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【予選1位&ベスト4】マスカーニャexのタネ明かし【シティリーグS3】

またお会いましたね、ラットです。
初めての方は、はじめまして。

今回はポケカシティーリーグ(バトロコ高田馬場店)に参加して、予選1位&ベスト4という成績を残すことができましたので、その記念に記事を書かせていただきました。

普段はパッとしない結果しか残していなかったので、ただのおふざけ日記になる事が多かったのですが、今回は真面目に(?)デッキ解説や動かし方などを全て公開しておりますのでご安心下さい笑

※全文無料で公開しておりますが、もし気に入って頂けましたら投げ銭していただけると凄く嬉しいです。

■軽く自己紹介

※早くデッキ解説を見たい方はすっと飛ばしてください(笑)

三重県四日市市付近でポケモンカードをやっている社会人プレイヤーです。
プレイヤーとしてのポケカ歴はXY(ワイルドブレイズ)から始まりました。
普段はジムバトルを中心に大会へ参加しており、主に「カードショップ札屋」さんによくお世話になっています。

プレイスタイルとしては、「環境から外れたデッキ」や「個人的に面白いと思ったカードやコンボ」、「推しポケモン」を使ったデッキを好んで使っています。
(ちなみに推しポケモンはリザードン、ホウオウ、モクロー、テールナー)

そういう考え方もあって、これまではシティーリーグ以上の大会や自主大会などで目立った結果は残しておりません。
ほぼ実績ゼロの弱小プレイヤーです(笑)

興味を持っていただけたようでしたら、以下の記事で詳しく自己紹介しておりますので、本記事を読み終わった後にでもよかったら見て行って下さい。


■当日の環境予想

Tier
1 ロストバレット、ロストギラティナ、ミュウ
2 ミライドン、一撃ルギア、アルセウスギラティナ
3 連撃インテウーラ、サーナイト

ここでの環境予想は、分母が多いであろうデッキタイプを元に順位づけしています。
といっても確固たるデータがあるわけではありません。
ツイッターで流れてくる結果を見たり、他のプレイヤーのnoteを参考にしつつ、感覚で予想しています。

■デッキ選択の経緯

自己紹介のところでも軽く述べさせていただきましたが、私は「環境から外れたデッキ」を好む傾向にあります。よって上記の環境予想であげたデッキタイプの選択肢は最初の時点ほぼ消えました。
(と言ったものの、ロストギラティナはよく触っていた事もあって最終候補に残ってました)

次にどのデッキを使うかという所ですが、大会当日がちょうど新弾「トリプレットビート」の発売直後ということもあり、新カードを使ったデッキに注目しました。
これら新カード達はこの時期特有の大きなアドバンテージを持っているからです。
それは「デッキリストが出回っていないため対策されにくい」ということ。
さらに収録カードの評価があまり高くなかった事もあり、警戒度がかなり低くなっているところも追い風でした。
いわゆる初見殺しが狙いやすい絶好のチャンスというわけですね。

だいたい大会の1か月前くらいから、主にマスカーニャex、ラウドボーンex、パルデアドオーex、ルミナスエネルギー入りバレットといったデッキの構築を練り始めました。
行きつけのカードショップ「札屋」さんでお世話になっている方々に対面練習(稽古)してもらったり、空いた時間に一人回しツールを使って環境デッキと戦わせていたところ、一番勝率が良かったのがマスカーニャexだったのでこれに決まりました。
(練習に付き合って頂いた方々には本当に感謝しております)

■デッキレシピと採用カードの解説

あと1枚削って3行ピッタリにしたい…笑


◎ポケモン
・ニャオハ3枚 ニャローテ1枚 マスカーニャex3枚

全部AR・SARで揃えたい…(無理)

本デッキのエースアタッカーとなるポケモンです。
1試合で2体立てば十分と考えたため3-1-3ラインになりました。
この枚数で不都合はなかったですが、ニャオハは4枚あると並べやすくなると思うので枠があれば入れたいところです。
一番下のニャオハはHP70なら正直なんでも良いかと思いますが、一応無色1エネでダメカンを乗せれる(=マスカーニャのダメージが上がる)ところを評価して、今回はスターター収録のものを採用しています。
草エネを温存するという視点で見ると、トリプレットビート収録のHP70ニャオハもありだと思います。

