絶対安全…も100%ダメ…も存在しない。『リスク』と『リターン』を考えよう。
こんにちは、らるです。
絶対にうまくいく!
絶対に安全!
こういう言葉って、魅力的ですよね。
逆に、
これは絶対ダメ
いい所全くなし
というのも、判断するためには
非常に心強い言葉になります。
ですが、これって
本当なのでしょうか?
…
たとえば、
銀行にお金を預けていれば安全。
というのを考えてみます。
たしかに、家に置いておくよりは
盗まれる可能性は下がりますね。
ですが、本当に100%安全か…と言われれば
通帳と印鑑を持っていかれてしまう
可能性はあるので0とはなりませんよね?
それに、そういった
犯罪で取られてしまう…ということが無くとも
日本にインフレが起こってしまって
お金の価値が半分になってしまう…なんて
こともありえます。
ですから、そのままの価値で
キープできる安全性…という意味では
実際は不安があるわけです。
つまり、低いとはいえリスクがある
…ということです。
意識的か、無意識的かに関わらず
リスクを負っているわけです。
この場合のリターンは
盗まれにくいということと
元本割れせずに若干の利息が付く
ということですね。
…
他の例で身近なものと言えば
ワクチンがそうでしょう。
ご存知の通り、
ワクチンには副反応があります。
数日間発熱でロクに動けなくなる
というのは高い確率で起こりますし
重篤な副反応というのも
確率は低いですがあるようです。
それと引き換えに
感染しにくくなったり、
感染しても症状が軽くなったり
といったことが得られるわけですね。
この副反応のリスクと
効果のリターンを考えて
どちらにするかを決めているわけです。
…
ここまでは「~する」の話ばかりを
してきましたが
あたりまえですが
「今まで通りで変えない」ことにも
リスクとリターンがあるわけです。
業績が悪くなっている会社に
所属し続ける…というのを考えてみると
リスクは、そのまま潰れてしまえば
突然職を失い、世間の荒波に放り出されます。
リターンとしては、
転職活動をしたり、他の収入源を確保したり…
という動きを起こさないでいられるので
体力を温存できる、といったことでしょうか。
…
要するに、何かを
「する」にしても
「しない」にしても
常にリスクとリターンが付きまとっている
ということです。
…
じゃあ、どうするのか
リスクとリターンが常にあるというなら
それを「意識して選ぶ」ことが必要
かと思います。
一番イヤなパターンは
不意打ちで、リスクを食らうこと…
たとえば、
何も準備していないのに
突然クビになったり
本当は予めワクチンを打っておけば
軽く済んだはずなのに、
重い病気になってしまったり
といったことでしょう。
リスクを知った上でそうなったら
納得も行くかと思います。
…
リスク、リターンを
しっかり並べて、比較してみて
自分で納得して
する・しない を選ぶ。
これが、大事なことなんだと
私は思います。
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