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#ロジック
早くも引退から戻ってきてしまったロジックの雑記を読む。(Logic - "Theme for the People")
written by @raq_reezy こんばんは。 引退したの最近じゃなかったっけみたいな感じで、早くも戻ってきて12曲も入ったミックステープを出してしまったロジックを解読していきたいと思います(笑)。 まあラッパーの引退なんてのはそんなものです。 今回の『Bobby Tarantino Ⅲ』は、自身のプレッシャーを語る曲など、過去にロジックが取り扱ったテーマの曲もいろいろと含まれていますが、「Theme for the People」が少し興味深そうだったので
なぜドクター・デストラクションは宇宙を滅ぼすのか。(Doctor Destruction - "Backstory")
Writer:@raq_reezy こんにちは。 今回は、ドクター・デストラクションのミックステープ『Planet Destruction』に収録されている曲「Backstory」を解読していきたいと思います。 『Planet Destruction』は、以下で聴くことができます。 さて、「ドクター・デストラクションって誰?」という話ですが、昨年引退を表明したロジックが演じる(ピッチを下げてラップする)架空のキャラクターです。 あわせて読みたい: 引退作で、音楽業界
ロジックが「危険な精神状態」を告白。その内容とは?(Logic - "Confession of a Dangerous Mind")
Writer:@raq_reezy 今回は、ロジックの「Confession of a Dangerous Mind」(意訳:危険な精神の告白)を解読していきます。 ロジックについては、以前ブログの方で解説しているため、もしも詳しく知りたい方は、こちらを読んでください。 記事の紹介 Logic(ロジック)、美しい「白鳥」になったラッパー ということで、さっそく解読に入っていきます! 危険な精神とは、どのような状態を表しているのでしょうか。 1バース目I can't
LogicがベテランMCを迎え、多様な視点からアメリカの問題点を浮き彫りに。【後編】(Logic - "America" feat. Black Thought, Chuck D, Big Lenbo, No I.D.)
今回は、前回に引き続き、Logicの"America"を通じて、いまのアメリカが抱える問題に迫っていきます。 この曲は、自分が愛するアメリカについて、必ずしも全てに満足しているわけではないということで、ベテランMCも迎えて、それぞれの観点からアメリカについてラップしています。Black ThoughtとChuck Dのバースについては、前編をご覧ください。 後編では、Logicによって、トランプに賛成しているカニエ・ウェストへの複雑な想いや、フッドの在り方しか知らない黒人
LogicがベテランMCを迎え、多様な視点からアメリカの問題点を浮き彫りに。【前編】(Logic - "America" feat. Black Thought, Chuck D, Big Lenbo, No I.D.)
Logicが2017年にリリースしたアルバム『Everybody』からは、人種や性的指向などのあらゆるステレオタイプから自由になることを歌う"Black Spiderman"、自殺防止を訴える"1-800-273-8255"が特に話題を呼びました。 上の2曲は特に注目されていると思いますが、『Everybody』には、他にも印象的な曲が並んでいます。特に、攻撃的なビートに乗せて、多面的にアメリカを見たコンシャスな曲"America"はアクの強い強烈な曲です。 Logic自