クレッフィ 1枚、ミルタンク 1枚、ドラピオンV 1枚

今回大会のMVP

いわゆる「メタカード枠」になります。
このデッキは2進化ポケモンを立てる前に攻め込まれると普通に押し負けるので、「相手の動きを止めて時間を稼げる」「相手にダメカンを乗せれる」+「ボウルタウンで出せる」ところを意識して採用しています。(ドラピオンVは除く)

クレッフィはロスト系統のキュワワーやウッウ、ミライドンex、かがやくゲッコウガ、ネオラントVなど幅広いポケモンやデッキに刺さるのと、なるべくスタートして欲しいポケモンであるため、厚めに採用しました。
最初は4枚採用でしたが、ミルタンクに1枠割いた形で3枚になっています。

ミルタンクは、練習している中でアルセウスギラティナへの勝率がよくなかったため採用しました。
他にもポケモンVが主軸のデッキや、ベンチを広げるデッキに対しては積極的に場に出すこともあります。
使わない対面がある事や、倒されてもクララで使いまわせる所を考慮して1枚採用です。

ドラピオンVはそのまんま、ミュウVMAX対策です。
行きつけのカードショップ「札屋」さんで仲良くして貰っているベテランミュウ使いに何度か対戦してもらったところ歯が立たなかったため、個人的に必須だと思いました。
またサーナイト対面の時にWターボエネを2個付けてアタッカーとして使う事もあります。

ヒスイドレディアV 1枚、VSTAR 1枚

今回初めて使いました笑

基本的にはVSTARパワーで一気にマスカーニャの進化ラインと草エネルギーを集めるために使います。
また、ヒスイドレディアVが倒されないと判断した場合はバトル場に出し、まいもどるで必要なカードを引きに行ったりします。
スタートしてしまった場合、または上記のメタカードが通用しないデッキに対して速攻でマスカーニャexを立てに行く時以外はあまり使わないので1枚ずつの採用です。
よほど余裕がある時は、手張りやナタネの活気と合わせてアタッカーにする場合もありますが、基本的に攻撃することは考えていません。

かがやくフーディン 1枚

マスカーニャの相棒

特性によりダメカンを好きに移動でき、マスカーニャexの特性およびワザと非常に相性が良いため採用です。
ベンチにマスカーニャexの特性でダメカンを置き、フーディンでバトル場のポケモンにダメカンを移動させることで、マスカーニャexのワザと合わせて合計210~240のダメージを狙うことができます。
これにより、たねのポケモンVやポケモンex相手には非常に強く出れます。
ただし、クレッフィがバトル場にいる場合は特性が使えないのでご注意を。

ビッパ 2枚、ビーダル2枚

ビッパもARにしたい笑

2進化デッキゆえにジャッジマンなどの手札干渉に弱いのと、ハイパーボールを4枚採用している所を考慮し、安定して手札を補充できるシステムポケモンとして採用しました。
ビッパは「逃げるためのエネルギーが1個」で、スタートしてもすぐにクレッフィと交代できる所を評価してこちらを採用しています。
基本的に1体立てば十分なので、2枚ずつの採用です。

マナフィ 1枚

ベンチ狙撃許さないマン…だが

かがやくゲッコウガや連撃ウーラオスVMAXなどベンチにダメージを与えてくるポケモンが多く見られるため、それらからニャオハやニャローテを守るために採用しました。
ただ、クレッフィをバトル場に出すと特性が消えてしまうため相性が悪く、大会でもスタートした時以外は使わなかったため、本当に必要だったかどうかはちょっと怪しいです。要検討枠。

◎グッズ

ハイパーボール4枚、ネストボール3枚、ヒスイのヘビーボール1枚

ボール配分は永遠に悩む

ハイパーボールはマスカーニャexに触れる手段であり、ビーダルと相性が良いため4枚採用。
ネストボールの枠はレベルボールと迷いましたが、前者はかがやくフーディンやドラピオンV、ヒスイドレディアVらに触れるところを評価したため、ネストボールを採用しました。
ヒスイのヘビーボールは、かがやくフーディンといったキーカード、ドラピオンVやミルタンクなど1枚採用のメタカードがサイド落ちしてしまうと非常に困るため、4枚目のネストボールの代わりに採用しました。

