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『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2022/12/10~2022/12/16)

12月10日(土)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
今日は月イチの内科検診で通院する日。このために昨日は誕生日であったにもかかわらずケーキも食べずに備えていたのだから、少しでも良い結果が出ることを期待したい。
冬になって、インフルエンザだとか、またコロナもまだまだ感染者が増加していたりしていることもあってか、病院は私のような定期検診の受診者に加えて予防接種対応の人や体調不良で来院したと思われる人でそこそこ混雑していた。受付を済ませ、血圧測定と体重測定を済ませたら呼ばれるのを待つまでに持参したカルロス・ルイス・サフォン「天国の囚人」を読む。
30分ほど待って(その間に採尿や採血を済ませている)診察室に呼ばれて結果を聞く。各種数値が前回から若干改善しており、体重も2キロほど落ちていた。十分とは言えないが、「この調子で続けてください」とかかりつけ医に言ってもらえる程度ではあったということ。良かった。処方箋を出してもらい、薬局で薬を受け取る。
診察予約時間がほぼお昼だったことと、診察から薬をもらうまでに時間が待ち時間を含めて2時間くらいかかったこともあって、昼食の時間が中途半端になった。今夜は1日遅れの誕生日で夜はジンギスカンを予定しているので、変な時間にお昼を食べてしまうと夜に影響してしまう。なので、ランチはやめにして(ただお腹は空いていたのでコンビニのおにぎり1個だけ食べた)ジンギスカン用の野菜やその他食材などをスーパーで購入、それと昨日は食べなかったケーキもシャトレーゼで買って帰宅した。
ということで夕食。楽天市場の『ラム善』というラム肉専門ショップからお取り寄せしたジンギスカン用の味付けラム肉やラムチョップなどを準備してホットプレートでガンガン焼いていく。ジンギスカン用の鍋があれば完璧だったが関東地方の一般家庭にはそういうアイテムはないので普通にホットプレート。なので、ジンギスカンというよりはラム肉の焼肉という感じ。ビールによく合う。美味しくて食べすぎてしまったのでデザートのケーキは食べられず明日に持ち越しになった。

お取り寄せしたラム肉たち


ジンギスカンにはビール


満腹で夜はのんびりと読書や動画鑑賞など。「天国の囚人」はもう少しで読み終わりそう。

12月11日(日)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。

朝からケーキ食べた(抹茶ティラミス)


週イチ恒例の買い出しに出かける。今日は昨日の病院帰りにも少し買い物をしているので、追加で必要なものだけ買う。とは言え1週間分の食材となるのでそれなりのボリューム。スーパー2軒回って買い物を済ませ、いつもの家系ラーメン屋できくらげラーメンを食べて帰宅。

安定のきくらげラーメン


午後は年末年始用のいくら醤油漬けの仕込み。いくらはこれまで毎年完成品をお取り寄せしていたのだが、先週の日記で紹介したMリーガー松ヶ瀬隆弥プロのYoutubeで生筋子からいくらにほぐして醤油漬けにする動画があって、面倒そうではあるが複雑な調理などは必要なく簡単そうでもあったので、今回私も生筋子からの仕込みに挑戦してみようと思った。
取り寄せたのは東北産の生筋子500グラム。漬け込む調味液は松ヶ瀬プロの動画レシピを参考に、お酒300cc、醤油200cc、みりん100cc(酒:醤油:みりん=1.5:1:0.5)の分量で作る。松ヶ瀬プロは昆布や鰹節で丁寧に出汁をとっていたが、私は面倒だったので白だしを大さじ1杯程度加えてみた。まずは酒とみりんを鍋に入れて火にかけてアルコールを飛ばす。そこに醤油を加えてひと煮立ちさせたら、火からおろして粗熱をとる。その間に別の鍋でお湯を沸かし、沸騰したところに少し加減をみながら水を入れて60度程度のお湯にする。そこに塩をたっぷりめに入れて生筋子を投入。すると筋子の膜がギュッと縮んでいくらが自然にほぐれてくる。箸でやさしくかき混ぜながら浮いてきた膜を取り除き、さらに指で膜を丁寧に取り除いていく(お湯が熱いので火傷に注意)。何回かお湯を取り替えながら作業をしていくのだが、全工程の中ではこの作業がやはり面倒くさい。ようやくほとんどの膜を取り除いたので、さきほど作って冷ましておいた調味液にいくらを投入。これで一晩漬けおけばいくら醤油漬けの完成である。完成したら年末年始用に冷凍して保存しておくが、せっかくなので明日少しいくら丼にして食べよう。

