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渚のくらげのような日本語

「あなたはいつ瞑想しているんですか?」という質問に、ティク・ナット・ハンは「いつもしています。いまもしています」と答えている。瞑想とは「いまをここを生きること」。
 ここのところ英語の勉強をするために、ティク・ナット・ハンのYouTube動画を見ているんだ。彼の英語はシンプルで聞き取りやすい。彼はアメリカ人らしく話そうとは思っていない、英語を道具として使っている。そういうふうに英語を使いたいなあと思って、真似をしようとしているわけなのだ。
 で、ティク・ナット・ハンは「いまここに集中する」ことを教えているわけなのだが、「いまを生きる」なんて、すでに耳タコで「わかってるわよ」と言いたくなる。うん、言葉ではわかっちゃってる、これぞ養老孟司先生が言う「バカの壁」だね。なんでもわかった気になっちゃう。深く考えない。

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