ふしぎなアメ 4枚

ポケモンGOのイラストが好き

マスカーニャexを高速で立てるために必須であり、このデッキでは素引き以外に触れる手段がないため4枚フル採用です。
カイの草ポケ版みたいなカードが出たら1枚くらい他のカードに枠を割きたいところです笑

あなぬけのひも 2枚

TR版がお気に入り

入れ替え手段であり、マスカーニャexの特性でダメカンを乗せたいポケモンを強制的にベンチへ下げるために採用しました。
これを利用して、深手を負った相手のバトル場ポケモンをベンチへ下げる→マスカーニャexの特性でダメカンを乗せてきぜつ→バトル場のポケモンをワザできぜつ、の動きで一気にサイドを取得できる場合があるため、入れ替え系カードの中で一番評価が高かったです。
実際の対戦でも決まってすごく気持ちよくなりました笑

エネルギー回収 2枚

炎&草エネを強調している所がポイント高い

主にハイパーボールのコスト、マスカーニャexの特性、ポケモンを逃がした時などに消費した草エネルギーを回収します。
スーパーエネルギー回収と迷いましたが、このデッキは基本的にマスカーニャexを2体しか立てない(=草エネルギーは2枚手元にあれば十分)上、手札のカードを捨てる必要がある所に使いにくさを感じたため、スーパーじゃない方のエネルギー回収を選択しました。
マスカーニャexを3体以上立てて、ガンガン特性を使っていく構築ならば、スーパーエネルギー回収の方が良いと思っています。


◎サポート

アクロマの実験 4枚、セレナ 2枚、ナタネの活気 1枚

アクロマ以外で縦引きできるカードを下さい(切実)

ドローサポートといえば博士の研究が鉄板ですが、このデッキは捨てても良いカードがほとんど無く使いにくさを感じたため、手札のカードを確保しつつ、デッキ上から5枚掘り進めつつ欲しいカードを選択できるアクロマの実験に軍配があがりました。

セレナは、まだまだ多いポケモンV主体のデッキに対して強く、一応ドローサポートとしても使えるため2枚採用。

ナタネの活気は無条件で2枚ドローでき、かつヒスイドレディアVSTARをアタッカーにする選択肢が生まれるため、お守り感覚で1枚採用。
もしヒスイドレディアのラインが抜ける場合は、このカードも別のサポートに変わると思います。

…といったものの、正直アクロマ以外のドローサポートの採用および枚数は、未だにしっくり来てません。ここはまだまだ検討が必要です。


ジャッジマン 1枚 ツツジ 1枚

使われたくないサポート最上位

ジャッジマンは条件なしで打てる手札干渉、ツツジは相手にサイド差でリードされている場合に捲る手段として採用しました。
使わない場面もあるため1枚ずつの採用でしたが、クレッフィをバトル場に置きながらジャッジマンを使う動きがロスト対面に非常に強かったため、もう1枚増やすのもアリかと思います。


◎クララ 1枚

初手に引きたくないサポートNo.1

ポケモンやエネルギーを回収する手段として1枚採用。
序盤でニャオハを倒されまくった時や、ミルタンクやドラピオンVらメタカードをもう1回使う必要がある場合、即座に回収して場に出せる所を評価しました。 またマスカーニャexの特性に使う草エネルギーを回収できるも便利です。

◎ボスの指令 1枚

なぜゲーチス?SRを素引きしたからです笑

相手のベンチポケモンを呼び出して倒すために必須のカード。
最初は2枚採用でしたが、ポケモンVが多い環境ならドローサポートにもなれるセレナの方が評価が高い上、このデッキはマスカーニャexやかがやくフーディンの特性でベンチの非ルールポケモンを倒しやすいため、1枚をセレナに譲る形で1枚採用となりました。


