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FPと建築家をつなぐプラットフォーム【とんねる】が目指すもの。

はじめまして。
私は、建築とお金をデザインする設計事務所「長沼アーキテクツ」に勤務している一級建築士&ファイナンシャルプランナー(FP)です。

■私が抱えていた疑問について

建築の仕事をしていると、時々知り合いに建築にまつわる相談を受けることがあります。買おうとしている家の間取りの相談だったり、雨漏れなどの修理をどこに頼んだらいいか、家具はどんなものがいいか、などなど。

いろいろ話していると、「建築士さんってそういうことも相談できるんだね~」と感謝されるのですが、そもそもそういったことを建築士に相談できるという事すら知られていない現状に、もやっとしたものを抱えていました。

そしてもう一つ。建築家として社会とどうつながるか。自分が30代になり、今まで自分自身がつくる事を楽しんでいたり、感謝されることに喜びを感じていたりといったやりがいから、もう一つステップアップして社会とのつながり方を考える必要性も感じていました。

■疑問が課題に変わったポイント

clubhouseという音声SNSの登場により今までの課題がより大きなものになりました。

色々な人とダイレクトにすぐ会話ができるところが最大の魅力。
ここで早速、同業だけどあまり交流のなかったFPさんにお声掛けしてみることにしました。

話してみると、衝撃的なことに「建築家に直接家を頼めるって知らなかった」という事を多くの方から言われたのです。これは、そもそも論…。

我々建築家に建築の相談をする道が見えていないのかというショックと共に、そこに可能性を感じて、このプロジェクトを始めるきっかけが生まれました。

■ニーズを汲むことは販路開拓につながるはず

建築家に家を頼む販路が可視化されていないという事は、開拓できるという事。販路が増えれば当然建築家の仕事も増え、価値も上がるはず。FPの相談業務の中で多くを占める住宅相談の中に、FP⇒建築家という販路が見えました。

そしてもう一つ。ファイナンシャルプランを作成してから設計に進むことのメリットを理解している私だからこそ、建築家には率先してファイナンシャルプランナーと組んで(自分でやれる人はそれで良い)提案をすることをオススメしたい。ここに建築家⇒FPという販路も見えました。

それぞれにそれぞれのメリットを伝えること。そしてつなげることで双方の販路開拓につながり、業界自体を盛り上げることができるのではないか?そして、それはお客様にとっても一番心強いサポートチームなのではないか?というのは私の抱えていた課題の社会的な役割としても納得がいきました。

■【とんねる】に込めた想い

FP⇄建築家の間をつなぐプロジェクトの名前を【とんねる】と名付けました。

まさに、見えない道をモグラになって掘り進めるイメージを表すぴったりの名前。そして英語表記は【tunnel】(とんねるが英語とここで気付)字面もかわいい!という事で即決定。

掘り進める、というところがポイントで、進んでは何かにぶつかって迂回する。そんな行為の先にFPと建築家の最強チームがスタンダードになる事を目指します。

■ちなみにまだ何も決まっていないプロジェクト

FPと建築家をどのようなにつなげるか、これはアイデアはあるもののまだ何も決まっていません。色々な人と話す中でニーズを見つけて形にしていく行為を繰り返して行くことで、雪だるまの様に大きく成長したら面白いと思っています。

なのでこのプロジェクトを、より多くの人に知ってもらい、様々な角度からの意見を得るべく活動していく予定です。

■どんなアウトプットを行うか

当面はclubhouseでルームを開催して、それをnoteにまとめ、みんなに伝える必要があると思った内容を更にnoteにまとめるといった形で知識のストックを作っていきたいです。

あとはFPや建築家へインタビューを行い、具体的な仕事の進め方やその人の人間性を見える化していく作業もしたいです。これは協力してくれる方大募集中!!

■やりたいことが山盛り

とにかく今はこれに尽きます。まず動いてみて色々なものを掘り起こしていく。そんなアクティブモグラになりたいと思っています。

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