ミライドンを組む上で考えていること初心者~中級者向け
こんにちは!花粉の時期はいつも目が赤いラピスです。
今回初投稿です。誤字脱字やおかしな日本語で読みにくいところもあるかもしれませんがご容赦ください。ミス等は指摘していただけると助かります。
皆さんはデッキを組む時どのようなことを考えてますか?デッキを組む上で普段何気なくやっている環境読みや各対面における戦い方のイメージがあると思います。
それを言語化して落とし込むことでよりいっそう自分の理解度を上げていくためのnoteにしていきたいと思います。
では本題に行きたいと思います。
作ろうと思ったきっかけ
URミライドンが出た時に一目惚れしました。このカード使いたいと思いデッキ作ろうとしたのがきっかけです。さらにパチリスもARできたものだからもうテンション上がりました。
デッキを組む際カードそれぞれの特徴を理解し、相性がいいのは何か?
どのような動きが強いのか?
その動きができるようにするために何が必要か?再現性はあるのか?
などを試行錯誤しながら組んでいきます。
今回は主にカードの特徴を理解して相性のいいカードや今使われているミライドン型のカードを分析していきます。
それから自分なりの環境読みとそれに対する回答を持ったデッキを紹介します。
採用枚数などの理由も解説するのでぜひ参考になればと思います。
ミライドンexの性能、評価
ミライドンex
強み
①特性によりベンチにアタッカーや進化ラインを準備しやすいため安定性が高い
②3エネ220打点なので大抵のVポケモンを取る事が出来る
③exなので相手のこだわりベルトやVガードエネルギーの影響を受けない
④逃げエネ1なので逃げやすくバトルポケモンの調整がしやすい
弱み
①3エネ要求のためエネ要求値が高い
②VSTAR相手には打点今ひとつ
③HP220は今の環境だと低め
特性はぶっ壊れてるほど強くベンチリソースの問題で困ることないので初心者の人が回すデッキとしてもオススメです。
弱みはありますが後ほど紹介するカードでこれらの弱みもほとんど打ち消せるのでまさに無敵です💪∞
どこに強みをおくかでデッキの軸が変わるので紹介していきます。
ミライドンデッキ主流の軸
・レジエレキ型
レジエレキ型の特徴
大会とかで結果残してるのはこのレジエレキ型が多いです。キーパーツとなるのがレジエレキVとレジエレキVMAXです。
強み
①レジエレキVMAXが雷ポケモン全体の打点をあげるので相手のVSTARを1回で倒せるようになる
②ロスト対面においてレジエレキVの下技押し付けて耐久力をあげる
③レジエレキVの上技でクレッフィを押し付けると特性を使えなくできるので相手のテンポを遅らせる
VSTARのHPはレジギガスVSTARを除き概ね280ラインですのでここを越えられるかが肝になっていきます。
ミライドン自身が220打点あるのでレジエレキVMAX2体いると220+30+30=280となりVSTARを1回の攻撃で倒せるのでバトルで有利になります。
またレジエレキVの下技使うことでロスト戦におけるウッウで受けるダメージが10になったり、キュワワーやウッウを一方的に倒すことが出来るので優秀です。
さらにギラティナのロストインパクトに対しても280-100=180打点となりレジエレキVが生き残るのも強いです。
クレッフィの強みは後ほど紹介します。
・モココ型
モココ型の特徴
モココ型は安定したエネ加速が魅力的です。このnoteが出るころはまだ大会でほとんど使われてないですが環境次第で活躍出来るポテンシャルがあります。
強み
①確率に頼らず安定したエネ加速ができる
②ジャッジマンやツツジなどで手札干渉されても立て直しがききやすい
1番の特徴はエレキダイナモによるエネ加速です。2体いるだけで手張りと含めてエネ3枚つけることが出来るのでミライドンの技すぐ打てるようになります。
エネルギーをトラッシュすることで強い技を使うポケモンがいるのでモココでエネ再利用して技使っていくプランを取っていきます。