◎スタジアム

ボウルタウン 3枚

2進化デッキ期待の新星

序盤からクレッフィやニャオハ、ビッパなど多くポケモンを展開できるほど強いため、ボール以外でそれらを出せる所を評価して採用しました。
またこのデッキの弱点である雪道や、やや重いシンオウ神殿を解除できる所も考慮して、厚めの3枚採用です。
相手にも利用されるリスクがありますが、ミルタンクのダメージが上がったり、マスカーニャexの特性で非ルールをきぜつさせてサイド複数枚取りを狙いやすくなるので、むしろ使ってくれた方が好都合な場合も多いです。

◎エネルギー

基本草エネルギー 6枚、ダブルターボエネルギー 4枚

基本エネルギーはホロンが一番好き

ダブルターボエネルギーはマスカーニャex、ミルタンク、ドラピオンVなど無色エネルギーでワザが使えるポケモンが多いため文句なしの4枚フル採用です。
草エネルギーについては、エネルギーが合計10枚未満になると引きにくくなる感じがしたので、最低限の6枚となりました。
ここはもう少し検討が必要な部分だったと思います。

■採用を検討したカード


ペラップ(まくしたてる)

どちらのワザも無色1エネで使うことができ、緊急時の壁&ドロソになったり、相手のバトルポケモンにダメカンを乗せつつ逃げれない状態にさせれる所に魅力を感じました。
相手のデッキに入れ替えカードが無いと判断した時に、構築上ワザが使えないであろうポケモンを呼び出し、このワザで相手をバトル場に縛りつつ、与えたダメカンをフーディンの特性で移動させ続けて相手のベンチポケモンを壊滅させる、といったコンボを考えてました。
特に一撃ルギアなど入れ替えソースがほぼ無いデッキに対して強く使える所を評価していましたが、前日にジェットエネルギー搭載の一撃ルギアが増えている傾向が見られたため、採用を断念しました。

クチート(あまいわな)

上記のペラップと同じく相手のバトルポケモンを逃げられなくするワザを持っており、こちらはダメージが無いため、バトル場のポケモンを縛り続けてLO勝ちを狙うことが出来ます。
その逆で、より攻撃的に使うこと事もでき、次の番にこのワザを受けたポケモンにフーディンの特性でダメカンを乗せつつマスカーニャexで攻撃することでVSTARポケモンは勿論、レジエレキなどHP310以下のVMAX、exポケモンを一撃で倒せるようになる所も魅力に感じました。
しかしながら、こちらもジェットエネルギー採用のデッキが多く見られた所を重く見て不採用となりました。

ぐんぐんシェイク

ベンチが育つまで攻撃しないなら実質デメリット無しじゃない?と思い採用候補に上がった1枚です。 ニャオハを1ターン守れれば、手札からニャローテ→ぐんぐんシェイクでマスカーニャexと一気に進化させれるところが魅力的でした。
ビッパを出したターンにすぐビーダルにする事で、ハイパーボールを温存しつつ次のターンからの手札補充を安定させれる所も良いですね。
ただ現在の構築ではアメ同様にサーチ手段がなく素引き頼りな所と、ニャローテの枠を2枚以上割けなかった事から採用を見送りました。
ペパーを採用し、1進化を厚めにする構築なら採用出来ると思います。

さぎょういん

無条件で手札を増やせる上、雪道やシンオウ神殿をトラッシュしてロックを解除したり、ボウルタウンをトラッシュして相手に使わせないようにしたりできるところに魅力を感じました。
最終的にナタネの活気と入れ替わる形で抜けてしまいましたが、あちらが抜ける場合は採用する形になると思います。

アルセウスV、アルセウスVSTAR

VSTARパワーにより好きなカードを2枚サーチできるため、マスカーニャexやふしぎなアメなど必要なカードを持ってくる事で確実に1体マスカーニャexを立てることが出来ます。
またダブルターボを共有できるのでアタッカーになれる他、ワザでデッキの草エネルギーを場に吐き出し、トラッシュに送ってエネルギー回収で手札に加える、という擬似サーチ的な動きも可能になります。

