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映画『パラサイト 半地下の家族』を見た感想

こんにちは!ランタン気です!

先日、今人気沸騰中の映画「パラサイト 半地下の家族」を見入ってきました!その感想をここに記していこうと思います!(個人の見解で話していきます)

※若干ネタばれあり

ストーリー

公式HPの引用です!

過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。
“半地下”の家は、暮らしにくい。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。
パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。

感想

そこまで映画通ではない僕ですが、その時々の人気の映画は見ています。「パラサイト」は、世界中の人気ともなった「JOKER」と同じ位、いや、僕的には「パラサイト」の方が面白かった印象ですね!!

本当に、人に薦めたい映画の一つに入ります!

まず、映画のポスターやあらすじ・雰囲気やタイトルからして少しホラーで暗く怖いイメージがありますが、いくつもの笑いの場面もあり僕は吹き出しそうになりながも、楽しく映画を観ていました!
映画の構成的に、6割方楽しく笑える場面・4割が考えさせられる、もしくは少し怖いシーンって感じでしたね。

パク一家の地下へ降りていくシーンは、細い洞窟の中をゆっくりカメラが追いかけるところがあり、さながらホラー映画を彷彿とさせる場面がありました。

笑える場面・衝撃的な場面が常に存在しているので、ずっと手を口に当てながら観ていました(笑)特に、笑える場面なんて、静かな映画館も相まってこらえるのに必死でした(笑)(特に、地下に棲む元家政婦の夫が金持ち息子にお化けと勘違いされるシーンは怖いシーンなのに笑ってしまいました(笑))

あと、一瞬ではありますが、少しエロスが入る部分があり、洋画のように入り乱れるのでなく、服を着たまま行為に至ろうとする数秒はリアルすぎて逆に笑い(ニヤニヤ)が止まらなかった(笑)

この映画の見どころ

最近のはやる映画には、社会的問題や貧富の差などが多く取り上げられていますが、「パラサイト」でも、韓国の多くの問題が混ざっていました。

能力があるのに学歴がない半地下家族・何も気にせずのうのうと生きる金持ち家族・借金があり、身元さえも隠す地下家族。

映画後半には、様々な大事件が起きる中で、家主である金持ち夫婦はいつも通りの日々を暮らしている。実際、大体の物語は富裕層が「悪」に描かれるケースが多いが、

この「パラサイト」では、悪人と呼べる人はいない

(正確には殺人等も起きるので、犯人はいるのだがその人にもそれに至った経緯があるわけで、、)

上層は下層がどんな生活をしているのか、知る由もない。知らないと気に留めることもないので、当たり前のことなのかもしれないが、下層のものからすれば、腹立ちや憎しみが出るのは無理ない。

しかし、知らないからといって金持ちが「悪」というわけでもない。(まぁ、上に立つ人は所詮下層部の人々を軽視するし、彼らを助ける気がないこと自体、博愛の精神がたりないのかもしれないが(笑))

この関係は、身近な学校・職場から始まり、企業や国でも結果的に同じことが言える。

韓国でも「学歴」や「貧富の差」が拡大されており、まさに、「上層部(金持ち)」「中間層(半地下の家族)」「下層部(地下の家族)」が、良く再現されている。

また、中間層が下層よりであることも面白い。それだけ、貧富の差が広がっていると感じる。(もしかすると韓国ではあのぐらいの世帯が普通なのだろうか。。。)

日本に住んでいると、他の国のディープな情勢が知れないし、ましてや殷洪でも、「学歴」は多少解消されたものの、「貧富の差」は拡大する一方である。

また、貧富による性格や容姿なども注意しながら見ていると、面白いと思います!(きっと富裕層はお金をかけて美を作っているが、他の家族は作れないとかも)

まとめ

非常に面白い映画で、笑い・衝撃があり、前半での面白場面が後半の伏線に生かされているといった常に驚きがある映画でした!

ここ最近、僕も大人になったのか多少なりとも作品(映画でも本でも)作った人が何を伝えたいのか考えれるようになったため、この「パラサイト」も考えさせられる映画となりました。

ぜひ見入ってない方は、見ることをお勧めします!

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