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飲食店の通販・惣菜販売の支援アプリ「食品表示印刷」をひとりハッカソンでつくった話。

前々からつくろうと思ってたアプリをひとりハッカソンでつくりました!大体、Webアプリのリリースに1日、モバイルアプリ化に半日、LPやこの記事書いてるのに半日という感じなので、「アプリを2日でリリースした」と当分言っていこうと思います。

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アプリはシンプルなツールアプリで、食品表示ラベルを印刷することができます。ログインも必要ないので簡単にお試しいただけます。

どういうアプリ?

つくった理由はありきたりですが、「知り合いが困ってたから」です。

緊急事態宣言以降、飲食店は、感染拡大防止のために、換気をよくし、席数を間引いて客同士の間隔をあけながら営業するようになりました。そして、少なくなった席数(売上)を補填するために、惣菜販売や通販をはじめたけど「食品表示ラベルの印刷が難しい」と・・・。

ちなみに、食品表示は違反すると罰則がとても厳しい義務です。

けれど、狭い店だとパソコンとプリンタ置く場所ないですし、じゃあラベルアプリでぽちぽちと数十種類のラベルをつくるかといわれると、難しいです。基本的に、一般的なラベルアプリは「レイアウトアプリ」で、データリソースアプリではないんですよね。

なので、このアプリは「いろいろできる」機能はないです。製造者を登録し、アイテムを登録・印刷・検索できるだけのシンプルなツールアプリです。「あったらいいかもしれない」仮説検証アプリなので、機能はすごく絞って実装しました。

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印刷することが目的なので、細かいレイアウトや線の装飾とかできません。そういうDesignをする前の「食品衛生法を守る」というところをクリアするためのアプリです。また、小規模事業者前提です。

ラベルは以下のようなフリータイプが売ってるので、いつもの印刷用紙の代わりにこういうのをつかってもらうとOKです。

どうやってつくった?

Ionic Frameworkというモバイル向けのWebコンポーネントフレームワークをつかって、HTML/CSS/JavaScriptでつくりました。ですので、モバイルアプリだけではなく https://app.foodlabel.rdlabo.jp/ のようにWebアプリとして利用することができます。

そして、それをCapacitorというWebをモバイルアプリ(iOS/Androidアプリ)としてリリースするためのライブラリをつかって、App StoreとGoogle Play Storeからも配信しています。デザイン含めてあまり特別なことはせずにつくっています。

Web制作ができるようになればこういったアプリをつくれる時代ですので、興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。

おわりに

まだまだ「こういうアプリがあれば(飲食店は)簡単にラベル印刷できる?」「もっといいやり方がある?」「一般的な印刷機じゃなくて、(特殊な)ラベルプリンタのほうがいい?」という仮設検証段階ですが、どんなものなんだろうとさわっていただけましたら幸いです。

それでは、また。

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