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【英語表現<30秒チャレンジ>付】 英語トレーニング・応援マガジン 2021.7.20発行 第584号

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■英語トレーニング・応援マガジン
2021.7.20発行 第584号
英語&スキルトレーニング BizCom
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こんばんは!
ビズコム講師の松尾です。

前号でご案内の
「夏の英語学習法Webセミナー」に、
すでに150名超の申込をいただきました!

今回のセミナーテーマは、
ボキャ貧・脱出!語彙トレーニング!

お申込の速さからも、
お申込み時のコメントからも、
皆さんの関心の高さが伝わってきます。

★★ 8月15日(日)10:30〜12:00 ★★

オンライン開催・参加費無料です。
(詳細は、インフォメーション参照)

では、Let's start!

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■鹿野先生の特別講義 第131回
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語彙トレーニング<第2回>
分かる語彙(理解語彙)を増やすには?
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みなさんこんにちは、鹿野晴夫です。

「語彙力強化」3回シリーズとして、
前号では、「覚えるべき語彙数」
についてお話しました。

簡単に復習すると、学習ステップと
覚えるべき語彙数は、以下でした。
Step 1 中学・高校単語の復習
    ⇒ TOEIC L&R 700点台
Step 2 95%カバー率3,714語への到達
    ⇒ TOEIC L&R 800点台
Step 3 98%カバー率9,000語への到達
    ⇒ TOEIC L&R 900点台

「9,000語は大変!」と思った皆さんも
多いかもしれませんね。

ご安心ください。今号から、
「語彙を覚える方法」をご紹介します。

さらに、具体的なトレーニング方法は、
8月15日(日)の学習法Webセミナーで、
体験いただけますので、お見逃しなく。

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分かる語彙(理解語彙)を増やす!
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語彙には、理解語彙(passive vocabulary)と、
使用語彙(active vocabulary)の2種類があります。

理解語彙は、聞く・読む際に分かる、
使用語彙は、話す・書く際に使える、
単語のことです。

知らない単語は、まず理解語彙になり、
十分理解するようになった段階で、
使用語彙に変わっていきます。

ですから、話せる語彙を増やしたい方も
まずは、聞く・読む際に分かる語彙を
増やしていく必要があります。

知らない語彙を「分かる語彙」にする
ステップは、以下です。
Step 1 文字と音を結びつける
Step 2 音と意味を結びつける

英語が母語の方や、上級者の方は、
「会話などで、新しい単語を知り、
その後、スペリングを知る」という
Step 2→1の順も多いかもしません。

※音スタートのボキャビル

しかし、英語の音素が身に付いてない
(すぐにリピートできない)段階では、
話者が何度も繰り返してくれない限り、
知らない単語は雑音に聞こえるだけです。

ですから、文章やスクリプトを見て、
新しい単語を知り、それを覚える
ことが多くなります。

※文字スタートのボキャビル

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「文字→音→意味」の順で覚える!
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文字スタートのボキャビルでは、
音(発音)を覚えることを軽視して、
「文字→意味」の学習になりがちです。

しかし、リスニングの言語処理は、
「音声知覚→意味理解→短期記憶」。

リーディングでは、
文字を見て、音声知覚(脳内音読)して、
意味理解→短期記憶の順です。

「文字→意味」の学習だけでは、
リスニングできないばかりでなく、
リーディングで脳内音読ができません。

脳内音読(文字の音声化)ができないと、
文字を見て、日本語に訳すことになり、
速読スピードが上がりません。

※文字の音声化が行われると、
 英語の音声(イメージ)が邪魔して、
 日本語訳が浮かばなくなります。

文字スタートのボキャビル
(文字→音→意味)の学習は以下です。
Step 1 文字と音を結びつける
    ⇒ 音を確認して、英語音読
Step 2 音と意味を結びつける
    ⇒ 英語→和訳の順で音読

ポイントは、音を覚えることを先行し、
それに意味(和訳)を結びつけることです。

覚えるには、まず短期記憶が必要で、
短期記憶は、主に音声記憶なので、
英語音読すると、覚えやすくなります。

さらに、同じ原理で、和訳も
音読すると、覚えやすいはずです。

なお、理解語彙を使用語彙にするには、
理解の質を和訳で終わりにせず、
さらに深めていく必要がありますが、
最初は和訳からで大丈夫です。

使用語彙に変えていく方法は、
次号でご紹介します。お楽しみに。

    ☆  ☆  ☆
(松尾)
単語は、意味から覚えるのではなく、
「まず音から覚える」って、
ご存じでしたか?

