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肩書きが必須である理由

何も職場における役職であるだとか
SNSのフォロワー数が何万人だとか

そういうことが大事であるという
話ではありません。

大事なことは
自分が何をしている人なのか
を一言、二言で言い表せるかどうかです。

決して
世界最大級のオンラインサロンのオーナー
渋谷にある社員500名の会社の社長
などじゃなくても良いと思います。

・転職についてのプログを毎日書く人
・B'zのギターを極めている人
・アルコール依存症についての本を書いている人
・1粒1000円の苺を販売している人
・子育てについての情報を発信している
保育士YouTuber
・ボランティアでタイに植林活動をしている人

など
その人を形容することができる
肩書きがあることが
相手に対して親切だなーと
思うようになりました。

たとえば
私と初対面で話すとして

「何をしている人ですか?」

と聞くと思うんですけど
私が

「看護師をしています」

と返したとして
これだけであなたは興味を持ちますか?

興味を持つとすれば
同業者か
過去に看護師に大変お世話になった人ぐらいだと
思うんですよね。
#女性の看護師はもっと食いつき良いっス

初対面で相手が自分に対して
興味を持つような肩書きがあることは
ギバーだと思うんですよね。

興味深い肩書きがある人って
初対面でも相手が興味を持つことができる。
「もっと話を聞きたい!」
と思わせることも
配慮だと思います。

ただの男性看護師というだけで
相手の興味をそそることって難しい。
そんな人とその場の時間を
過ごさなければいけない相手は
結構しんどい思いをするかもしれませんよね。

話を広げることが得意な人であれば
「男性看護師」
という話題だけで10分くらいなら
会話を続けられる人も
いるでしょうけど
そこから更に面白い話を持っていなければ
相手はきっと話を聞くことがしんどいですし
結果として相手に興味を持ってもらえなくなると
自分自身が損をします。


肩書きが信用を生む

「実力がある」から、よいポジションを手に入れられるのではなく、「実力があると周囲が錯覚する」から、よいポジションを手に入れられているという部分が大きいのだ。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
という本に書いてあるのですが
肩書きによっては
その肩書きだけで
「人柄が良いはずだ」
「仕事もできるはずだ」
などと錯覚させることがあるそうです。

前提として
自分自身の実力は
必要ではあるのですが
相手に与える印象というのは
必ずしも実力と比例していなくて
その人の肩書きやアイデンティティによって
周りがその人の信用を
想像してしまっている
のだと思います。

よく言われるのが
警察官や学校の先生の方が
真面目そうで信用できる
というのがそうですね。

でもそれが悪いわけでもないわけで
むしろそういう肩書きであっても
相手に信用を与えられている点で
その人の強みです。


どういう肩書きが良いか

わかりやすく
且つ少し希少性がある肩書きだと
良いと思います。

認知行動療法のトレーナー
やっていると言われても
何をしている人なのか
わかりづらいですし
それが凄いのか
珍しい事なのかもわからないので
興味を引けないかもしれません。

しかし
心理カウンセリングを年間500人行なっている
言われれば

・この人はどんな風に人の話を聞くのだろう?
・プロのカウンセラーに話を聞いてもらいたい!
・困った相談者ってどんな人だろう?
・500人も話をしに来る人がいるということは
 きっと信用できる人なんだろう!

と勝手に相手の想像を利用して
信用を作り出せるかもしれません。


なかなか肩書きが作れない人はどうすべきか

・自分には人に誇れる強みがない。
・特別な成果をあげたことがない。

など様々な理由から
人の興味を引けるような
肩書きがない人も多いかと思います。

というか大半の人って無いんですよね。

だから希少性があって
興味を引けるのだと思いますが。


それでも何かしら肩書きが欲しいと思うならば
継続し続けること
肩書きとすれば良いと思います。

毎日◯◯し続ける人
というのは
それだけで信用できるんですよね。

新しいことを始めるのって
意外と簡単なんですが
何かを継続することができる人というのは
習慣化の技術や忍耐力
効率的な時間術などが無ければ
成し遂げられない
んですよ。

毎日noteを書いている私ですから
わかります。
結構しんどいんですよね(笑)
だからみなさん、私を信用してください(笑)


毎日アウトプットを
やり続けている身だからわかりますが
毎日継続することで
その分野に対する知識や技術も必ず向上します。

特別派手なことをやらなくても
地道にコツコツと継続すること
そしてそれがちょっと努力しないと
難しいことであると
より希少価値と信用が生まれると思います。

自分に自信を持つこともできる。

自分が何者であるのか?
これを心理学において
自己同一性と言いますが
この自己同一性が確立されていないと
対人不安を感じたり
二次的にメンタルを病んだり
人生の停滞を経験する事となると言われています。

逆に言えば
肩書きがあるということは
自分が何者かを確立できているということなので
メンタルは、しなやかになります。

失敗しても落ち込みにくくなり
他人と比較して凹むことも減ります。

自分は自分だ!

と思えるようになるということは
自分を差し引く考え方をしにくくなります。

キラキラしている人と比べて
「自分も頑張ろう!」
と思えるのか
「自分なんて何者でも無いし
大した存在じゃ無いんだ…」
と思えるのかは
この自己同一性が確立されているか
それによって受け取り方が変わるのだと思います。

その肩書きが一生使えるものでなくても良い。
その時その時代の自分が
何者であるのかについて
答えられるように準備しておきましょう😉

明日は
「隠れテイカーの特徴」
というあるあるネタで書いていきます😌


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