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「伝わる」講座のために心がけていること

こんにちは。ryoです。

今、私は年間で大体30回くらい、学生の前で就活について話す機会をもらって講座を実施しています。
講座終了後は、アンケートをとって、フィードバックをもらうようにしているのですが、毎回9割の学生さんには伝わった、役に立ったと言ってもらえています。

せっかく時間をもらった以上、役にたったと感じてもらえるように、しっかりと伝わるようにと、心がけていることがあるのですが、一度自分の中で、もう一度整理するという意味で、まとめてみました。

私は話す対象が学生ということもあるので、全てが使えるという訳ではないかもしれませんが、仕事をする上で相手に伝わるように話すというのは、とても大切だと思いますので、よろしければご確認ください。

「伝わる」講座のために心がけていること

①講座の内容を、自分の中で肚落ちするところまでもっていく
自分の中で肚落ちしている内容を話す時って、不思議と説得力が増すものです。本心って熱っぽく話せますし、学生もそれに応えてしっかり聞いてくれます。話していて、自分の気持ちが言葉に籠るという感覚を大切にすることが大事だと思います。
詳しくは、以前こちらの記事にまとめましたので、ご確認ください。

②文字数を減らして、スライドをたくさん作る
私はパワーポイントを使った講座をしています。時間は毎回さまざまですが、大体40分くらいだと使用するスライドは100枚くらいになります。
最初は意識していた訳ではないのですが、伝わるようにはどうしたらいいか、と考えている内に、文章量の多いスライドで時間をとりながら話すよりも、短めの文章でスライドを作って、紙芝居のようにどんどん展開して行った方が、学生も集中力切らさず、前を向いて聞いていくれることに気がつきました。これは、次のポイントにも繋がることなのですが、短く切ったスライドをたくさん作った方が、話す方も楽です。
短いスライドで話を展開しながら、まとめとなる部分を話すときは、まとめとなるスライドで時間をとって話す。このやり方だと、学生と足並み揃えて講座を進めていくことができます。

③繋ぎことば、話の転換になるスライドを挟んでおく
伝わる講座にするためには、流れるように話を進めていかなければなりません。どんな話でも、話の転換となるポイントがいくつか出てくると思います。
そんな所々のポイントでは、繋ぎことばを入れたスライドを作っておくといいと思います。例えば、「じゃあどうしたらいいの?」とか、「大切なのは・・・」とか、「考えた方がいいのは次の3つのポイントです」とか・・・。
きっと1つの講座って、小論文や作文のように、複数の文章、話の塊でできてると思います。その塊と塊の間にいわば「接続詞」的な意味合いでスライドをいれておくと、学生も話の転換だということも分かりますし、話している自分も脱線せずに講座を進めることができます。
よく話があちこち言って、話が前に進まないという方もいますが、話の指針となるスライドを挟んでおけば、迷子にならずに話を進めることができます。

④イラストを入れる
いらすとやさんのイラストは最強だと思います。やっぱり、視覚的にもイラストがあった方が、聞く方も遥かに想像しやすいです。もちろん全スライドに入れる訳ではありませんが、前述した繋ぎとなるスライドや、短い言葉のスライドには、思考の補足としてイラストを入れています。

⑤フォント、文字送りにもこだわってみる
やっぱり視認性という観点はとても大事だと思います。私はフォントはメイリオ、文字色は青と赤と黒のみでスライドを作成しています。
人は文字読むとき、一度脳内で音読をしています。その時に改行の位置が変で、文字送りが気持ち悪いと、すっと頭に入ってこないと思います。

「人に伝わ
るように話すコツ」



「人に伝わるように
話すコツ」

とどちらが読みやすいですか?
極端ですが、こういうことです。相手の頭で音読しやすいようにスライドの文字送りにもこだわってみます。
短いスライドだと、学生が頭で音読をしている最中に、その内容を自分も話すことになるので、自分の内と外から言葉が入ってくるので、理解が深まるり、伝わりやすくなるのだと思います。

⑥話の大枠は決めるけど、作ってる途中で構成は変わってもいい
これは、人それぞれかもしれませんが、私の場合は話のテーマが決まったら、とにかくスライドを作っていきます。その中で、スライドを入れ替えたり、短いスライドを足していきながら、構成を練っていきます。自分が話やすい内容は、聞き手にも伝わりやすい内容になっているはずです。
一度話の構成を決めてしまって、それにこだわってしまうと、どこか話にくかったり、その構成に合うように話の内容を考えなくてはいけません。
ある程度没頭し始めると話の流れが見えてくるので、没頭できるまで試行錯誤を繰り返して、スライドを作ったり、入れ替えたりしていくといいと思います。

⑦クイズを入れる
つかみにもなりますし、なんと言っても、受け身の体勢からスイッチできるのが大きいです。面白いクイズではないと逆効果にもなりかねませんので、内容は結構重要ですが。クイズって考えるの結構楽しいですよ。

以上です。
あとは、日々勉強ですね。何にでも言えることだと思いますが、常に向上心もって取り組みたいものです。
少しでもお役にたてば嬉しいです。

ではまた。


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