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マガジン:パルプスリンガーズまとめ

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超巨大自由売買商業施設”Note”を舞台に描くクリエイター達のとんちきうろんトラブル日常!
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#ロボット小説

魂の灯 -おまとめ版- #ppslgr

「書けない……」 乱雑に本が積まれたワンルーム、暗がりの中で呻きが密やかに消えた。 パソ…

魂の灯 -100- #ppslgr

「レイヴンもさー、書けない時ってあんの?」 「あるぞ、しょっちゅう有る」 「マァジでぇ?全…

魂の灯 -99- #ppslgr

「な~に黄昏れてんだ」 「なにって、何もかも終わったんだからちょっとくらい寝っ転がってた…

魂の灯 -98- #ppslgr

「ちょっ、待っ、ちょーっ!?」 目の前で起きた突然の惨事に、バティは慌てて食って掛かった…

ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-12 #ppslgr

◆前回◆  灰青色の全翼機が音もなく宙を滑っていく。砂漠の砂を巻き上げかねないほど低く飛…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-11 #ppslgr

◆前回までのあらすじ 空中戦艦をあと一歩のところまで追い込んだリキヤ、アイネ、A・Zの3人…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-10 #ppslgr

◆前回までのあらすじ スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシャンのリキヤを襲うは黒きエイ型空中戦艦。火力と防御力で三機は圧倒され続け、ついには敵主砲が放つ熱線にリキヤが飲まれてしまう。だがライブステージの残骸が彼を助けるのだった。 ◆  エイ型戦艦は身震いして背部ウェポンコンテナ全てを解放する。16ビートの如き重低音の乱打と共にありったけのミサイルが冥王機へ向けて解き放たれた! 「させない!」  ラフィングジェミナスの分離狙撃機が空を睨ん

ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-9 #ppslgr

◆前回までのあらすじ スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシャ…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-8 #ppslgr

◆前回までのあらすじ スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシャ…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-7 #ppslgr

◆前回までのあらすじ スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシャ…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-6 #ppslgr

※本稿には一部グロテスクな描写が含まれています。 ◆前回までのあらすじ スーパーロボット…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-4 #ppslgr

◆前回までのあらすじ  スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシ…

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ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-3 #ppslgr

◆前回までのあらすじ  スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)。それに乗るロックミ…

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マッド・ティー・チェイサー -1-

 念願の稀少茶が手に入ったんですよ、と見てわかるほどうれしそうに語る執事風の品の良い優男が、このメキシコの荒くれ者共がたむろしてそうなバーのテーブルの上で開けたジュラルミンケースの中に詰め込まれていたのは札束だった。 「フムン、最近は日本円刻んでチャにするのが流行りなのか?」  ケースの中身を見て述べた俺の感想はケースを開けた本人には届いていない様子。へなへなと崩れ落ちて俺に視線を送っている。彼の瞳の中に写り込む目つきの悪い胡乱な黒ずくめの男、すなわち俺の姿。 「そんな