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オタクの評価は(あんまり)アテにしない方が良い

【Roadroller Sound Studio】(@RBYYYYYYYYYYYYY)です。

今や誰もが使用しているTwitter。

スマホを眺めているだけで世の中の色んな情報が得られる便利な時代。

しかし、日本人はただでさえ「他の人もみんな言ってる」という言葉、状況に影響を受けやすいため、それらの良し悪しを判断せず、流れてくる情報に当てられている可能性も高い。
つまり、昨今の声優や作品に対するオタクの評価も本当に正しいのかと思うことがしばしばあるわけです。

特に最近気になっているのが女性声優について。

まず一番の問題だと思っているのは "明け透けにズバズバ物を言うこと" を面白いと評価するオタクです。

とにかく炎上を恐れる今の時代には珍しいキャラに映るわけですね。
芸能人で言えば、ヒロミ、坂上忍、長嶋一茂辺りが数年前から再ブレイクしたように見えました。

でも今はどうでしょう?
僕が知る限りでは当時ほど今は評価されていないと思います。

結局ほとんどの人間にとって、観ていて聞いていて "不愉快" なんですよ。

無神経な人間の無神経な発言を、無神経な視聴者がその時の感情で手放しに評価した結果が今。

これを女性声優がラジオ番組等でやった時に、無神経なオタクがそれらの発言を評価することを僕は一番危惧しているわけです。

面白いか面白くないかではなく、その場に適した言葉かどうか、(100%は無理だとしても)不快に感じる人は居ないか、将来その発言が問題にならないかどうか等を判断して評価すべきだと僕は思っております。

無神経に何もかも喜んでしまえば、本人もそれが良いことなのだと勘違いする可能性も十分にある。
間違った価値観のまま過ごし、将来何かトラブルが発生した際に自分の推しを応援できなくなってしまう事態ほど悲しいことはありません。


次にTwitterで面白い人と、喋りが面白い人は別ということも触れておきたいです。
視覚的に入ってくる情報だけで評価しがちなのもオタクの特徴ですが、その結果、Twitterで面白いと評判だった人がラジオ番組のパーソナリティーに選ばれても、実際の喋りはそんなに面白くないという結果が待ってたりします(ハードルも必然的に上がっちゃいますしね)

これってお互いにLose-Loseの関係だと思うんですよね。

だからもしTwitterで面白いなと思う声優さんが居たとしても、まずは生で喋っている声や言葉を聴いて、本当にその人が魅力的なのかどうかを判断すべきではないかと個人的には考えております。


最後は明らかに事務所パワーを感じる人について。

メディア露出が多いため、心理学的にも確実に好感度が上がる仕組みなのですが、それと本人の人間性や能力とは何の関係もありません。

剛力彩芽さんを例に出せば分かりやすいと思います。

実力が伴っていなければ生き残ることはできないし、世間一般的には今の彼女には何も残ってないように見えます。

明らかに急なメディア露出や評価が始まる人物・作品に関しては、僕は一定の距離を保つように心がけています。

それが果たして本当の評価なのかを冷静に分析するために。


…とまぁ、ここまで話してきたことを掌返しさせて頂きますが、どれだけ偉そうなことを言っても結局は僕も "好きな作品・人物" に対しては肯定的であり、盲目になりがちです。

その "好き" に至るまでには様々なドラマがあり、一概にその人物・作品だけで評価をしているのではなく、当時の生活状況、心理状況なんかも影響してくるわけですから、一度好きになってしまうと冷静な判断というのは難しく、長く応援するほど愛着も湧いてくるのでなかなか手放すことが出来なくなります。

こういったところも含めて "オタクの評価は(あんまり)アテにしない方が良い" と言いたかったのかも知れません。

ただ、その作品や人物を好きになる前に、周りの情報だけで肯定的になっている自分に気付いた方は、少し立ち止まってみて欲しいというお話でした。

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