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考え方を変えるだけでは人は変われない!ダメダメだった私が誘惑に打ち勝つことができた“真の脱却方法”とは

運動・勉強など何かに力を注ごうとした時、漫画、SNSや動画配信サービスなどの誘惑に負けて結局力を尽くすことができない、そんな自分に嫌気がさしてしまった。そんな経験はありませんか?今回は、中国語を習得するため、語学学習の習慣化にチャレンジしたれいなさんへのインタビュー記事です。れいなさんにはインタビューを通じて、楽な方へ簡単に流されてしまう自分とどう向き合っていけばいいのか伺ってきました!自分が決めたことを継続するのが難しいと思っている方は、是非読んでみてください!
※この記事は以前投稿したのを再編集して投稿しています。

きっかけはマイナス思考の改善

— 本日はよろしくお願いします!早速ですが簡単に経歴を教えていただけますか?

今は人材紹介の会社でキャリアアドバイザーと営業をしています。7月から夫の転勤に伴って台湾で生活するので、現地でリモートワークをする予定です。

— 台湾での生活に向けて中国語を勉強していると伺ったのですが、リクラスに参加されたのはやはり語学学習の習慣化のためですか?

いえ、最初は自分のマイナス思考を直したくて参加しました。元々、人の反応を気にしちゃう性格がコンプレックスで直したいと思っていたのですが、どうすれば直せるかわからず、直すきっかけもなく時間だけが過ぎてしまいました。

リクラスのサービス概要を聞いて、普段自分がいるコミュニティと違う人たちと接して、マッチングしてもらったペアの人とコーチングしあうことで、自分を見つめて知らない私を知ったり、自身の考え方を良い方向へ変えられるきっかけになりそうと思い、参加を決めました。

— 最初はれいなさん自身の思考の癖を改善したかったのですね。具体的にはどのように改善されたのですか?

最初はスリーグッドシングスと言って、その日良かった出来事を3つ書くことから始めました。またペアの方と一緒に自分の気持ちを整理したりすることで自分がどんな気持ちを抱えていたのかを客観的に見れるようになり、気持ちのコントロールができるようになりました。

当時後輩の教育で悩んでいて、自分のアドバイスが相手に響いているかわからずモヤモヤしていました。ただ、自分の気持ちを客観視する中で、相手に良い影響を与えようとするのは自分のエゴだなと気づけたんです。

元々完璧主義な傾向があるのですが、それを周りに押し付けていたなと思います。それまでは自分がどうしてモヤモヤしているのか理解できておらず、それがストレスに感じていました。ですが、自分のエゴに気づけたことで過度に悲観的にならなくなり一歩引いて行動できるようになりましたね。

モチベーション維持の秘訣は「戦友」の存在

— 自分の奥底にある気持ちを理解することで悲観的に考えてしまう癖がなくなっていったのですね!語学の勉強はどのような経緯で取り組むようになったのですか?

マイナス思考が改善してきたことで気持ちに余裕ができて、新しいことにチャレンジしようと考えていました。ちょうどそのタイミングで夫の台湾駐在の話が出てきたのです。

さすがに最初聞いたときは驚き、お互いどうしていくのが良いのか話し合いをしましたね。遠距離で過ごすという選択肢もありましたが、最終的にはこれも新しいチャレンジだと腹を括り夫と共に台湾に行く決意をしました。中国語はこれまで全く知らなかったのでゼロから勉強しなければと思い、語学学習の習慣化を次のチャレンジに定めました。

— 語学学習は一朝一夕では身に付きづらいので、モチベーションを保つのが難しいイメージがあるのですが何か工夫などされていましたか?

おっしゃるように語学の勉強は日々の積み重ねが重要ですし、結果が目に見えるわけではないのでモチベーションの維持はすごく難しかったです。正直最初は取り組んでみたものの、仕事などで疲れて実施できない日々が続いた時もありました。ただそれではいけないと思い、自分と同じように継続的に努力している仲間と切磋琢磨しあいながら進めることでモチベーションを保つようにしました。

— 以前別の方にインタビューをした時も仲間の存在が大切だとおっしゃっていました。具体的にどのような部分がモチベーションの原動力になったのでしょうか?

自分以外にも頑張っている人がいると思えることですね。リクラスではslackというグループチャットを使って自分や他の人の投稿を見ることができるのですが、それによって他の人が頑張っている様子をみれるので、自分も頑張ろうと思えました。

グループチャットには勉強に特化したstudyチャンネルというものがあります。主に語学の勉強をしている人たちが投稿しあう場所があるのですが、そこに参加していた一人が英語学習の記録を毎日投稿していて自分の励みになりましたね。正直彼の存在は大きかったです。

実はお会いしたことがなく、zoomやslack上でしかやりとりしていなかったのですが、自分が勉強の記録の投稿するとコメントをしてくれたり、逆に私もコメントしたりとお互い励まし合っていました。一度だけお話しする機会があったのですが、その時はお互いにあなたがいたから頑張れましたと伝えあえて嬉しかったです。正直一人では頑張れなかったので、もはや戦友みたいな存在ですね。

— 確かに戦友という言葉がぴったりですね。

夫も語学の勉強をしていたのですが、夫の場合距離が近すぎてお互いの進捗が気になったり比較してしまうので情報交換はしても報告をしあったりすることはなかったんですよね。その点リクラスの仲間は頑張っている領域が違うからこそ、純粋に応援しあえる関係になれたと思っています。

乗り越えることで気づいた真に改善すべきこと

— 第三者同士だからこそ利害関係なく応援し合えたのかもしれませんね。
ちなみに語学学習の習慣化を通じて気づいたことがあれば教えてください。

語学学習を頑張る中で、それまでの自分は本当の意味で自分をコントロールできていなかったなということに気が付きました。真に直すべきだったのは自分の思考だけでなく、毎日の小さな行動、そして生活習慣だったんです。つまり毎日の行動の積み重ねが生活習慣を、そしてマイナス思考を作っていることに気が付きました。

感情を整理できるようになったことで、確かに自分を客観的に見つめれるようになりました。ただし、それでもSNSを見過ぎちゃうみたいな行動を取ってしまい自分ってダメダメだなと後悔することもあったんですよね。

ただ、語学を毎日一定時間勉強するには朝いつもより早起きする・SNSは見過ぎないなど生活習慣自体を変える必要があり、結果自分が後悔するような行動に対しても自制が効くようになりました。語学勉強を始めて最初の頃は自分に甘く、時には誘惑に負けてしまう日もありましたが、戦友の存在もあって乗り越えることでダメダメだった自分を好きになることができました。

— 語学の勉強はれいなさん自身の価値観にも大きな影響を与えたのですね。
最後に今後の抱負を聞かせてください。

自分が変われてよかったなあと思っているので、これから先、悩みや頑張りたいことが出てきても前向きに乗り越えたいと思っています。

また戦友の存在のおかげで自分自身頑張ろうと思えたので、自分も相手にポジティブな影響を与えれる人になりたいです。そのためにもまずは勉強を通じて身につけた語学スキルを活かして、台湾での生活も頑張っていきたいと思っています。まずは友人を作るところからですかね。

あと、リクラスを通して新しい人と出会い自分を変えるきっかけになったので、人との出会いを大切にし、出会った人への感謝や敬意を忘れずに生きたいなと思っています。

— 素敵な抱負を聞かせていただき、何よりれいなさんの自分に真摯に向き合う姿はとても参考になりました、本日はお話していただきありがとうございました!

インタビュー:賀茂 慎一郎 撮影:清原 明音 編集:井上 勇人

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