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ホントに「自由」になりたいの?

何でも自由に選んでいいよ
…というと、逆に困ってしまいます
らるです。

「自由」というと
とてもいい響きですよね。

自分の好きなように選べる

強制されることがない

そんなイメージがあるかと思います。

辞書的な意味は

自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。「―な時間をもつ」「車を―にあやつる」「―の身」
勝手気ままなこと。わがまま。
《freedom》哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり、「…からの自由」と「…への自由」をさす。
法律の範囲内で許容される随意の行為。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%87%AA%E7%94%B1/

大体イメージ通りかな?
と思います。

今日は、この「自由」を得たとして
その際、同時に発生してくるもの の
話をしていきます。

実は「自由」って
手放しで「良い!」と言えるものでは
無いのかも…
と思う方も出てくると思います。


自由には、同時に「責任」が伴う

 何でも自分の好きなことができるという状態は、すべて自分で判断しなければいけないという状態でもあります。
 最初にお伝えしたように、人生における自由とは「すべて自分で判断できる状態」、そして「自分で判断したことに責任を持つ状態」です。

泉正人. 「パラレルインカム」のはじめ方 私たちの新しい「お金と生き方」の選択肢 (p.147). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.

自由=「全て自分で判断できる」
というのは、同時に
「自分で判断したことに責任を持つ」状態
ということです。

「責任」…というと、重苦しい響きですよね。

思った通りにならず、失敗しても
誰のせいにもできません。

自由に、自分で選んだからには
自分の責任になります。


「自由」は欲しいけど
「責任」はヤダ!

…という都合のいい話は
成り立ちません。

逆に言えば、「責任」を取りたくないなら
「自由」でない方がいい
…という話になります。

ただ、この「責任」というのは
重苦しいばかりではなくて
実は、人生の充実度を
上げてくれるものでもあります。

 何事も自分で判断していくのは頭を使う行為ですが、その分楽しさや感動は倍増します。
 たとえば、パック旅行に参加してすべての行き先をガイドさんに決めてもらう場合、代表的な観光地に連れて行ってくれますし、それぞれの場所で説明もしてもらえるのでラクです。
 けれども、滞在時間は一方的に決められてしまいますし、途中で興味のないお土産屋さんに連れて行かれ、一定の時間を過ごさなければならないことにもなります。
 それよりは、自分の判断で行きたい場所を選び、自分の好きな方法で移動し、好きなだけ滞在したほうが満足度はきっと大きいはず。人生も同じです。

泉正人. 「パラレルインカム」のはじめ方 私たちの新しい「お金と生き方」の選択肢 (p.148). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.

自由を放棄して、責任から逃れるのは楽です。

ですが、そこで、責任を引き受けて
自分の頭で考えて、決める

そこには、苦労とともに「楽しさ」が
発生してくる
んです。


普段の仕事でも
この感覚を感じることがないでしょうか?

人に言われた通りにやるだけの仕事と
自分が裁量をもってやる仕事なら

後者のほうが
自分の選べる自由度が高い反面
責任が大きく、頭も使う…でも
いざやり切ってみると、満足感がある

私自身は、よくそう感じています。


自分の頭を使うこと
決断に責任をもつこと…
こういったことから逃げないことが
人生の満足度を上げるためには
必要なことなのだろうと思います。

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