また相手の手札干渉に関してはミライドンでポケモン呼んでモココでエネ付けられるので充分巻き返すことができます。
相性のいいポケモン
クレッフィ
主にロスト対面においてキュワワーやネオラントVをとめたり、ミライドンを止められるのも優秀です。
レジエレキVの上技を使うと相手にダメージ与えつつクレッフィをバトル場に出せるので戦況をコントロールしやすいです。
レントラーV
こちらも主にロスト対面において相手の手札にあるアクロマやミラージュゲートを落とす役割があります。とくにサポートに頼ってるデッキはそれを落とすだけでかなりテンポダウンさせられるのでロスト以外でもデッキによってはとても刺さります。
ジバコイルV,VSTAR
ジバコイルVは上技でベンチから強制的にバトル場にだす稀少な効果であり40ダメージもおまけで与えてくれます。これでマナフィ選ぶと弱点込みで80点になるので倒すことができます。
次のターンに進化してVSTARパワーでベンチ2体に90ダメージが通りやすくなります。
VSTARの上技はグッズをサーチできるのでエレキジェネレーターやボール系、あなぬけのひも等の次のターンに活かせるカードを持ってこれます。
レジエレキ
注目は下技のテラスパークです。バトル場に120点ベンチ2匹に40点与えるので3匹にダメカンを乗せることが出来ます。120点は非エクポケモンならほとんど倒せますし、ルギアVやそらをとぶピカチュウVなども弱点込みで倒せるのは大きいです。
40点与えるだけでバトル場に出てきた時の倒せるハードルがぐっと下がります。
ターゲットにしたいよく使われているポケモン
キュワワー HP70→30
ヤミラミ HP80→40
ビーダル HP120→80
かがやくゲッコウガ130→90
イシヘンジンHP130→90
アルセウス、ギラティナV HP220→180
キュワワーやヤミラミは2回打てば倒せるので積極的に狙いたいです。ビーダルからイシヘンジンまでは1回テラスパーク使った後にジバコイルVSTARのエレクトロスターで取れるので狙えたら取りに行くくらいでいいと思う。
VポケモンはHP180になるのでジバコイルVSTARのマグネクリップで倒すことができるようになります。
ここまで説明するとジバコイルと相性がいいのが分かりますね☺️
ライコウV
ライコウVはしゅんそくによるドロー加速がシンプルに強い。また2エネで最大220点出せるので相手のポケモンVを一撃で倒せます。
エレキジェネレーターが下振れした時にあると便利な1枚
そらをとぶピカチュウV,VSTAR
ロストやルギア対面においてかなり強い。ロストはほぼ種ポケモンで構成されているため入れ替え札ないと詰みます。
またルギアも基本的に倒せるのはルギアVSTARとアーケオスくらいなのであるのとないのでは勝率が大きく変わっていきます。
パチリス
とにかく可愛い。こんな可愛いペットがそばにいたらきっと人生も楽しい。
でもこのカードただ可愛いだけではなく強いです。ベンチに雷ポケモン5体いると110点出せます。実質ウッウと同じです。2エネ必要ですがモココかエレキジェネレータで1枚当てれば手張りと含めて確保できるので難しくは無いです。
ロスト対面だと非エクポケモンをパチリスで倒して相手のVポケモンが来てやられてもサイド1枚なのでその後ミライドンとかでそのVポケモンを取ればサイド差をつけることが出来ます。
基本的に先行2ターン目ないし後攻1ターン目で技打てるのでサイドをリードして始められるのが強いです。
ぶっちゃけそれならミライドンやライコウV使ってやられなければ2回以上技打てるのでサイドレースも差がつかないし良くないかと思っている人も多いだろう。
しかし、ミライドンだと3エネ必要で続けて技使うには1度入れ替えしないといけない。またライコウVの場合擬似的に役割は果たせているがHP200という低さから終盤にかけて取りやすいサイド2のポケモンとしてボスやセレナの対象になりやすい。
サイド1のポケモンを採用することで相手にとらせるサイドプランを狂わせることが出来る。
環境読みと対策