当初はアルセウス=アタッカーのイメージが強く、採用するなら多く枠を取る必要があると考えていたため、「わざわざマスカーニャでやる必要ないよな〜」と消極的だったのですが、最小ラインにしてVSTARパワーがメインと考えればヒスイドレディアより汎用性が高いのでは?と思い直し、今ではかなり評価が高めです。

■各対面への動き方

基本的には相手に有効なメタカードを使って時間を稼ぎつつ、マスカーニャex2体、ビッパ、かがやくフーディンをベンチに揃えてから攻撃に移る、という流れが理想です。

・基本盤面
バトル場:クレッフィ
ベンチ:マスカーニャex2体、ビーダル、かがやくフーディン
※残り1体は対面や状況によって変わる。

・vsロストバレット系統
基本は最優先でクレッフィをバトル場とベンチに1体ずつ用意し、次にニャオハ1体目→ビッパorニャオハ2体目の順にベンチを揃えていきます。 この場合マナフィが機能しないため、いかに相手の月光手裏剣が飛んでくる前にマスカーニャexを立てれるが勝負になります。 ベンチの準備ができてもすぐに攻撃には移らず、マスカーニャexの特性でキュワワーを盤面から消していく事を意識します。 クレッフィを解除する時はジャッジマンとセットにするとかなり有利になる事が多いです。 序盤でサイド差を3枚以上放せると、そのまま押し切り勝ちしやすくなります。

・vsロストギラティナ
基本はロストバレットと同じですが、こちらの場合はほぼ確実にギラティナがバトル場に出てきてアビスシークを使ってきます。 そこでクレッフィに草エネルギーを貼ってワザを使いダメカンを乗せておくと、後々マスカーニャexで倒しやすくなるので積極的に攻撃していきます。 マスカーニャexが育ち、前のギラティナVを倒しに行くタイミングでジャッジマンを使って手札を流すのが理想です。 またこの対面ではスターレクイエムで1回だけマスカーニャexが一撃で倒される為、2体目のマスカーニャexを早めに準備しつつ、倒された返しにツツジやジャッジマン打つ事も意識します。
サイドは2-2-1-1か2-1-2-1みたいな形になる事が多いですが、マスカーニャexの特性でキュワワーを狙いサイド複数枚取りを決めれるともっと楽になると思います。

・vsミュウVMAX
正直、まともにぶつかるとほぼ勝てないと思います。 なので素直にドラピオンVの力を借りることにしました。 序盤はクレッフィ2体を最優先で用意して相手のゲノセクトVの動きを止めつつ、いつ通りにニャオハやビッパを展開して育てていく"フリ"をし、ドラピオンVを起動させるタイミングを見計らいます。
メロエッタが出てきた時が厄介ですが、大抵ベンチをフル展開してくれることが多いので、ミルタンクでメロエッタを倒すことを意識します。 そうなると相手はミュウVAXのダイミラクルを使ってくれることが多いので、ドラピオンVで倒す絶好のチャンスです。 ドラピオンVを2回投げて3-3で終わるのが理想的ですが、上手い人はそうさせてくれないので3-2-2や1-3-2みたいになることが多いです。

・vs一撃ルギア
こちらのメタカードがあまり機能しませんが、こちらは相手のバンギラスVを一撃で倒しやすいので、五分五分といった感じです。 基本はクレッフィを壁にしてネオラントVを封じつつ、こちらは理想盤面を作っていきます。 あなぬけのひもが入ってない事が多いのでクレッフィは1体でOKという認識です。 相手は基本的にルギアVSTRで攻撃してくると思うので、マスカーニャの特性+ワザのダメージをうまく使い、2回の攻撃でルギアVSTARを含むポケモンV2体を同ターンで倒せると勝機が見えてきます。 またイシヘンジンを早々に倒すor捨ててくれた場合、ミルタンクを出すと相手のアーケオスを誘いやすくなるので、その場合はアーケオスを倒すとエネルギーの供給が遅くなり、徐々にこちらが有利になります。 サイドの取り方は2-2-2が理想ですが、イシヘンジンやアーケオスを挟まれたり、かがやくアマージョが出てきた時に先に倒したりするので2-1-1-2みたいな形になる事が多いです。
リザードン?知らない子ですね。

