ジェンダーが迷子です。 | はじめてのnote

男で在る行動をとりながら、女で在ることを矯正する行動をとるという、ジェンダー迷子で間違えているかもしれない生き方をしている専門学生です。

自分の心では、
主に以下の思考が綱引きをしています(?)

綱その1. 「男で在りたい」
綱その2. 「男で在りたい自分を認めたくない」
綱その3. 「性別なんて気にしていたくない」

自分の心の綱さんたち


綱さんたちの生い立ちを辿って、ジェンダーが迷子になった経緯をお話させていただきます。



綱さんたちの生い立ち

綱その1. 「男で在りたい」の生い立ち

自分が「男で在りたい」と自覚するようになったのは中学2年生の頃です。
当時、いじめがきっかけの不登校が原因解消されてもずるずると続いていたため、母から「性同一性障害?」と聞かれました。

そこから不登校をなんとかするため、自分の心を知ろうして、「男で在る」「女で在る」ことの意味を考えてみたり、それぞれの性別で自分のこれからを想像してみたり、いろんな視点で自分がどう思っているのか考えました。

その中で見えた自分の心が、

  • 「女で在る」自分のこれからが、想像できないというか、考えると心が苦しくなる

  • 女であるかと自分に問うと、そうだとは思えない

だったので、「男で在りたい」のかもと自覚するようになりました。

綱その2. 「男で在りたい自分を認めたくない」の生い立ち

「男で在りたい」のかもと自覚したと同時に、当時の自分は、性別なんて制服が違うだけだろうと、なぜ男で在りたいと思わなければならないのか、納得できませんでした。

確かに振り返れば、男っぽいと思われる傾向の子どもだったと思います。
仮面ライダーに憧れるだとか、男友達が多いだとか、七五三を嫌がるだとか。
でも、仮面ライダーに憧れたり、男友達が多かったり、七五三を嫌がったり、そんな子ども男女関係なくいるだろうし、んなこといったら、ぬいぐるみだって好きだし、プリキュアの衣装着てプリキュアごっこやっただろうとツッコミました。

それから、男で在りたいかもしれない自分を否定するべく、積極的に女友達と関わったり、女の人しかいない環境に身を投じたり、正しいのかよくわからない行動をするようになりました(笑) 

綱その3. 「性別なんて気にしていたくない」の生い立ち

男で在りたいと思うことに納得できないし、
女で在ると認めることも苦しいし、
ていうか、なんでこんなに性別を気にする必要があるんだと。

頭の中では、
「制服なんかただ着てればいいし、性別欄も◯をすればいいだけだろう。可愛い男の子もいるし、かっこいい女の子もいるし、気にするから気になるだけで、気にしないようにすれば良いじゃん」

心の中では、
「苦しいものは苦しい。もはや自分自身を否定しようとしてないか?」

ここから、
「男で在りたい」
       VS
「男で在りたい自分を認めたくない」
       VS
「性別なんて気にしていたくない」
の綱引き人生がはじまります。


noteに残す理由

ジェンダーに振り回されながら、現在も迷子状態です。
なので、これまでの自分の行動や考えを見つめ直して、これからの自分の在り方を考えていきたいという理由がまず一つあります。

また、どんなかたちであれ、自分のようにジェンダーに悩む方はいるのではないかなと思っています。性別をそのまま受け入れて過ごせない自分に、不安を感じ、嫌悪することがたくさんありましたし、それは今でもあります。
なので、悩みや考え、気持ちを残すことで、誰かの安心につながる一つになったり、このような悩みをもつひとがいることを知ってもらうきっかけになったりできたらという理由があります。


noteに残す今後の内容

心の綱さんたちが綱引きしているので、考えに矛盾したりしなかったりする行動というか検証というかいろいろしてきました。
女子校に入学したり、声を変えたり、性別を言わない選択をしたり、男として見てもらったり。。。
今は就活の時期なので尚更考えて、悩んで、決意しての繰り返しです(笑)

そういった人生イベントもジェンダーの悩みを抱えた観点から、気が向いたときに発信していけたらなと考えているので、読んでみていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いしますm(_ _)m

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