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10代最後で得た知見

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私は今月末で20歳になります。

そんな20歳目前の1ヶ月半。
さとのば大学に出逢い南相馬にやってきて、
今まで知らなかった自分、なりたい自分を見つけることが出来ました。

心を動かされ、これからも忘れたくないと思う気持ちを
“10代最後で得た知見”として、
お世話になった方々に伝えたいと思います。

私のこの1ヶ月半の学びのまとめ、ゆるく見ていただけると嬉しいです!

1.心地良い在り方

私は小さい頃から、自分のリーダー性の無さや発想力の乏しさを気にしていました。

そしてさとのば大学に来てから2週間ほど、その気持ちが今までで1番強かったです。

講義を通して見える、他のさとのば生の意識の高さ、既に行動に移している姿、考え方や発言力、とにかく周りがキラキラして見えて、
2月の前半は、常に焦燥感に駆られていたのを思い出します。

そんな中での、“マイプロを考えて実践しよう”というさとのば大学のひとつの指針。
正直私には、とても重荷になっていました。


でも、南相馬で生活していくうちに、自分のやりたい事に一生懸命な人や頑張っている人と沢山出会い、ひとつの気づきが自分の中で生まれます。

それは、

「誰かのサポートをすることに興味を持ってる自分がいる」

ということでした。


ちょうどその頃、コーディネーターの井上さんとの面談で

「サポートがいないと輝けない人もいるんだよ」

というお話を聞いたばかりでした。


“自分で何かを生み出す”ということに囚われていた私にとってその言葉は、劣等感を抱いていたありのままの自分の気持ちを肯定してくれるものでした。


そして私は、人のサポートに徹する日々を送りました。

相手が何を求めているのかを考える時間や、
更に良くして返そうと励む時間が、
たまらなく楽しかったです。

そこで初めて、これが今の自分にとっての心地良い在り方なんだと気づくことが出来ました。

自分を無理に変えようとしないで受け入れることへの不安が消えたような気がします。


2.これは誰にも渡さない

“知識は誰にも奪われない自分の宝になる”

私が高校時代から心に刻んでいるフレーズです。


周囲の顔色を伺って常に他人軸で生きてきたような私が唯一誰にも渡したくないと思えるもの、それが知識でした。


知識って、積み重ねれば重ねるほど自分を守ってくれるし、その分選択の幅が広がるもの。
人生を豊かにする最高の味方だと思います。

そんななか南相馬に来て、新しく “誰にも渡したくないもの” が増えました。


それは “経験” です。


私はずっと、失敗を嫌ってきました。
かといって大それた成功を望んでいる訳でもなく、かなりの慎重思考というか、つまらなく言うと常に平坦な人生を送っていた感じです。

そのせいか、今までの成功体験・失敗体験を聞かれても、いつもすぐに答えられません。

だけどこっちに来て、沢山の経験を経てきた方々に出逢いました。


休学して海外に飛び回ったことがあったり、
他人とは違う突飛な経歴を持っていたり、
多くの趣味に手を出していたり、、


色々な経験を積んできた人と話すって、とても面白いことなんだと初めて知りました。

そういう方の発言ってまず重みが違うし、何より言い回し、言葉の選択が素敵だなと感じます。

色々なものを見て感じてきたからこそ発せられる言葉。
会話していて、響くものが沢山ありました。


そしてその人が経てきた“経験”が今のその人の姿を創り上げて来たんだと思うと、
物凄く価値のある、何にも代えることのできない財産だなと強く感じます。


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そんな方に、失敗が怖いという相談をした時がありました。

そうしたら、

「失敗は、自分を深く知れたということだ」 

と教えてくれたんです。


成功したら勿論嬉しいしそれに越したことはない、だけど失敗は、その先が本番だ。

その失敗を今後にどうアウトプットするのか、それ次第で大きな成長が待ってる。


失敗を毛嫌いしていた私にとって、凄く腑に落ちた言葉でした。


成功も失敗も、胸を張って自分の“経験”だと言えるように沢山行動してみよう、そして何にも代えられない自分の味方をもっと増やしていきたい、
そう思えました。


さとのば大学へ来たということも、
胸を張って言える大切な経験の一つです。


3.才能とは

皆さんは、自分の才能をすぐに答えられますか?

正直、私はまだ明確にこれと言えるものはありません。

でもひとつ分かったことがあって、それが

“与えてからが本当の才能だ”

ということ。

さとのばの講義中、


「あっきーは自分ごと化、言語化がちゃんとできていてすごい」


と言ってくださった方がいました。

でもこれって、私自身今まで当たり前にしてきたことです。

確かにすぐ頭で自分に置き換えて考えがちだし、思いを言語化して書き出すことは昔から大好きでした。

この事をすごいと言ってくれる人がいる。

これって、少なくともその人やそのコミュニティに対しては、紛れもない自分自身の強みになるものだと思います。

それに気づけるだけでも、すごく価値のあること。


でも、大切なのはそこからだと思います。

“私にとって当たり前にできることは、誰かにとっては当たり前ではない。”

だからこそ与えて助ける。


これは、南相馬で地域の方のお手伝いをした際にも実感しました。

相手の苦手分野を、私に出来ることで補える。

そんな瞬間を味わうことができたんてす。

他人の為に自分の強みを発揮できて、そうして初めて、自分にとって本当の“才能”と呼べるものになるんじゃないかと思います。

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次の二つは、私がこの1ヶ月半で見つけた自分の強みです。

✓自分ごと化と言語化

✓地道な作業が好き、集中力がある

些細なことだけれど、自分で自分の強みを実感できたことが凄く嬉しいです。

そしてこれからは、そんな強みを誰かの為に使って

“秋葉優香に頼みたい”

“秋葉優香と一緒に何かしたい”

と思ってもらえるような大人なりたいです。
これが1ヶ月半過ごして見えてきた、なりたい自分です。


4.はじまり

「今までの人生で、1番自分に影響を与えた原体験は? 」

と聞かれたら迷わず、

“さとのば大学に出逢って南相馬に来たこと”

って答えます。

そのくらい、この1ヶ月半は私にとって意味のある時間でした。


楽しいことだけじゃなかったけれど、
自分が変わるきっかけって、そういう辛さとか悔しさとか、悲しみに隠れてるのだと実感しました。

全てが上手くいって、ただただ楽しいだけの1ヶ月半。
そうだったらきっと、直ぐに飽きて外してしまう、自分の装飾品が増えていただけだろうなと思います。

今は逆に、まっさらな自分になった気分。
でも、着飾った自分より遥かに自信も生気も感じてます。

こう思えるのは、さとのば大学や南相馬で出逢えた全ての方々のおかげです。
「あっきーが頑張ったからだよ」
っていう人もいるかもしれないけど、ここではそれよりも、感謝を伝えさせてください…!

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そして最後、私の好きな言葉で、

“自分の心を動かしたものだけが、真のインプット である。
他人の心を動かしたものだけが、真のアウトプットである。”

というものがあります。

このnoteで少しでも誰かの心を動かせていたら、
この1ヶ月半で得たもののアウトプット第1段階、成功です…!

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さとのば大学in南相馬 で得た学びを忘れずに、
これからは自分のなりたい大人になっていけるよう、常に考えて行動していきたいです。

1ヶ月半、沢山の学びを本当にありがとうございました、、!

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