ここで考える環境とは大会で主に上位で結果を残しているデッキタイプのことであり、使用率によって以下のtiar表を作成した。
2023年3月時点
tiar1 ミュウ、ロストギラティナ
tiar2 一撃ルギア、ロストバレット、ミライドン
tiar3 アルセウス系統、サナex、インテ連ウー
tiar4 白馬パルキア、ディアルガ
tiar表の作り方がよく分からない人は他の人が作ったtiar表を参考にするで全然大丈夫です。
補足ですがこのtiar表が正しいということではなく自分がデッキをまとめた結果このくらいの強さだったという推測です。
これだけデッキの種類が多いと全部のデッキに有利取れる物は作れないのでせめて使用率の高いデッキに関しては回し方や対策をする必要がある。
これは実際に対戦で勝率をあげることに繋がるのでやってなかった人はぜひやってみて欲しい。
また今回各対面における回し方は紹介しませんがもし需要があれば今後取り入れていこうと思います。
総合して考えた今の自分のミライドンデッキ
枚数配分とその理由
・ミライドン3
初動で絶対欲しいカードではあるがミライドンに繋がるカードがミライドン3、ハイパーボール3、ネストボール2で8枚あり、ボール系は後半腐ってしまうこともあり初動の引く確率との天秤にかけこの枚数で落ち着いた。
厳密に確率出している人もいるので気になる方は参考にしてみるといいです。
・メリープ、モココ1
エネ加速手段において1枚は欲しいところ。これがないと後述のエレキジェネレータによる依存度が高くなるため採用。ベンチ狙撃が多かったりやまびこホーンを使うデッキが多いとメリープが悪用されてしまうので採用を見送る可能性もある。
・レジエレキV、VMAX 2
ここの枚数はかなり絞ったと思う。よくある構築では4-4で採用されることも多いが他のポケモンも採用したく戦術の幅を狭めたくないので2枚にした。VMAXが最大2体並ぶことによってミライドンでアルセウス、ギラティナ、ルギアVSTARたちを一撃で倒せるのも大きい。環境的にVSTAR入ってるデッキが多いためこのギミックがないとデッキパワー的に勝てなくなるので採用。
・そらをとぶピカチュウV、VMAX 1
こちらは前述の通り主にロストとルギアに対して有効である。あとは逃げエネ0なのも優秀でバトル場に出しておくとベンチを育ててから逃げる手段を取れるのでバトル場のポケモンが倒れたら前に出す要員となる。
・ライコウV 1
下振れリスクケアの1枚。2エネで220出せるポケモンは貴重であり戦術の幅が広がるので採用。またスタートポケモンとしても優秀である。
・ジバコイルV 1
ロストと連撃相手に強い。2エネで動けてマナフィ取りに行けたりレジエレキVMAX一体いるとキュワワー取れるので積極的に使っていきたい。
VSTARは森の封印石を使いたいのとこれ以上進化ラインを増やしたくないため不採用。
これはあると戦術の幅が広がるけど事故率も上がる事を天秤にかけた時に無理せず安定性を取りました。
・ドラピオンV 1
これがないとミュウに勝てないので採用。あっても勝てるか厳しいのでさらにミュウが強い環境になったらクララやミモザを採用して使い回すことも視野
・かがやくゲッコウガ 1
縦引きできて手札のかさばったエネルギーを落とせるので安定性において大きな基盤になってくれる。
・エレキジェネレーター 4
エネ加速に必要なので確定4枚採用。
・ハイパーボール3 ネストボール2
ミライドンに繋がるカードとして採用。
ハイパーボールの手札コストが少し重い事と後半腐ってしまうネストボールは少し減らしてこの枚数になった。もし組む際は自分の回しやすい枚数配分を考えるといいかも。
・トレッキングシューズ 2
個人的に押しているカードであり、あまり他の構築では採用されてないことが多いと思う。
デッキを減らして必要なカードを引き込む確率を上げることを意識して使う。
特にサポートやエネルギーが欲しい時はすぐに使う。
