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「秒」の定義

あなたは「秒」という言葉を日常でよく使ってはいないだろうか?

例えば、
A「そこまでどれくらいで着くの?」 
B「ああー、もう秒で着くよ。」
とか。

平井はある日、ふと考える。

「秒」の定義ってなんだ?



それは「秒」の定義は人によるだろう。
屁理屈な平井は、

「秒って言ってんだから分に満たない1分未満でしょ。」

なんて口では簡単に言えるが、
実際自分が「秒」を使っている感覚としては、約2〜3分といったところだろうか。
そして、自分の周りもそれくらいの感覚で「秒」を利用しているのである。

そしてここで、ある説を立証したい。

都会人の「秒」は短く
田舎人の「秒」はめっちゃ長い。


これは山形県出身の人といる時に起きた出来事だ。

前置きとして、
(山形県をディスるわけではない。その人が言うには、)
山形県は、とてつもなく何もない田舎らしい。

そんな山形県民と、ある場所を目指して歩いていた。

その場所は、その人は知っているが、平井は完全初見の場所だった。

そこで平井は山形人に質問をする。

「その場所まで後どれくらいかかるの?」

「え、まじ秒だよ。」

そこで平井はまあせいぜい2〜3分くらいで着くのかと安堵する。

しかし、5分が経つ。

「ん?」
と内心思っていたが、そのまま時間が過ぎる。

10〜15分くらい歩いただろうか、やっと目的地に着く。

ここでずっと内に溜めていた思いをぶつける。

平井「全然秒じゃなくない?」

山形「いや、全然秒でしょ。」

頭の中が一瞬「?」になる。
自分の中の常識が崩れかけた瞬間だったのだ。

平井は千葉県の割と都市部に地元がある。
都内に比べれば大したことはないが決して田舎ではないと思う。

もしかしてこれ、田舎と都会で「秒」の定義に相当な差があるのでは?

そう思い始めてから、こういった定義のズレを起こさない為になるべく「秒」という言葉を使うのが少し怖くなり、使わなくなった。

一人しかこういった経験をした事がないので、まだまだ仮説の段階だが、これから徐々に被験者を増やしていきたいと思う。


秒定義調査団の調査はただまだ続く。


それでは、

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