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ご褒美。

ご褒美。

自身の体調と相談し、少しだけお休みしていた朝散歩。
昨日の朝は自然に目が覚めたことと、
体調も戻ってきたと感じたので、
日の出だけでも見られるといいな、と自宅を出ました。

ただ、見上げれば東から西まで生憎の曇り空。
それでも、折角歩き出したところを引き返すのは勿体無い。
そのまま、いつものお気に入りスポットへと足を向けました。

たまに横切る車を眺めながら、
曲がりくねった堤防の道を進み、
空を優雅に泳いでいく鳥の影を見送り、
慣れた歩道橋の階段を登る。

到着した瞬間、息を飲みました。
日の出の時刻。
目に飛び込んだのは、雲の隙間から眩しく輝く陽光。
あんなに雲があったはずなのに、確かに朱く力強く東から顔を出している。

偶然、居合わせたお散歩仲間のご婦人と、
「キレイだね〜」と短くも素敵な時間を過ごしました。

その後、すぐに太陽はまた雲の向こうに隠れてしまいました。
時間も場所もピッタリだったから、見られた景色。
とてもラッキーでした。
きっと、ベッドから抜け出して、歩いて来た私へのご褒美ですね。
なんて、勝手に思うと特別感。

素敵な朝日から始まった昨日は、良い1日でした。
そんなことを思い返せた今日も、いい1日になりそうです。

ここまで読んでくださったあなたも、
今日がいい1日になりますように。


20211114初/20211115追記

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