2024-11-30 GDG DevFest Tokyoでの本屋ブース結果報告

昨日はGDG DevFest Tokyo 2024が開催され、現地で本屋ブースを出店して書籍の販売をしておりました。イベント運営のみなさんお疲れ様でした!お店に立ち寄ってくれた方、買ってくれた方がたも大変ありがとうございました!

というわけで、販売の結果報告をしていきます。

販売数

今回は全部で10タイトル、合計80冊を商品として販売しました。そのうち、出店中に販売できた冊数は…

53冊でした!

タイトルごとの内訳は以下のとおりです。

  • Go言語による並行処理 2冊

  • 効率的なGo 2冊

  • エキスパートたちのGo言語 3冊

  • 改訂2版 みんなのGo言語 1冊

  • ディープラーニング実践ガイド 2冊

  • JavaScript Primer 3冊

  • 事例でわかるMLOps 10冊(完売)

  • エンジニアチームの生産性の高め方 10冊(完売)

  • 図解即戦力 Google Cloudのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書 10冊(完売)

  • 詳解 Jetpack Compose  10冊(完売)

4タイトルを完売できて非常にうれしい結果になりました。特に『エンジニアチームの生産性の高め方』と『詳解 Jetpack Compose』については割と早い段階で在庫薄になっていました。Go関連の本はけっこう多めに仕入れていましたが、参加者のGoへの関心がそれほどではなかったということと、GoのGDEであるtenntennさんが体調の都合で急遽オンラインになってしまったことも重なって、訴求力が足りなかったかなと。ここは次に向けて反省です。

販売数の時系列変化も見てみましょう。青いラインが販売のトレンドですが、開場直後の基調講演前に来てくれた方は、事前に本屋があると知っていて来てくれた方もいれば、忙しくなる前に買っておきたいスタッフの方もいました。基調講演が終わったあと、14時ごろからはセッションの合間の休憩時間のたびにちらほらと買いに来てくれる方がいて、ひとり買い出すと人が寄ってきて次々売れるという連鎖が起きていました。序盤で1冊買った人が、発表を聞いて別の本も欲しくなってまた来るということもありました。

販売数の時系列変化 開場直後と序盤のセッション後によく売れた

収支

ボランティアで赤字を出しながらやっていると思われるのも違うので、透明性のためにざっくりとお金の話もしておきます。

まずは今回販売した本の売上です。買っていただけた53冊の合計売上は、165,030円(消費税別)でした。ここから原価を引いた分が粗利ということになります。タイトル個別の取引については伏せますが、原価(卸値)を引いた粗利は34,174円でした

キャッシュレス決済手段ごとの手数料がかかるので、それをまず費用として引きます。今回は合計で5,234円ということで、残りは28,940円です。高いは高いですが、会場で現金16万円を扱わなくて済む運用上のメリットのほうが勝るかなと思います。

ここからその他の経費を引いて利益が出ます。ブースを出すにあたっていろいろと準備をしたのでその費用を計上します。今回限りのものと今後も使えるものが混ざっていますが、そこはざっくりということで。

  • ポップスタンド 1,890円 (イガラシプロ スリムポップ君

  • ポップ印刷 120円(セブンイレブン)

  • テーブルクロス 3,256円(ユザワヤ)

  • キャリーカート 5,436円(TRUSCO 折りたたみキャリーカート)

  • 紙袋 1,354円(Amazonで適当に)

  • 付箋、カッター等 1,738円(LoFTで適当に)

以上、合計で13,794円の費用となりました。これを引いて、15,146円が今回の出店による純利益(仮)となりました。(仮)というのは、実はこのあと残った本を出版社や取次に返品する必要があるので、その発送料も含めたところで確定します。とはいえ、少なくとも赤字ではないということで、本当にありがとうございました。

当日の様子

Twitterでは `#devfest書店` という即席のハッシュタグを使っていろんな方が投稿してくれました。喜んでもらえたようでとてもうれしかったです。

やはり、著者や訳者など、その本の作り手側の人がその場にいると協力してくれますし、そうでなくとも売る側も「その本、そこにいる◯◯さんが書いてるやつなんですよ」とセールストークがしやすくなりますね。

次の出店先イベントを探しています

というわけで、はじめての本屋ブース出店をやってみて、手応えと勘所がつかめてきました。いろいろ反省ポイントもありますが、それなりに持続可能な形でやっていけるイメージも持てているので、また別のイベントにも出店したいと思っています。

出店するイベントのテーマや登壇者に合わせて選書するところからやりますので、「うちのイベントにも本屋ほしいな」と興味を持ってもらえた主催者や運営スタッフの方がいらっしゃったら、気軽にご連絡ください。運営の @laco2net へ直接DMでもいいですし、Googleフォームもあります。送りやすい方で送ってください。

改めましてイベント運営のみなさん、スピーカーのみなさん、参加者のみなさん、お疲れ様でした & ありがとうございました!またどこかのイベントの本屋で会いましょう。


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