手札にエレキジェネレーターとトレッキングシューズが両方あった時はデッキの枚数とエネルギーの枚数を考えて5分の1以上でエネルギーがデッキにある場合、エレキジェネレーターを先に使いましょう。それ以下の場合はトレッキングシューズから使う。これはエネルギーを引く確率がジェネレーターを当てる確率より低いのでよりジェネレーターの当たる確率を上げやすくなるからです。
デッキの軸を強化できると考えるとかなり強いカードだと分かりますが枠がないので2枚です。
・あなぬけのひも、いれかえカート 1
ポケモンいれかえの枠です。あなぬけはミュウやルギア相手には必須のカードなので使いどころがかなり重要です。いれかえカートもミライドンに使うとウッウ2回の攻撃ではやられなくなるのでプランを崩せます。どちらも使いどころが大事なのでむやみに使わず見極める練習をしましょう。
・こだわりベルト2
アタッカーの打点220点が多いのでレジエレキVMAX1体とベルトがあればHP280VSTARを一撃で倒せます。VSTARを使うデッキが多い今280ラインのハードルを下げるこのカードは必須です。
・森の封印石
安定性をあげる1枚。ペパーからサーチできるのも強い。状況に応じて好きなカードサーチできるのもあり戦術の幅を広くするメリットがわかる。
・博士の研究 4
デッキの回転率を考えるとミライドンさえ引けばベンチ展開ができるので後攻1ターン目でしっかり持ってこれるように4枚採用。
・アクロマの実験 3
下振れ回避枠であり手札に捨てたくないサポートや進化ポケモンがいる場合博士よりこちらを使う方が強い。
・セレナ2 ボスの司令1
こちらはVポケモンやVSTARを取りに行きたいので呼び出し枠として採用。セレナは最悪カードを引く効果を使う選択肢もあるので多めに採用し、アーケオスやかがやくゲッコウガ、かがやくリザードン、exポケモンなども持ってこれるボスの司令は必要なので1採用。枠があれば2枚にしたい。
・ ペパー1
エレキジェネレータをサーチする数少ないサーチカードでありグッズもベルトと封印石があるので打点を取るのか展開力を取るのか選べるのでとても器用な1枚です。枠がないので1枚です。
・ジャッジマン1
あまり入れたくはなかったですがロストを見ると相手の手札に干渉できるカードがないと逆転される可能性が上がるため選択肢を増やす意味でも必要な1枚となりました。ほんとはペパーを採用したいが仕方なし。
・ビーチコート2
基本逃げエネ0と1が多いためほとんど逃げエネなしで逃げられる。いれかえ手段が乏しい中でこのスタジアムはかなり重宝するため2枚採用
・崩れたスタジアム1
ルギア、ミュウ、ミライドン相手にはベンチ絞るだけでかなり強いのとダメージ受けたポケモンをトラッシュに送ることでサイドを取られにくくすることも出来ます。器用なことができるので1枚採用
・基本雷エネルギー13 ダブルターボエネルギー1
バランスを考えるとこのくらいが限度。ダブルターボはモココやジバコイルVを逃がしたり、レジエレキVやそらをとぶピカチュウVMAXなどにも付けられるためエネをつけるハードルが下がる1枚である。
採用カードの解説していきましたが主にロスト、ルギア、ミュウを想定して組んでます。アルセウスやサナexは事故率も考えてこのデッキの方がパワーがあると考えてそこまで意識してないです。
インテ連ウーは来たら相当きついですがそこまで見かけないのと対策が難しいことからこのデッキは割り切ることにしました。
最後に
ここまで長々と読んでいただきありがとうございます。相性のいいカードはこれが全てではありません。まだ紹介しきれないカードも沢山ありますが構築の助けになれば幸いです。
質問等あればDM等で送って貰えたら嬉しいです。
P.S トリプレットビートも発売されましたがミライドンの構築に影響が出るほどでは無いのでさほど触れていません!
ただ、スノーハザードクレイバーストは革命が来ると思うのでまたのちのち考察note作ろうかなと思います。
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