恥ずかしながら、
学生時代は私も知りませんでした。

これだけでも、ちょっと衝撃ですが、
音で覚えるって、実際には、
どんな手順でしょうか?

聞く? 発音記号?
音読? リピート?

今回のセミナーでは、
実際にトレーニングを体験できて、
そんな疑問も解消できます。

下記をご確認のうえ、お申込ください。

■ BizComインフォメーション
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夏の英語学習法Webセミナー
ボキャ貧・脱出!語彙トレーニング
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大好評!学習法Webセミナーの第4弾!

今回は、語彙力アップ(ボキャビル)がテーマ。

初級から上級まで、
レベルに合った語彙トレーニングを
ご紹介します。

Zoomによるオンライン開催で、
全国どこからでもご参加可能。

また、YouTube限定公開ビデオで
ご視聴ただくことも可能です。

<日程> 参加費無料
【Zoomライブ】
 2021年8月15日(日)10:30〜12:00
 ボキャ貧・脱出!語彙トレーニング
 講師:BizCom代表 鹿野晴夫
【YouTube限定公開】
 2021年8月16日(月)〜8月22日(日)

▼イベント詳細・申込はコチラ
 https://bit.ly/3hrj6Np

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■ 話せる・書ける英語表現
<30秒チャレンジ!>
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話せる・書けるは、
英語表現のストック量で決まる!
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息子のオンライン授業について
夫婦で話し合っている場面です。
( )に入る単語1語が浮かびますか?
★制限時間は、30秒!

A:今学期、ジャックは苦労しています。
Jack's having a hard time
this ( ).

彼は、課題がかなり遅れています。
He's way ( )
on his assignments.

B:バーチャルラーニングに
向いてない子供もいます。
Some kids aren't cut ( )
for virtual learning.

A:ジャックと、歴史の授業について
話しましたか?
Did you ( ) to Jack
about his history class?

B:話しました。
彼は、それを読む意味が分かりません。
I did.
He doesn't see the point
of ( ) it.


□ 答えはコチラです↓ ━━━━
A:Jack's having a hard time
this (semester).

He's way (behind)
on his assignments.

B:Some kids aren't cut (out)
for virtual learning.

A:Did you (talk) to Jack
about his history class?

B:I did.
He doesn't see the point
of (reading) it.

知らなかった表現、使ってみたい表現は
場面をイメージしながら
「音読」してみましょう。

音読だけでは定着が弱いと思う表現は、
「音読筆写」まで行うと効果的です。

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今回の出題は、
BizCom公式教材English Trainer
Vol.68 Round 3から。
生きた英語表現が満載の
「English Trainer」の詳細はこちら
https://bit.ly/2FBhnlI
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■ EDITOR'S ROOM 〜編集後記〜
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「単語は、まず音から覚える」なんて、
学生時代に知らなかった私は、

大学受験でも、単語が覚えられず、
非常に苦労しました。

ふと自室の棚を見ると、
当時使っていた手書きの
「覚えられない単語集」があります。

数十年ぶりに見ると、その9割は、
今ではお馴染みの単語ですが、
中には、今でも危うい単語が・・・。

皆さん、いくつ分かりますか?
1. conjugation
2. anecdote
3. disciple
4. remorse
5. sermon

何が危ういかと言えば、
意味以前に発音が危うい。

というわけで、音から覚える
重要性が身に染みています。

8月15日(日)のセミナーは、
個人的にも要チェックです(笑)。

ちなみに、単語の意味はこちらです。
1. 活用
2. 逸話
3. 弟子
4. 後悔
5. 説教

今は当時と違って、音声を
ネットで簡単チェックできます
(気になる単語はぜひチェックを)。

今号も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。

また次号でお会いしましょう!

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◆お知らせ
 次号は、8月4日(水)発行です。
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