060 | 君の名は。



映画「君の名は。」を見たという友人の話を複数聞いた。
元から興味あったけど、その影響もあって先日見た。

もともと私は人様の何某かの趣味に影響されやすいが
特に、繋がりのない異なる方面の友人や知人が2人以上
「好き」とか「イイ」とか「只事ではない」と
言う声が聞こえて来ると
あ、これはもう自分も鑑賞しないとダメかな、と思う。
彼や彼女が評価するのだから
俺が見ても何かが必ず素晴らしい筈だ!
などと勝手に確信するのである(笑)。




で、見た「君の名は。」。
新海監督、今回は特に盛ってきたなー。
光の捉え方が独特な超絶背景美術に反し?
相変わらずキャラ・デザインが記号的なのは
やはり監督の拘りなのかな、
なんて勝手な深読みしつつ鑑賞。

処女作「ほしのこえ」で
およそ世の中にこれほど切ない事があるものか!
と、男泣きに泣いた立場上
今回、同監督作品初の映画館鑑賞で
何が起きるか分からなかったから
ハンカチ&ティッシュの完全武装で臨んだ。
が、思いの他、登場人物達が劇中で涙してくれてたからか
その分?激しくトホホな状態にはならずに済みました。




平日の最終時間帯で見たのだけど
客席のほとんどが女子だった事に少し驚いた。
近年アニメ映画はそーゆー事になってるのかな。
本作が異例なのかな。

「君の名は。」の登場人物に想いを馳せ
物語を反芻しつつ
アニメじゃないけど「シン・ゴジラ」が
地下茎のように何かが繋がっているかも知れない
らしいから、見なければならなくなった。