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「覚悟を決めるしかない」ー誰かのせいにしがちだった自分が、現実を変えるために一歩踏み出したきっかけとは

うまくいかないことが起きたとき、現状から目を逸らし誰かのせいにしたくなる。そんな経験はありませんか?今回はパーソナルジムを開業し、どうすれば現状打破できるのか、常に試行錯誤を重ねられているヤスさんのインタビュー記事です。ヤスさんはリクラスをうまく活用し、理想の未来を実現するためにどんどん行動されていますが、なぜそれができるようになったのか、その背景にはどのような葛藤があったのかなどをお伺いしました。

現状を変えるきっかけを求めてリクラスに参加

——本日はよろしくお願いします!早速ですが、まずリクラスに入会された理由を教えてください。

当時パーソナルジムを開業してから約1年が経過していましたが、業績が思うように伸びず経営者としてどのように日々を過ごせばいいかも手探りで、日々もどかしさを感じていました。「この現状をどうにかしないといけないな」と思っていましたが、どうすれば改善できるかもわかっていませんでした。そんな中リクラスの広告を見つけ、現状を変えるためのきっかけにできるかもしれないと思い、入会を決めました。

<プロフィール>
石原廉寛
大学でスポーツメンタルトレーニングを学んでいたことから、新卒ではパーソナルトレーナーとして活動し、現在はその経験を活かしパーソナルジムを開業。多くの顧客の身体作りをサポートしている。

——入会されてみてからはいかがでしたか?

取り組むべきことが明確になり、参加して良かったと思っています。リクラスでは自分が立てた目標に対して、他メンバーと振り返る機会が毎週あるんですが、その時間は自分を大きく成長させてくれました。

少し具体的にお話しすると、目標を達成するために私自身が立てた行動に対して、他メンバーが鋭い問いを投げかけてくれたんですよね。例えば「その行動をより定量的に表すとどうなるのか」や「細かくタスク分けすると、どんなことが挙げられますか」などです。そのような質問を受けて、自分の考えが甘かったことを痛感しましたが、それを受け入れて改善することをとにかく繰り返していました。

現状を受け入れる大切さを学んだ大学時代

——できないことがあっても、逃げずに向き合えることがヤスさんの強みだと感じました。ヤスさんのその強みは、以前から持たれていたのですか?

いえ、以前は全く違い、大学までは現実から目を逸らし、人のせいにすることが多かったです。そんな自分の弱さに気づいたのが、大学プログラムの一環で任されたソフトボール部のコーチ活動で、自分を大きく変えるきっかけになりました。

そのソフトボール部は今まで指導者がおらず、自主性に任されていたこともあり、チーム内のモチベーションには差があったんですよね。なかなかモチベーションが上がってこない選手には「どうして向上心高く練習に打ち込めないんだろう?」ととても悩みました。そのうち不満が募り、いつしか私自身もチームへのサポートに身が入らなくなっていました。そんな中、恩師から「最後は指導者の責任なんだよ」と言われ、それが当時の自分にぶっ刺さりました。
「現状を良くしていくには、どんな状況であれ、できていないことをまず受け入れる必要があるんだ」と気づき、他責にせず行動することを決めました。自分がやるしかないと覚悟が決まることで、コーチとして指導する時も力が入るようになり、現状を受け入れることで行動にも変化が現れることを実感できたのは当時の自分にとって大きな出来事で、今の自分に繋がる原体験にもなっています。

——嫌な現実から目を逸らさない大切さを学んだからこそ、リクラスでも一歩踏み出すことができたのですね!

そうですね。リクラスでも自分ができていないことに気づかされる場面が多くありました。現状に向き合うことで見えてくる景色があることを知っているからこそ、今の状況に素直に向き合い、改善し続けることができたと思っています。責任転嫁すると一時的に楽な気持ちにはなりますが、現状は何も変わらないですし、理想の未来も手に入れることはできない、と強く感じています。だからこそ、これからもコーチ時代での学びを活かして道をどんどん切り開いていきたいです。

——最後に、今後の抱負をお願いします。

コーチングスキルを向上させたいです。今までは「自分が何かを教えることがその人にとって学びになる」と考えていたのですが、リクラスで他メンバーからの問いによって自分の思考が深まった経験から、「誰かから問いをもらい、自分で考え気づきを得ることも、その人にとって大きな行動変容に繋がる」と気づきました。またジムのトレーナーとして日々生徒さんと接している時に、自分で課題に気づいた人の方が行動が持続すると感じており、コーチングスキルを向上させることで一人でも多くの生徒さんが理想の体を手に入れ人生をより良く生きるお手伝いができたらと思っています。

インタビュー:川本海景 撮影:清原 明音

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