ゆずとブルーハーツ

外出あんまりしちゃいけないので、最近は家にいる時は音楽やラジオをよく聴いています。
テレビがないのです。
ラジオは基本深夜の芸人さんのやつで、音楽はApple Musicで色々聴きます。
「Apple Music」って打つのめんどくさいですね。
略称あるのかな。
「AM」にしましょうか。
ラジオのAMと紛らわしいな。
でもいいや。今回の日記では「Apple Music」を「AM」と略します。

サブスクで月額980円は安いですよね。
感動的ですよ。
音楽業界は大丈夫なのかとか余計な心配しちゃいますよね。

昔聞いてたミュージシャンの曲とかよく聴いてます。
小学生の頃はゆずが一番好きでした。
ゆずがデビューしてすぐの頃で、CDもアルバムも発売されたらすぐ買って何度も聴いてましたねぇ。
たぶん初めてファンになったミュージシャンです。
もちろん最近も好きですけど、学生時代ほどは聴かなくなっちゃいました。

中学生の頃にブルーハーツに出会いました。
すごく衝撃的な出会いで、その後の自分の人生観に多大な影響を及ぼしたミュージシャンです。
結構そういう人は多いと思いますけど。

僕が出会った時にはもうハイロウズになっていて、ブルーハーツとハイロウズを同時進行で開拓して行きましたね。
入手できるCDやアルバムは全部買って、イヤホンをして音量爆上げで聴いて歌詞を熟読しました。
ミュージシャンとの凄い出会いはこれ以上のものはないと思います。

初めてブルーハーツを聴いたのはゆずのラジオでだったんですよ。
北川悠仁さんが恒例で自分のお勧めの曲を流す時間があって、それでブルーハーツの『チェインギャング』を流してたんですよね。
僕はその回のラジオをカセットテープに録音してあって、部屋で何度も流してたんです。
CMとか曲が流れると早送りして、ゆずの二人のお喋りを聴いてたんですけど、何度も再生してると早送りが面倒になる時もあって、だから『チェインギャング』も数日間に何度か聴くことになっていたんです。

最初は全然ピンと来ませんでした。
なんか北川さんが良いって言ってるから良いんだろうな、でも自分にはわかんないな、って思ってました。
そもそも凄いガラガラ声で歌ってる感じとか苦手だし、歌詞も何言ってるかわかんないし、なんなんだこの曲は、ぐらいに感じていました。

でも何度か聴いているうちに、歌詞がよく聴き取れるようになって、単調なメロディの繰り返しだけどそれが覚え易くて、耳に馴染むようになっていました。
歌詞はどうやら凄くネガティブなことを言っていて、でもそれが、中学生の当時の自分の胸に刺さったのでした。
突き刺さって現在まで抜けないのでした。

どうやらこれがブルーハーツというロックバンドなのだと知り、『リンダリンダ』や『TRAIN TRAIN』という、CMやバラエティ番組などでもよく流れている曲を歌っている人たちなのだ知っていきました。
初めてベストアルバムを買って聴いた時の興奮は忘れようもありません。
こんなに凄い人たちがいたのか、と、それを教えてくれた北川悠仁さんにも感謝しました。

そしてどうやら、『チェインギャング』を歌っているのはボーカルの甲本ヒロトさんではなく、ギターの真島昌利さんなのだと知りました。
ブルーハーツの楽曲はこのお二人が半々ぐらいで書いていて、時々真島さんがボーカルをするようでした。
苦手だったガラガラ声がみるみるうちに魅力的なものに聴こえてくるのでした。

真島昌利さんと甲本ヒロトさんの曲を比べてみて、自分はより、真島昌利さんの曲が好きだと気づきました。
ブルーハーツ時代の素直で率直な歌詞も、ハイロウズ時代の叙情的で文学的な歌詞も、どちらも大好きです。

今では色んなミュージシャンの曲を聴きますが、やっぱりたまに聴きたくなるのがブルーハーツとハイロウズです。
現在はクロマニヨンズになっていますが、それはなぜかあまり聴いてません。
いつでも聴けるし、楽しみをとっておいてる感覚です。

多分今後も好きなミュージシャンについて書くことがあると思います。
今回はこのへんで。

そういえばAMって一回も使ってないな。
思いつくまま書くのでこんなことになります。
ブルーハーツの話なんてするつもりなかったんです。
最近聴き始めたキンモクセイとかサカナクションの話でも書こうと思ってたんです。
まあそれもいつか。

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