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ベト日記

ホーチミンの日本語教師・ライターの渋澤怜の日記■内容は、現地の生活や、外国人として暮らすことでの気付き、ベトナム語や日本語の言語習慣、文化の違い、外国語学習についてなど■月4回更… もっと読む
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#日本語教育

日本語教師としての日記2

日本語教師としての日記2

一昨日の話の続き。日本語教師日記。

「日本語を勉強するぞー!」と決めた学生に、なるべく快適に、スムーズに、ストレスなく勉強させてあげるのが私の仕事。

逆に言うと、自分の教え方が悪いせいで、学生が日本語を辞めちゃうのだけは、全力で避けたいなあ、と思う。

つまり、「日本以外で就職することにしたから」「ベトナムで大学院に行くから」「もとから興味が薄かったから」という理由でドロップするのを、引き留め

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日本語教師としての日記

日本語教師としての日記

今日から旧正月で、三週間授業がない。三週間学生に会えない。つまらない。
学生に会った方がメンタル良くなるし、わたしは雑談とか飲み会が苦手だから(時折無意味さを感じる)、「人と会う」ために、「授業」という形式は最適で。

「他人に知識提供をする」という明らかに有益な作業をして充実感を得られるし、教師という職は筋トレとか栄養のある食事と同じように毎日摂取すると健康が促進する、私にとってとQOL向上的な

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外国人に「日本語はむずかしいですね」と言われたら、嬉しい?

外国人に「日本語はむずかしいですね」と言われたら、嬉しい?

ベトナムに来てから、日本語勉強中の外国人によく会うようになった。彼らに対して、日本人が「日本語難しいですか?」と話しかけるたびモヤモヤしていた。その理由は…… というお話。

ベトナムは、日本語を勉強中の人が驚くほど多い。
「昔勉強していた」という人を含めると、ものすごい割合になると思う。

バイクタクシーの運転手や、屋台の人に、つたないベトナム語で話しかけると「where are you fro

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