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死ぬのはイヤ…は、ともかくとして、生きていたい理由を考えたことがありますか?

こんにちは、らるです。

最近、本を読んでいて
こんなことが書いてありました。

「木村さんは、どうして生きたいんですか?」
 私の質問が予想外だったのでしょう。木村さんは、「エッ?」と言ったきり絶句してしまいました。けっして私は意地悪でこんな質問をしたわけではありません。今までたくさんの患者さんを診てきましたが、「なぜ生きたいのか」を真剣に考えてこなかった人があまりにも多いのです。
 たいていの人が、死にたくない理由、まだ生きていたい理由すら真剣には考えていません。そのため、生活習慣病のリスクだらけの日々を送って、ある日突然、死を意識せざるを得ない状況に直面してしまうのです。

川嶋 朗. どうせ一度きりの人生だから 医師が教える後悔しない人生をおくるコツ (p.24). アスコム. Kindle 版.

後悔しない人生をおくる…というテーマで
お医者さんが書いた本からの文章です。

「どうして生きていたいんですか?」

この質問に、少しハッとさせられました。

そりゃ、生きていたいに決まってるじゃん
…と、返したくなりますが

ただ、あらためて「どうして?」と
言われると、答えに困ってしまいますね。

生きていてやりたいことがあるのか?

という話です。

この本で例に出ていた木村さんの場合は

「両親が健在なので看取りたい」
「子どもはいないが、妻と一生添い遂げたい」

同上

ということで、
家族絡みのことが、
生きる理由になっていました。

確かに、自分の家族を大事にしている人は
ここが一番の生きたい理由に
なるのかもしれません。

非常に納得の理由です。


家族のこと以外であれば
自分が熱心に取り組んでいること
生きがいになっていること

そういうものが挙げられるのかもしれません。

仕事でもいいでしょうし
趣味でもいいでしょう

そのために生きている

と言えるようなもの…


推し活なんかに熱心な人は
まさに、趣味が生きがいなのでしょう

これもまた、そのために生きていたい…と
言われれば、納得できます。



そこで、改めて、自分のことを
考えてみると
自分にはそういった生きる動機に
なるものが薄いな…
 というのを
感じます。

実家の家族のことは
それなりに大事にしているつもりですが
そのために生きたい…とまでは
思えません。

仕事は、全くそういう対象にはなりません。

趣味は…しいて言えば、遊戯王をやっている間は
時間を忘れて没頭できるので
これが一番生きがいに近いのかもしれません。

ただ、そのためだけに生きたい…と
思えるほどではない気がします。


最近、日々生きる上での
モチベーションが低いことには
こうした「生きる理由が薄い」ことが
関係しているのだろう…と思います。

何か、探していかないといけませんね。

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