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好きなのに避ける、好きだから避ける

いつも記事を読んでいただいて、ありがとうござます。

今日は、私が苦しんだ恋愛の一つ、好き避けについてのお話です。

好きな人にはいつでも近づきたいと思っていた恋愛依存の私には、「好き」な相手を「無視する」なんて想像もできないことでしたが、

そんな辛い経験に1年間くらい苦んだ過去があります。

はじめは職場で、なんだか良い人だなーと思った彼。一緒のプロジェクトで働いて、お互い良い感じに親しくなったなーと思って数か月、私がもう少し彼に近づきたいなーと思った瞬間、その悪夢は、はじまりました。

その方の「彼女」を紹介されたことがきっかけでした。「私にあんなに気があるふりをしておいて!」と心の中で憤慨・動揺してしまった私を見て、彼はとても気まずくなったのでしょう。

それからのこと、次の日職場の廊下で会っても、目も合わせてくれない。口実を作って彼の隣人のデスクにいっても同僚がいれば完全無視。それから半年くらいまるで私は空気以下のような扱いになりました。。。

でも、たまに二人っきりになる機会があって、こちらから挨拶すると、それはそれはフレンドリーな態度。。。「元気にしてる?」って今までの完全無視がなかったような、別人の態度。。。そして職場のどこであっても、どうも視界の角のほうで見られているような感覚。。。一体何がなんだかわからず。

でも私はもちろん、感情に正直な方ですから、「彼は絶対に私を好きに違いない!」と振り向かせようと頑張っていました。

ただ、振り向かせようとしていた私にも、実はお付き合いしていた方がいたんです(そしてお付き合いしていても埋まらなかった穴を優しそうな彼で埋めようとしていたんですね。)

彼は真面目で、不器用だけど、優しくて、仕事一筋という感じでしたから、お互いお付き合いしている人がいるのがわかっていて、それも職場でなんて、彼も好きなことがだれにも知られないように苦労していたに違いありません。

でも、恋愛に盲目だった私には、その「社会的通念」というのがどうしても腑に落ちず、こんなに感情があるんだからいいでしょ!という感じで彼にいろいろ期待しすぎていたのです。

そして、彼から求められること=自分の価値と思っていましたから、無視され続け心はボロボロ。そんな奇妙な話は誰にもできず、一人で苦しんだ後、回避依存と恋愛依存という言葉の意味を知り、今に至ります。

今誰からから、「好きなのに避けられている」と思う方。たぶん、それは本当に彼はあなたのことが好きで、でも避けなければならない理由があるのだと思います。

その理由は、愛の大きなあなたにはすぐ乗り越えられる障害かもしれませんが、あなたほど愛を経験したことのない彼には大きすぎる障害なのかもしれません。

自分の感情の感覚を疑う必要はないと思います。相手から好きと感じるのは、きっと相手はあなたが好きなのです。あなたはきっとそれほどの魅力の持ち主なのです。

でも恋愛依存傾向の私達は理性で判断することが苦手です。男性は特に感情だけで流されることを嫌います。状況が整っていないのに好きだから付き合うなんて責任のとれないことはしたくないのかもしれません。

同じような状況で苦しんでいる方がいたら、彼の理性を否定することなく、お互いの状況を加味して、「好き」を伝えられるようになると良いですね。

回避依存の彼の愛し方をもっと知りたいと思う方はぜひ、好き避け・回避依存についての記事をインターネット等で読んでみてください。そして基礎が分かったという方は、ぜひこのサイトにある「回避依存症の方を愛する方法」を読んでみてください。

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