お取り寄せした生筋子


酒とみりんのアルコールを飛ばしていく


ほぐしたイクラを漬けていく


調味液が余ったので夕食はこれを使って豚肉のスペアリブを電気圧力鍋で煮込む。何回も繰り返し書いているが、今年買った中ではこの電気圧力鍋が一番の良い買い物だった。これから年末に向けてさらに活躍する予定。
就寝読書は「天国の囚人」。読み終われそうだったけどあと少しのところで寝落ち。

12月12日(月)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。朝食には、昨日仕込んでおいたいくらをつかったいくら丼を食べた。初めて作ったにしては上出来ではないだろうか。出来上がったいくらは小分けにして冷凍した。これで年末年始の準備がひとつ完了。

朝食でイクラ丼


午前中にオンライン会議が2本と午後にも1本。なので今日はほぼ1日が会議で終わる。業務終了後の読書で「天国の囚人」を読了。「風の影」、「天使のゲーム」に続く『忘れられた本の墓場』シリーズの第3弾。本作では「風の影」に登場した『センペーレと息子書店』のダニエルとそこで働くお調子者のフェルミン、「天使のゲーム」に登場した作家のダビット・マルティンとの接点が明らかになっていく。続きは今年刊行された第4部「精霊たちの迷宮」へと引き継がれていくということで、次に読む本はカルロス・ルイス・サフォン「精霊たちの迷宮(上/下)」(木村裕美訳/集英社文庫)に決定。

画像引用元:版元ドットコム


画像引用元:版元ドットコム


夜はMリーグを視聴しつつ合間に「精霊たちの迷宮」を読む。

12月13日(火)


朝4時半起床。雨模様の天気で散歩は少し様子をみて小降りになったときを見計らって出かける。なんとか本格的な雨には当たらずに帰宅。朝食を済ませ、少し休憩してからラジオ体操。
朝イチでマネージャーから緊急の電話があり、急遽午前の打ち合わせ2本をファシリテートすることになった。状況がうまく掴めないままお客様との打ち合わせにのぞむことになったが、どうにか無難にこなして一安心。午後は打ち合わせの結果報告を関係者あてにメールで送付して終了。
「精霊たちの迷宮」を読むのと並行して、本棚から目についたジョン・バース「やぎ少年ジャイルズ」(渋谷雄三郎、上村宗平訳/国書刊行会)を読み始めた。1982年に刊行された『ゴシック叢書シリーズ』の1冊。著者のジョン・バースは、トマス・ピンチョンらと並ぶ現代アメリカを代表する作家で『ニュー・フィクション派』の中でも前衛的な作風と帯の著者紹介に書かれている。たしかに、冒頭読み始めるとすぐにその前衛性が見られる。で、それがやたらと面白い。好きなタイプの作品。全2巻で2段組というボリューム。かつ1982年の本なので字が小さい。読み進めるのはかなり時間がかかりそう。
夜は今日もMリーグ視聴しつつ合間に「精霊たちの迷宮」を読む。

12月14日(水)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
今日は会議の予定もなくて平和だなと思っていたら、急遽経営者会議で資料の報告をすることになり、午前中に急ぎで資料をまとめる。ある程度作業は進めていたものだが、自分が報告するとは想定していなかったので、報告用の資料にはまとめていなかった。30分で準備して午後イチの会議で駆け足の報告。これでいいのか? まあ特に突っ込まれることもなかったので良かったんでしょう。
業務を終えてから、母の通院送迎で整形外科に行く。診察・治療を受けている間はモンちゃんと車中で待機。少しずつ日が陰って薄暗くなっていく中で「精霊たちの迷宮」を読む。帰宅途中にコンビニによって夕食用におにぎりを購入。
今日はMリーグの試合がないので読書。「精霊たちの迷宮」を読み進める。