・vsミライドンレジエレキ
序盤はクレッフィをバトル場とベンチで2体置いて、ミライドンexとかがやくゲッコウガの特性をを封じつつ理想盤面の完成を目指します。 レジエレキVが3体並ぶとマスカーニャexがワンパンされるので、その場合はレジエレキVを優先して倒すを意識します。 最近主流の構築では非ルールポケモンはモココしかいないパターンが多いので、ミルタンクを出すとミライドンexを誘いやすくなり、返しにマスカーニャexで倒しやすくなります。
基本はミライドンexやライコウV、レジエレキVらを3体倒して2-2-2で終えるのが理想です。

・vsアルセウスギラティナ
序盤はクレッフィを壁にして後ろを育てていくのは同じです。 序盤はアルセウスに攻め込まれますが、辛抱強く壁とベンチを用意していきます。 あなぬけのひもが飛んでくる場合があるので、ベンチにニャオハは2体以上もしくはビッパを立てておくと安心です。 相手の場のギラティナVがVSTARに進化し、かつ基本エネルギーをほぼ出し切った(目安は超エネ4枚、草エネ4枚)と思ったら、ミルタンクを場に出します。 恐らくビーダルやサーナイトを育ててくるので、それらにマスカーニャexの特性でダメカンを乗せておくと、ミルタンクのワザで倒しやすくなります。 非ルールポケモンを2体倒せたら、あとはアルセウスとギラティナにミルタンクのワザやマスカーニャexの特性でダメカンを貯めていき、マスカーニャexのワザでそれぞれを倒してゲームエンドを狙います。 1-1-2-2みたいなサイドの取り方になる事が多いです。 なお、クララはミルタンクを倒された時のために大事に取っておくことを意識します。

・vsサーナイト
クレッフィを壁にしてかがやくゲッコウガを封じつつ、理想盤面の完成を目指します。 相手も序盤は攻撃してくることが少ないので、全力でマスカーニャexを立てに行き、特性でラルトスやキルリアを倒せると少し楽になります。 また相手のデッキの特性上、自らダメカンを乗せてくれることが多いので、マスカーニャのワザのダメージが出やすいです。 またベンチを展開する関係上ミルタンクのワザによるダメージも期待できるので、相手がダメージ負ったポケモンで攻撃してきた返しのターンにミルタンクで攻撃することで、ザシアンVによる奇襲をある程度牽制することもできます。 またドラピオンVがダブルターボエネルギー2個でダメカン付きサーナイトを倒せることを覚えておくと、役に立つことがあります。
サイドの取り方は、1-1-2-2みたいになる事が多いです。 

・vs連撃インテウーラ
正直いって無理ゲーに近いと思っています。 当日は完全に切ってました。
一応考えたプランとしては、序盤からミルタンクを押し付けて連撃ウーラオスやインテレオンにダメカンを貯めつつ、3-3で取って速攻で終わらせるのを目指したいところです。 一応連撃ポケモンが並ぶため、ドラピオンVがアタッカーになれる事を覚えておくとよいかと思います。 マスカーニャexの特性+ドラピオンVで連撃ウーラオスを狩りつくせば、勝つチャンスがあるかもしれません。ここはまだ検討が必要ですね。

■当日のマッチアップ

※試合中の記憶があいまいなため、うろ覚えの部分が多いです。
 予めご了承ください。

1戦目 アルセウスギラティナ 後攻
相手ギラティナV、こちらマナフィでスタート。手札ドロサポなし。相手順調に動いてきたので、ニャオハとビッパ立ててマナフィを壁に。そのままアルセウスで殴られ続け壁に出来るポケモンがいなくなったので仕方なくミルタンクを投入。 暫くけちらす連打をしつつ、後ろを育てることに成功。途中でビーダルが攻撃してくるも失敗。ラッキー。 ビーダル2体をけちらすで倒してアルセウスとギラティナに十分なダメカンが乗ったタイミングでマスカーニャexをバトル場へ。そのまま2体連続で倒して勝ち。時間切れ後のラストターンに入っていたので、内心ヒヤヒヤしてました。

