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人生は自分の居場所作りの旅

精神科病院ではよく
「居場所作り」
という言葉をよく聞きます。

精神科特有の言葉ではもちろんなくて
最近では

・定年後の居場所作り
・学校に居場所がない子の居場所作り

など行政やNPOの課題にもなっている
居場所作り。

精神科病院においては
退院後の患者さんの居場所について
入院中から取り組んでいくぐらい
人にとって居場所って必要不可欠なものなんです。


昔はあまり聞かなかった言葉ですが
きっと時代と共に
ニーズが高まってきたのでしょう。


そもそも居場所とは

職場だとか
家庭だとか
物理的な居場所ももちろん大事ですが
精神的な居場所になっていないことってあります。


居場所とは
自分のことを肯定してくれるところ
安全だと感じられる場所のことを指します。

職場や家庭において
自分が否定的に捉えられる場所だと
嫌われる勇気を発動したとしても
居心地が良いとまでは言えません。

「ここにいていいんだろうか」
「ここにいてはいけないのではないだろうか」
と自分自身が自分を受け入れられていない
つまり自己受容ができていないと

「ここにいていいんだ」
とはなかなか思えないものです。


どれだけ精神的に成長したとしても
自分のことを受け入れてくれる場所がないと
自己肯定感を損なうこともある
自分を必要としてくれる存在がいないと
社会における自分の存在意義を
見失ってしまいます
よね。


メンタルを安定させるためには
人生のどの段階においても
居場所を常に作り続けておく
必要がある
のだと思います。



対人関係が不安定だと
人が離れていくことも少なくなく
自分の居場所を見失ってしまうことが
さらにメンタルを不安定にさせて
気分障害を併発することもあります。

他人に嫌われることを気にしてはいけませんが
他者貢献は必要なことなので
そこは履き違えないようにしたほうが良いです。


どうやって居場所を作る?


コミュニティにおいて
自分の居場所を作る際

相手を傷つけない、とか
他人を下に見ない、とか
人として当たり前のことは置いておいて

どうやって居場所を探せば良いか?
ということが気になると思います。

1番簡単なことは
自分と共通項をもつコミュニティ
まず所属することだと思います。

人間って同じ趣味を持つ人に対するイメージは
悪くないです。

だからオンラインサロンなど
同じ嗜好を持つ人同士のコミュニティって
そんなに荒れませんよね。

むしろ居心地は良かったりしますから
自分の興味のあるものについての
コミュニティを見つけられれば
自分が思っている以上に
相手は自分のことを
肯定的に受け入れてくれると思います。


まずは自分から他人の居場所を与える

そしてさらに大事なことは
「自分を受け入れてー!」
「自分を批判しないでー!」
という前に
まずは自分から相手を受け入れたほうが早い。

自分を受け入れてくれる人に
人は心を開きますよね。

であれば
まずは自分から相手を肯定的に受け入れる

対人関係のカードは
他人ではなく
自分が持っている
と知りましょう。


それを理解できれば
人生のどの段階においても
居場所を作り続けることができて
安定した精神状態で
いられると思います😌



居たくなる場

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