Ray Lucas@UK

クリティカルにシンキングする日系アメリカ人 | カリフォルニア生まれ→15歳で来日 |…

Ray Lucas@UK

クリティカルにシンキングする日系アメリカ人 | カリフォルニア生まれ→15歳で来日 | ICU18 | ex Anagrams | UKでデジタルマーケ | (本noteはAmazonアソシエイトを利用しています)

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Q: ウガンダで最適な広告媒体を述べよ

この記事は Feedforce Group Advent Calendar 2021 の 23 日目の記事です。 初めまして、Rayです。昨日は弊フィードフォースグループ人事のネコヤナギさんが24万円のキャットタワーを購入されたお話でした。猫のために行動できる方に、悪い人はいません。猫好きな方、ぜひフィードフォースへの応募をお待ちしております。 まずは自己紹介から。アナグラム株式会社でコンサルティング・広告運用をしている、Rayと申します。生まれてから15年ほどはアメリカ

    • ”ほんとう”になりたかった『ビロードのうさぎ』を翻訳してみた

      The Velveteen Rabit(邦題:ビロードのうさぎ)という絵本を知りました。 この本の一節がとても素敵なので、紹介させてください。 "ほんとう"になる方法(How to be Real)物語はとある保育園にて。おもちゃのビロードうさぎは、年長者のスキンホースへ「"ほんとう"とは何か」を問いかけます。 いかがでしょうか?勝手ながら自分なりに翻訳してみました。 ちなみにビロードとはベルベット(天鵞絨)のこと。今の時代、ベルベットでできた人形なんてなかなか見ない

      • 結婚、転職、イギリス移住。自分に”毒”を持つと決めた年

        2023年8月に妻とイギリスに移住しました。年末ということで移住の面白い話でもまとめようかと筆を執ったところ、タイトルの通り思っていた以上に変化の多い年だったことに気づきました。 お世話になっている方への近況報告も兼ねて、今年の総振り返りをします。 2月:結婚少しまだ肌寒い2月、結婚式を挙げました。妻とはマッチングアプリで出会ってちょうど2年。早いといえば早いですが、特にスピード婚を意識していたわけでもなく、当時の僕らにとってあたかも当然という流れに身を任せ挙式を迎えまし

        • 【YMS外資転職】イギリスで内定を勝ち取るためのポイントを全部教える【完全版】

          こんにちは、Rayです。僕はYouth Mobility Scheme ビザ(通称YMSビザ)で2023年8月に渡英しまして、10月から現地の英系企業でデジタルマーケの仕事をしております。 この記事を開いてくれた方は、下記いずれかの悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。 たしかに、YMSでの転職は不利になりがちです。しかし、これは「①ビザの有効期間が短いゆえに不利である」と「②異国での転職活動ゆえに不利である」の2つの意味があり、裏を返せば「ビザの有効期間を逆手に

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        Q: ウガンダで最適な広告媒体を述べよ

          【2部】GWに5日断食したので食生活と反脆弱性について考える

          こんにちは、Rayです。前回はGW中に行った5日断食について書きました。結果としては神とも繋がれず、ショートスリーパーにもなれなかったのですが、肉体的・精神的には覚醒できたので良しとします。 「難しいことはいいから、5日断食するとどうなっちゃうの!?」だけを知りたい方は、下記の1部パートだけでも良いので読んでみてくださいね。 さて、今回は断食というテーマと一緒に、ナシーム・ニコラス・タレブの『反脆弱性―不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』を読み解いていきます! 前回よ

          【2部】GWに5日断食したので食生活と反脆弱性について考える

          【1部】GWに5日断食したので食生活と反脆弱性について考える

          こんにちは、Rayです。皆さんGWはいかがお過ごしでしたか?ステイホームも終わって、よしいざ出かけてみようと思ったら大混雑。旅行先は人・人・人でトホホ…なんて一苦労した方も多いかもしれませんね。 さて、私は2023年のGWは妻と5日間の断食をしました。スケジュールは以下の通りです。 結論、5日で3キロ痩せまして、現在も16時間断食を続けています。 今回はたまたま読んでいたナシーム・ニコラス・タレブの『反脆弱性』という本と断食が僕の中で繋がったのですが、1部は断食中の気づ

          【1部】GWに5日断食したので食生活と反脆弱性について考える

          まだ二項対立で消耗してるの?脱構築してなめらかに生きるには

          はじめまして。マーケティング支援会社アナグラムでチームリーダーをしているRayと申します。今回はFeedforce Group Advent Calendar 2022の14日目。昨日はえーちゃんさんが社内のコミュニティ文化について熱く語ってくれました(巻き込むではなく惹き込む、至言ですね!) さて、本記事のテーマは「二項対立」と「なめらか」です。いきなり言われてもなんのこっちゃかと思いますので、先に簡単な要約を用意します。 なお、本記事のサムネは画像生成AI Midjo

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          【2部】イギリスで学んだ石の記憶継承システムと、ダークツーリズム的世界観

          こんにちは、Rayです。今回はGWイギリス旅行日記の第2部になります。 前回は「食」に着目し、カレー・スクランブルエッグ類似理論をきっかけにイギリス料理がまずいと言われるようになった理由について書きました(まだ読んでいない方は、ぜひこちらから👇)。 さて、今回のテーマは"記憶"。街・石・闇をキーワードとしながら、日本人 / イギリス人の歴史認識について書いていきます。第1部と比べると、ちょっとシリアスめかもしれませんが、読み進んでいただければ下記のような気付きがあるかもし

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          【1部】なぜイギリスの食事はまずいのか?カレー・スクランブルエッグ類似理論を紐解く

          こんにちは、Rayです。先月GWに5泊7日のイギリス旅行に行ってきました。 年始はアメリカ・連休はイギリスということで、コロナ禍になってからの方がアクティブになっている気がする今日この頃です。 そんなことより、大変です。味が不評なイギリスの食事を少しでも楽しもうと、知人の勧めで訪れた人気インド料理屋。紳士的なウェイターの案内を受け着席し、外国人観光客への親切心からかメニューを開いて言われたのは「このカレーというのは、ちょっと辛いスクランブルエッグみたいなもんだよ」という衝

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          帰省して気付いた、アメリカという国家のナラティブと遺産

          こんにちは、Rayです。年末年始に実家のカリフォルニアに帰りました。 4年振りの帰省では父と西海岸沿いを旅行したり、小学校からの友人と母校を散歩したり、サンフランシスコで姉(長女)と5年ぶりくらいにまとも会話をしたりと、個人的にはかなり刺激的な日々を過ごしました。 さて、本記事では自分が改めてアメリカという故郷を見つめ直した時に得た気付きについて書いていきます。”ナラティブ(物語)”やら”レガシー(遺産)”やら、少し変わった言葉を使いますので、事前に下記に定義させてくださ

          帰省して気付いた、アメリカという国家のナラティブと遺産