特別なきみ

全ての出来事が
まるで夢を見てるみたいだった

過ぎていく時間の中に残したものは
痛みと苦痛
だからもうここにはない

欲しかったもの?

なんだったのかそれすらもう
わからなくなった

一生懸命であろうとしているわけじゃないのに
懸命でしかいられないのは
性格だろうか
もしくは
偽善だろうか

ただ君の笑顔を思い
見上げる青の空に
思い浮かべる時間

特別って言葉があるけど

それは君のことだって思う



君の涙を久しぶりに見た
真っ白な心から流れた
君の涙だった

最初はどうしてないているのか
わからなかったけど
その理由を知った時
君の気持ちに共鳴した心が
私の涙となってこぼれ落ちた

君の大切な人が
君の手をとって
大丈夫だよと慰めて
君の安堵と彼の優しさと
透き通るキレイな色の空気が
二人をまとっていた

深夜もう動かなくなりそうな思考は
そのシーンを忘れずに
大切な場所にしまっておきたいと思った

みんなで幸せになろうよ

きっとあの子にも
そんな時間はやってくるって
そう思っていたい

だって
君にだって
たくさんの苦しみがあって
それを超えて
やっと今ここにいるんだから

あの子にだって
たくさんの出来事はあって
苦痛を超えて
きっとね笑えるそんな日はくる

真実はどこにある?
現実が真実だとは限らない

防御のための疑いは
仕方ない

それでもあの瞳の色を
信じていたいと思う

傷つくことを承知でわ
真実よりも
今ここにある現実を
信じることをするしかできない

あの日々があったから
今がある

私にも君にもあの子にも

たくさんのこの感情
きみがくれるもの
全部が特別だよ

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