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マガジンを起こしたきっかけ(薬局関係)

・挨拶

はじめまして、Hideです。
今はドキドキしながら、これを書いています。なぜかというと果たして発信していいのかどうか、いまだに悩んでいます。(笑)
ならするなという突っ込みが入ると思いますが、まあ一個人の意見を発信するということも大事かなと思ってすることにしました(笑)

・経歴

はじめまして.Hide (ヒデ) と言います。
遅まきながら大手調剤薬局(在籍例:日〇調剤)から企業(在籍例:パ〇ソ〇ック)へと転職をし、 幅広く業務・業種を経験してきました。
企業に転職してから、自分のスキルのなさを実感し、ここ数年は、スキルアップのために、かなり時間を割いてきました。
資格取得も50を超え、英語学習もかなりしてきました。スキルアップに時間を多く割いてきた理由として、時代の流れが最近特に早く、これから人の整理が始まる時代がもう間もなくやってくると思い、日々研鑽をしています。よく資格マニアと言われますが、決してマニアではありません(笑)。
一方で、時間を無駄に使い、遠回りしたとも強く感じています。
皆様には、時間を有効活用してスキルアップしたり、激動の時代を生き抜いてほしいと強く感じてきているので、一個でも参考になる情報を提供できればと思い、記載させていただきました。
今まで培った知識をどこかで還元できればと考えております。 よろしくお願いいたします。

・きっかけ

今回、このようなマガジンをやろうと思ったきっかけは、医療業界を少しでも良くしたいのと、現場で働いている方々もいろいろ考えていただきたいという両側面です。診療報酬改定のたびに「調剤薬局はもうけすぎである」というパッシングを毎回受けながら徐々に診療報酬も減らされているのが現実です。しかしながら、大手調剤薬局は増収増益を続けており、今後、体力・戦略の弱い中小薬局は、少しずつマーケットから追い出されることは否定できません。

さて、現場の方々は、来ていただいている患者さんに対してにどれだけ満足していただいておかえりいただけているのか?また、薬局経営のためにどこまで考えてやっているのか?
前者については、薬剤の勉強プラスほかの事にもアンテナを張って情報を得て服薬指導等に行かせているのか?診療報酬の加算を意識してしっかり服薬指導に生かせるような勉強をしているのか?薬歴も短い文章で必要なことをかけて次の服薬指導に生かせるような内容になっているか?などなど。
後者については、薬局の経営を考えて、技術料の算定をどこまでしっかりやって獲得する、在庫をしっかり管理して絞る、近隣の情報を得て薬局の経営につながるような対応をしているのか?スタッフ教育ができているのか?などなど。
自分が薬局で働いている時、いつも疑問がありました。向上心のある方が案外少ないこと。向上心があっても、患者さんのため、会社のためではなく、自己満足のための人もいること。
もちろん、全員そうではないのは理解していますが、現場にいた時、自分が薬局を使った時、ありきたりの平坦なサービスだけで危機感がないなと感じていました。

自分は、顧客(患者さん)満足度を上げながら、薬局の経営もよくするようなことをしていきたいと思います。よく、加算をとるときに、めんどくさいとか仕事が増えるなどいろいろ思うこともあるでしょう。
しかしながら、もらっている給料はどこから出てくるのかを考えた時に、答えは一つしかありません。それを言い訳するのであれば、だんだんと経営が厳しくなり、いくら能力があったとしてもだんだんと厳しい状態になることは否定できないと思います。
昔と違い、医療も明朗会計になってきました。また、保険は出来高払いという関係上、サービスをした分だけお金をいただけるというルールになっています。薬局は医療サービスなので商売ではないという方もいらっしゃいますが、ボランティアで働いている方はほとんどいないと思いますので、やはり経営という部分も考えてもらいたいと思っています。

そのためには、自分の価値を少しずつ上げてほしいと考えています。店舗運営能力、服薬指導能力、クレーム処理能力、渉外能力などなど。実は、薬局で働くということは、様々な能力が必要だと思います。特に、若い世代がどんどん出てきた時に勝てません。対物業務はもうすでに終わりを迎えています。法律上はNGであっても、薬剤師という資格でなくてはできない仕事はどれだけあるのか、機械などで代替えが絶対に聞かない仕事はどれだけあるのかを冷静に考えていただければおのずと答えが出てきます。

・今後の日本の展開

国の政策として、薬局数を減らし(6万8000店→3万程度)、薬局を医療のハブにして、病床数の減少や予防医療に力を入れ、健康保険の負担を軽くするのに、国も日々政策を考えています。
一方で、登録販売者にOTCを一部販売可としたことで、薬剤師の仕事はより専門性を帯びつつあります。経営者サイドからみると、人件費の問題から、薬剤師はより高いレベルで働かないと淘汰はされていくと思います。
どちらにしても医療の質を上げるために、医学知識・患者さんや相談者のバックグランドを把握しながらのアドバイスはこれからますます重要になるかと思います。通常の医学知識だけであれば、すでにAIで事足りますからね。そんなわけで、薬剤師の仕事は、より高度な仕事をしていかないと生き残れない時代にもはや入っているといっても過言ではありません。

・終わりに


ここまで読まれた方だと、あまりいい印象を持っていただけないことは理解しています。
ただ、逆にここまで読んでいただいたからこそ、医療業界で逆に生き残ってほしいと強く思っています。比較というのは、2つ以上あるからこそ起こります。読まれているあなたが、職場での付加価値・存在意義があれば、残れるチャンスもありますし、スキルをつければ、他の職場に移動することもできます。

自分なりの外から見た意見・アドバイス・考え方が参考になれば、幸いです。
幸いにも、この業種はまだまだ閉鎖的なので、競争相手が少なければ少ないほど少しやるだけで差がすぐ生まれます。
個人的に、一般企業のように採算性・収益性だけを求めるのは、自分も好きではありません。今来ていただいている患者さんが一人でも満足をし、笑顔になり、納得しておかえりいただくことも追及してほしいのです。両方を追及するからこそ三方よし(“売り手よし”“買い手よし”“世間よし”)になるのだと思います。ここだと、自分の薬局(スタッフ)であり、患者さんであり、世間や地元からの評判になると思います。

他業種はもっともっと厳しいです。医療業界は、国民皆保険制度というシステムの関係上、国に守られています。それを分かっていただいたうえで、参考になればうれしいです。

次から少しずつ記事を書いていきますね。
よろしくお願いいたします。

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