2戦目 アルセウスギラティナ 後攻?
相手ノコッチ、こちらビッパ。手札にサポなしで絶望。 ただ相手もギラティナVを出してターンエンドしてきたりと動きが悪く、次のターン殴ってこないことが分かったのでベンチにニャオハを置きつつドレディアVを前に出してまいあがる。 お相手アビスシークで返してきたので、ドレディアVを進化→VSTARパワーでマスカーニャ立てつつブーケマジックでビッパへ優先してダメカンを乗せていく。 その後、お相手も着々と盤面を整えてきて、ベンチフル展開、ギラティナも進化済み、エネをほぼ吐き切ったと思ったタイミングで満を持してミルタンクを投入。 予めダメカンを乗せておいたビーダル2体をけちらす連打で倒した所でお相手の方が投了。 初見殺しが上手く活きた試合でした。

3戦目 ミライドンレジエレキ 先行?
すみませんがあまり覚えていません(汗)
確かお相手がかなり事故ってて、こちらは先2でマスカーニャexが立ち、フーディンも用意できたので、速攻を仕掛けて2-2-2で終わった気がします。
(ちなみに準決勝でしっかりリベンジされました笑)

4戦目 ミライドンレジエレキ 後攻?
こちらドラピオンV、相手クレッフィでスタート。 ミライドンexをベンチに出したもののお相手のクレッフィが邪魔で動けない様子。 ミライドンexにエネルギーを手張り→ターンエンドが続いたので、その隙にマスカーニャexたちを全力で用意しつつ、ドラピオンにダブルターボエネ張ってヘイト管理(?)をしておく。 その後、3エネを貼ったミライドンexがドラピオンVを倒しに来たので、その返しにマスカーニャexで倒して〜という感じで残りサイド1枚まで追い詰めるも、そこから手札流されたりボスやセレナ引けなくてグダる。 最終的にはなんとか押し切って勝ち。

5戦目 ミライドンレジエレキ 先行
こちらクレッフィ、相手ミライドンexスタート。 プラン通り2面クレッフィでミライドンとゲッコウガを止めてる間にマスカーニャ2体、ビーダル、フーディンを準備。3エネ付けて殴ってきたミライドンを処理したり、モココに3回ブーケ投げたりで順調に倒していって勝ち。 今日のミライドン戦で一番計画通り行った試合でした。

予選5勝0敗で1位通過


初の予選1位に震えた

・決勝トーナメント

準々決勝 ロストバレット(リザードン) 後攻
こちらビッパ、お相手ウッウスタート。
VIPパスで展開されるもロスト1枚でターンが返る。 こちら前にクレッフィ、ベンチにニャオハ、ビッパ、ドレディアV置いて次のターンの準備しつつターン返す。お相手アクロマ使うもあなぬけ飛んでこず。 こちらビッパとドレディアを進化→VSTARパワーからマスカーニャとニャローテ立てる。ブーケマジックで後ろのキュワワーにダメカン乗せつつジャッジマンしてクレッフィビート開始。 お相手しばらくドローゴーが続くものの、こちらもなかなかエネや2枚目のマスカーニャexが引けずグダる。 そこから2、3ターンかけてようやく盤面が出来たタイミングでクレッフィを解錠し(ちょっと早かったかも)、フーディンの特性と合わせて後ろと前のキュワワーを倒す(2-0) お相手ミラージュゲートからマフォクシーを起動、ちょっと不意をつかれる(ライコウVが見えてたのでゲッコウガ型だと思ってた) 前と後ろのマスカーニャにダメージを乗せられる。 返しにブーケマジックで後ろのヤミラミにダメカンを乗せ(ここはプレミ。素直にキュワワーに乗せてればサイド取り切れてたと思う)、フーディンの特性込みでマフォクシーを倒す(4-0) お相手こちらのフーディンをボスで呼んで縛りつつヤミラミのロストマインで240ダメージ乗ったマスカーニャを倒す(4-2) こちらフーディンにWターボ貼ってビーダルでドロー。 後ろのキュワワーにブーケマジックでダメカン乗せてフーディンを逃し、マスカーニャexで前のヤミラミを倒す(5-2) お相手アクロマ→ヘビーボールでかがやくリザードンを回収→入れ替えカートでキュワワー回復しつつマスカーニャを倒してくる(5-4) ここでタイムアップとなり、決勝トーナメントのルールに基づきサイド差で勝利。 

