの薬物療法に役立てたり、SNSなどを利用することでいつでも薬剤師に相談できるような状況を作ったりすることかな?(間違っていたらごめんなさい)

僕は、これもデジタイぜーションと同じようにDXかと思っていました。

でも、違うんですね。

そもそも「DX」は、

「業務をデジタル化すること」ではなく「デジタル・ITといったテクノロジーを業務に取り入れることで、企業の提供価値を高め、社会をより豊かにすること」

です。

なので、デジタイゼーションはDXのための準備段階ではあるけど、DXそのものではないんですね。

確かに、ペーパレスにしただけじゃあ、薬局の価値は上がりません。

では、デジタライゼーションはどうか?

これは、DXにかなり近づいている気がしますが、どうやらデジタライゼーションでもDXとまではいかない。

なかなか難しい概念です。

考えてみると、薬局のICT化、DX推進が叫ばれているんですが、今やっていることってDXではなくて、ほとんどがデジタイゼーションですね。

いわゆるペーパレス化・・・。それも今の所、中途半端・・・。

もちろん、ペーパレス化もしないよりは全然良いと思いますが、ここで満足して、薬局のDXが進んでいるぞ!となるとちょっと危険かもしれません。

薬局のDXについて、僕は完全に間違っていました。

もっと本質的な薬局のDXを推進しないと、どんどん世間に取り残されてしまいそうです。

まだまだ勉強不足です。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

また明日。


この本で、デジタイゼーションとデジタライゼーションについて知りました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?