誰かの正義は誰かの不謹慎

厨二病系のアニメが面白くて、
シリーズものにハマって、寝不足ぎみ。
今日はうたた寝をたっぷりしたので、
気持ちがよかったです～～　(*´ω`*)

しかし、厨二病とは、面白い概念です。

心理臨床では、思春期心性とか、
思春期妄想症とか、呼ばれる
精神病理があります。

思春期特有の葛藤や悩み、
強くなると、強迫行為や妄想とかまで出てきて、
一時的に精神病みたいになるけど、
大人になったら、抜けてくるから、
それほど心配ないやつです。

しかし、厨二病とはね。
いいネーミングだ。
かっこいい。

精神医学診断とか、
心理学の専門用語より、
こういう、自己病名みたいなのがあると、
救われますね。

最近、おそらく芸能関係やアーティストや、
表現活動をするお仕事の人にとって、特に、

失言や不謹慎だと、すぐ火がついて、
炎上や爆破を起こしやすムードで、
ヒヤヒヤ、萎縮してしまうんじゃないか。

この社会病理にも、
ちゃんとうまい病名があるのを、最近知った。

不謹慎厨、とか、
不謹慎狩り、

と言うんだって。

なぜ不謹慎と騒ぐのか？意外と怖い不謹慎厨の5つの心理と対処法6つを解説 | なぜなにどーして？

災害や正義に便乗して、
攻撃性を発散させてしまうって感じみたい。

これも、なぜか最近知ったのですが、
ジョン・レノンも、キリスト発言っていう、
命を狙われるまでの大騒動だったんですよね。

誰かの正義は誰かの不謹慎。
いろいろ、知らなかったけど、
失言や不謹慎に対して、人類が取ってきた心理って、
あなどれないですね。

でも、そんな歴史が繰り返されていて、

不謹慎厨、みたいなネットスラングに、
ちょっと、ホッとした気分になったのでした。