12月15日(木)


朝4時半起床。散歩に行って朝食。少し休憩してからラジオ体操。
午前中に来年度予算に計画策定について打ち合わせ。おかしい。私は経営者ではないし、もっといえば管理職者でもない。専門職ではあるが立ち位置としては平社員だ。それが、社内ルールの策定とか、業務改善の企画立案とか、リスクマネジメントとか、セキュリティ管理とか、システム管理とか、人事労務以外の総務系の仕事が全部私の仕事になっている。そこに加えて会社の事業予算管理まで担当することになった。うーん、業務量と給与額が釣り合っていないように思う。会社から見るとコスパのいい社員かもしれないが、私から見ると働くコスパが悪い。ボーナスも出るには出たけど、私より働いていなそうな人が親会社からの出向者ということだけで倍額以上もらっていると聞くと釈然としない。
本業に対するモチベーションが上がらないので、副業とか趣味の分野をもっと充実させたい。先週受けた研修の中で、「(自分にとって)重要だけど緊急ではないこと」にはなかなか時間をとることができない、そういう場合はまずやりたいことをスケジュールに設定してしまって時間を確保すべきだという話があった。いまこそ自分のための時間をしっかりと確保するタイミングだと思う。さっそくスケジュールを押さえてしまおう。できるかな。
午前中で仕事を終わりにして、午後はコロナワクチンの5回目接種に向かう。今日は私と母のふたりとも接種するのだが、私は市民会館で集団接種、母はかかりつけ医での接種になる。まずは私が受けて、母の接種時間まで少し空きがあったので銀行での用事を済ませる。ワクチン、前回と前々回はモデルナワクチンでしっかり発熱があったのだが、今回はファイザーということで副反応がどうなるか。
夜はMリーグを視聴しつつ読書「精霊たちの迷宮」

12月16日(金)


朝4時半起床。昨日のワクチン接種がちょっと影響していたのかはわからないけど、二度寝してしまったようで気づいたら5時半。起きて支度して会社の環境にアクセスしてメール等確認し、6時過ぎに散歩に行って朝食。朝食には、お歳暮で届いた冷凍のちゃんこ鍋をレンジでチンして食べる。一人前ずつのパックになっていて、レンジで6分くらい温めるだけで完成。寒いからこういう温かい朝食はよい。残ったスープにご飯とたまごを入れて再度レンジで2分くらいチンすると雑炊になるらしい。次回試してみよう。なお、今日は念のためラジオ体操はお休みにした。

一人前ずつ冷凍になっていてそのままレンジでチンできるちゃん小鍋


具材はエビ、ホタテ、肉団子、鮭、えのきだけ、じゃがいも


残りスープにごはんとたまごを入れて再度レンジでチンで〆の雑炊


もともとワクチン接種の翌日ということで仕事のスケジュールをブロックしていた。前回と前々回でモデルナのワクチンを接種したときには発熱の副反応があったので、今回も念のため、場合によっては有休を取得してもいいかと考えていた。5回目のワクチンはオミクロン株対応でファイザー製のワクチンだったのだが、だからということではないだろうが幸いにも副反応はほとんどなく、発熱はなくて患部に若干の痛みがある程度。ただ、時間が経過していくと少しずつ倦怠感が出てきて、結局午後の早い時間で業務終了として少し眠った。この日記を書いている段階でも少し倦怠感がある。
夕食に電気圧力鍋でビーフシチューを作る。相変わらず電気圧力鍋大活躍である。ところで、ビーフシチューをご飯にかけて食べるのはありなのだろうか。

これはご飯なしのノーマルビーフシチュー


夜はMリーグを視聴しつつ合間に読書「精霊たちの迷宮」。「風の影」、「天使のゲーム」、「天国の囚人」の物語が絶妙につながってきた。全体の時系列とか、どの登場人物とどの登場人物がどういう関係でつながっているのかとかを考えながら読むと面白い。検索していないが、きっとネット上でそういう考察をしているレビュアーがいるだろうと思う。

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