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え?マジで? 就活の時に知りたかった使うと落ちる!「禁止フレーズ」

こんにちは、らるです。

先日、こんな本を読みました。

kindle Unlimitedで読めます。

この本、就活しているときに
出会いたかった
ですね。

採用担当や、大学の本音を
沢山の取材をもとに語っている本

になります。

就活のホントのところを知りたい人には
おススメの本です!

今日は第1章 就活はイタすぎるより

2つ、印象的だった話を紹介します。

納豆人間にはウンザリだ

就活の自己PRの定番に

私は○○のように××な人間です

というのがあります。

例えば
私は納豆のように粘り強い人間です。
私はエアコンのようい適応能力抜群です。

といったような表現です。

私が就活をしていたころも
このような表現は流行っていました。

ですが、人事担当者の本音からすると
これは「サムい」だけ
だそうです。

…衝撃ですね。

私は、こういうの言えたら
カッコいいと思ってのですが…


しかし、この例を聞くと
なぜこのような表現がサムいのか
分かると思います。

私がこの話をするときは、合コンにたとえることにしている。
「たとえば俺がさあ、『キムタク似と言われる石渡でーす』と自己紹介したとして、君はどう思う?」

kindle位置No.366

合コンでいきなりこんなこと言われたら
正直、引くと思います。

これと同じです。

「○○のような人間」というのは
わざわざ自分から
アピールすることじゃありません。

もし、本当にそのような人間なら
話を聞いた相手が自然と
「あいつ、○○みたいだったな」
評価するのです。

自分で言うことではなく
相手が判断すること
なのです。

「採用を決めたひと言」を真似するな!

私たちは、過去上手くいったことを
真似したいと思いがち
です。

特に優等生ならそうでしょう。

学校のテストなら、
1年前に同じテストを受けて
正解した人と、同じことを書けば
満点がもらえるのですから。

ですが、就活ではそれは最悪の悪手になります

「AERA]の2003年2月3日号と2004年1月26日号の就活特集には、「採用を決めたひと言」が掲載された。
 この二つの記事には、ほぼ同じセリフが登場している。

「ここでリクルートスーツを脱いで帰ります!」

 なんともすごいひと言だが、この学生のひと言に対して、2003年の特集には企業の絶賛コメントが載っていた。

「『本当に?』と尋ねたら、こう答えた。こういう言葉が計算ではなく、自然に出てきたと思わせる人だった」(江崎グリコ)

 それが、2004年の特集ではどう変化していたか。

「昨年度の決まり文句。みんな言っていました」(大日本印刷)

 なんとわずか一年で、「内定を出したひと言」から「内定を出せないひと言」に大暴落している。

kindle位置No413

いかに、効果的な一言であっても
その人が、その時に言ったから効いた
というだけです。

同じことを言ったら
同じように効果があると思ったら
大間違い
なわけです。

企業が知りたいのは、
その人自身のこと
です。

誰かの真似をしているところを
見たいのではありません。

就活はよく、結婚相手を選ぶようなものと
例えられますが

お見合いに来た相手が
誰が言った流行のフレーズを
付け焼刃的に使ってきたらどう思うでしょうか?

その人を選びたいとは
思わないと思います。

その人自身から出る言葉を聞いて初めて
選ぶか、選ばないかの話になります。

まとめ

就活において

私は○○のように××な人間です は禁止
それは話を聞いた人事担当者が決めること
自分で言うとサムい。

誰かが「内定を決めた」ときの
フレーズを真似るのは禁止

企業が聞きたいのはアナタの言葉
誰かの言葉の真似ではない。


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