タイ人の名前
タイでは名前が生まれた時から2つあります
本名とニックネーム
ニックネームは日本のあだ名のように
愛称というものではなく
生まれて本名をつけるように名付けられる
親がつけてくれる時もあれば
お寺に行ってお坊さんにつけてもらうこともあります
たまにニックネームと本名が似てる人もいますが
ニックネームは本名とは全然違う人がほとんど
そのニックネームは興味深い名前も多い
1を表す「ヌン」や「ワン:One」、「トン」は長男につけれることが多い
3を表す「サーム」は女性かな?きっと第3子
他にも生まれた月がニックネームになってる人もいて
私が自己紹介をすると
「3月生まれ!?」と聞かれます
私の名前「ミナ」は
タイ語「ミーナー・コム」で3月という意味なんです
中には、びっくりするようなニックネームもあり
「ビア」すなわち「ビール」さんには今までに2人出会いました
一人になぜ「ビール」なのか聞いたら
「お父さんがビールが好きだから」と言われました
他にも「ベンツ」さんや
友人の甥っ子は「一休」さん
「ドイツ」さんもいた
よく使われるニックネームもあり
「ゲー」さんは同じ部署に4人もいて
入社した順に
「ゲー1」「ゲー2」「ゲー3」「ゲー4」と呼ばれていました
タイのあるあるw
アメリカ留学経験のあるタイ人が
留学中に困った事を話してくれました
ある時、学生証か何か
本名のみが記載されたカードを落としたのですが
アメリカではずっとニックネームで呼ばれていて
誰も本名を知らず
しばらくカードが手元に返ってこなかった
だから、それから本名を名乗ることにしたと言ってました
タイでも
例え友だち同士だったとしても
本名を知らない人は多いと言います
けど!
会社ではメールアドレスが本名で作られていて
ニックネームしか知らない人のメールアドレスを
会社システムで検索できないということもあります
まずは本名を調べるところから、、、
昨今、話題になる「夫婦別姓」
法的に結婚して籍が一緒になると
夫か妻がどちらかの性を名乗らないといけない国は
日本だけらしい
わたしは同世代のタイ人女性が多く働いていた会社にいました
いわゆる結婚適齢期的な時期にいたので
結婚の話題もよくありました
タイは2005年から方が改正され
結婚後に同姓または別姓を選択できます
友人たちと話していた時に、
結婚して苗字が変わることに関して話していた時に
「苗字が変わっていないことで
結婚をしていないことを知られるのが嫌だ」
という私に対して、
「苗字が変わることで
結婚したことを知られるのが嫌だ」
とタイ人の友人たちが言ったことに
とても驚きました!
まぁ、私の未だ未婚のコンプレックスと言われて仕舞えば
それまでなのですが、、、
また結婚しても籍を入れない夫婦も多いタイ
国が変われば名前の役割も
結婚観も変わります