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研究の日々

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#環境問題

その土地に住み、土地の人とともに環境問題に挑む研究者

その土地に住み、土地の人とともに環境問題に挑む研究者

亀岡さんは学生時代にインドネシア・スマトラ島のリアウ州で熱帯泥炭地火災をテーマに滞在型研究を行っていました。

泥炭地とは植物遺体などの有機物が堆積してできた土壌のこと。もともと泥炭地は表面が水で覆われた湿地環境でしたが、パーム油用のアブラヤシやパルプ用のアカシアの栽培のために排水がなされ、乾燥化が進みました。

乾燥化した泥炭地では火災が起きやすく、2015年には、兵庫県の面積に匹敵する約86万

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「温暖化対策に向けて必要だと思うこと」は何か――日本のハイティーン1000人の答え(の計量的な分類)

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「温暖化対策」と聞いて、真っ先に何が思い浮かぶでしょうか。
日本のハイティーンたちの答えは、大きく分けると6~8種類ぐらい出てきたようです。

RE:CONNECTを京都大学とともに実施する日本財団は、「18歳意識調査」というものを2018年9月から継続的に実施しているようです。日本で18歳というと、投票権が付与されたり2022年4月より成人年齢になったりと、近年新しく法的に「最年少の大人」になる

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