準決勝 ミライドンレジエレキ 先行
こちらニャオハ、相手ミライドンexでスタート。
手札がニャオハ、飴、ボス、草エネ、ビーダル2体、ツツジでお通夜ムード。 ベンチにニャオハ置いてエネを貼りターンを返す。 お相手ベンチにミライドン、レジエレキ2体を展開しつつネストで輝くゲッコウガを展開しつつスイッチボルトで前のニャオハに30ダメージ。 こちらトップでハイパーボール。 次のターンでビーダルを立てるため、ハイパーボールでビーダルとボスを切りビッパ置いてターン返す。 お相手レジエレキVMAXを2体立ててレントラーVを出し、ジェネレーター+手張りで2エネつける。 あなぬけのひもからスナイプファングでニャオハが気絶し、ツツジをトラッシュされる(0-1) こちらのターン、トップでアクロマ。 ビーダルに進化させてアクロマ打つも何も引かず。 しかたなくクレッフィをバトル場に出してターンを返す。 お相手ミライドンexを育てつつジャッジマン→スナイプファングでクレッフィを倒し、こちらのヒスイのヘビボをトラッシュ(0-2) こちらのターン、トップでアクロマ→飴で1体目のマスカーニャex(30ダメージ付き)とかがやくフーディンを準備。 ブーケマジックでレジエレキVにダメカンを乗せる。 ビーダルでドローするもWターボ引けず、そのままマスカーニャexを前でターンエンド。 お相手レントラーVを下げてミライドンexを前に。 レジエレキVMAXの特性込みのフォトンブラスターで前のマスカーニャexがきぜつ(0-4) 返しのターンで2体目のマスカーニャexを立てつつWターボを引けたので、フーディンの特性込みでミライドンexを倒す(2-4) お相手ライコウVをベンチに出し、レジエレキVMAXに3エネつけてダイライデンで攻撃してくる。 こちらツツジで手札を流しつつフーディンの特性でダメカンを前のレジエレキVMAXに移動してマスカーニャで攻撃。 お相手ベンチのレジエレキVAXを壁にしつつライコウVにエネを貼ってターンエンド。 こちらセレナを引きに行くも叶わず、あなぬけのひもでレジエレキVMAXを退かしお相手レジエレキVを前へ。 ここで倒すと負けが確定するのでフーディンの特性でダメカンをレジエレキVMAXに移動。 確かここでタイムアップ。 一応先行→後攻のターンがあるので、前のレジエレキVを倒しエンド(4-4) お相手ライコウVにエネルギーを貼り、前のマスカーニャexを攻撃→きぜつでゲームエンド(4-6)。
序盤に攻撃できないターンでマスカーニャexを倒されたのが大きく響いた試合でした。


■締めの挨拶

ここまで読んでいただきありがとうございました。
優勝こそできませんでしたが、自分で一から考えたデッキで自己新記録のベスト4という実績を残せたので、満足度はかなり高いです。

ただ正直なところ今回は、「リストが出回っていない」「初見殺し要素強め」な所がたまたま上手く刺さった、と自己評価しているため、リストが公開された後は同じ戦法は通用しないと思っています。
それもあってタイトルに「タネ明かし」と付けたわけです。

ではどうするか?
新しいタネを考えて仕込むしかありませんよね笑

というわけで、今後もこのデッキを常にブラッシュアップさせていき、手品のように相手をビックリさせれるように励んでいきたいと思う所存です。
次の目標は宮城CLかな~(当選すればの話ですが…)

この記事を読んで使ってみたいと思った方はぜひ、自分が思うままにドンドン改良していって貰えれば嬉しいです。
マスカーニャ使い、もっと増えるといいな~。

それでは今回はこの辺で。
また会う日までさようなら。

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