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成長スピードをアップさせる為に(手軽に出来る訓練方法)


どうも、ラーメンです。

早速質問ですが、成長出来る人と、出来ない人って何で決まると思いますか?

才能が全てを決定するのでしょうか?
容姿整っていないと、成長スピードは遅くなるのでしょうか?
圧倒的行動量をこなせる人が一番強いのでしょうか?

この問いは、色々な所で、ずっと議論されてきたものだと思います。

私自身もプレーヤーとして長期間の停滞期を迎え、全然成長出来なかった時期があり、やはり自分には才能が無いから、成長出来ないのかなと悩んだ時期がありました。
電話やアポの数はこなしたり、講師から言われたことを、そこそこやっているにも関わらず、全然成長している実感を持つ事が出来ない時期が長く続きます。
その一方で、自分の講習の同期で、自分よりも若く、歴も短いのにも関わらず、自分よりも明らかに早いスピードで爆速成長している人もいました。

もちろん、容姿や経験値、頭脳に差異があるのは当たり前だと思いますし、それらが、成長スピード関連しているのも確かだと思います。
しかし、イケメンで、高学歴で頭脳明晰なのに、全然成長しない人も知人でいて、やはりそれらは一要素に過ぎず、核心的なものでは無かったと気づきました。

もっと革新的な成長の要素ってなんだろう?と、ずっと探ってきました。

そして、今までプレーヤーとして活動してきた経験、多くの講習生を指導してきて段々と分かってきました。



成長スピードが早い人と、遅い人の差って一体何なのか?



という問いに対する答えが、私の中で定まってきました。

今回は、そんな自分の体験から分かってきた気づきについて話そうと思います。
そして、最後に手軽に出来る日常の中での訓練方法について記載しているので、是非読んでみて下さい。



① 10を学び取れる人と、1しか学び取れない人



結論から言うと、成長スピードが早い人の特徴としては、

ある経験から、普通の人が1学び取る所を、10の学びを受け取れる事が、デカイです。

何年か前に、知り合いと旅行に行った時の話です。

色々高級ホテルなどのリゾート地を巡ったり、地元の郷土料理を食べたりしていたんですね。
そして、東京に帰ってきて、1人は旅行の感想を30分ぐらいずっと喋ったり、日記2ページ分ぐらいの感想をまとめていました。

その一方でもう1人は、感想は「楽しかった」の一言。
私が学びとかあった?と聞いたら「無いね」と淡白な返しで終わり。

はい、前者の彼は基本的に人生楽しそうで、女の子からモテて、仕事も出来て年収が高い一方で、後者の彼は全然モテず、人生つまんなそうにしています。なんとなく人に流されて生きている感じなんですね。


ある体験から何か学べることはないだろうか?と好奇心を持って真剣に取り組めている人は成長スピードが確実に早いです。
一見意味のないような経験からですら、積極性を持って何かを感じ取ろうとしているんですね。

その一方で、どこか斜に構えていて、直向きさだったり真剣さが欠けていて、貪欲に学びと取る姿勢がない人は、明らかに成長速度が遅いです。
特徴としては、すぐに意味が無いと決めつけてしまったり、なんとなく人に流されて、受動的に経験を消化している人ですね。

もっと簡単な表現だと、成長速度が遅い人は素直じゃないんですね。

未知の価値観や体験、些細な学びを受け取る器が出来上がっていない。

心がオープンじゃないんです。

大切な学びって、意外な所に転がっているものです。

最初から学ぶものは無いと決めつけてしまうと、そこでの学習は終了してしまいます。

何年か前に、僕の師匠から、明らかに自分よりもナンパの歴が浅く、経験値が無い人とコンビを組めとの指令を貰った事がありました。
その時僕は、「うわ最悪だ。なんで自分よりも下手な人と組ませられなきゃいけないんだ。俺はナンパが上手い人と組まななきゃ意味がないだろ!」と内心イラついていた事がありました。
だから、適当にコンビを組んで手抜きをしていた事があったんです。

今思うと本当に酷い奴です笑

自分より経験値が浅い人と組むからこそ、自分の技術を教えるチャンスであり、自分の説明能力だったり言語化能力を上げる絶好の機会でもあるわけです。また、比較的主導権を握りやすいので、場を回す能力を身につける事も出来るわけです。
ギブの精神を養うチャンスでもあった。

なのに、当時の自分は、自分より上手い人に教えて貰うことしか頭に無かったので、最初から大切な学びを得るチャンスを無駄にしてしまっていたのですね。

自分が成長出来るチャンスを自ら潰してしまっていたんです。

一方で、このような機会を最大限利用して、自分の能力をアップさせようとしている人は、数ヶ月後、目を見張るほど成長しています。

どんなに些細な事でも、何か意味があるかもしれないと好奇心を持って積極的に学習できる人の成長スピードは本当に早いです。

ですから、是非これを読んでいる人にも、今の自分よりも心をオープンに出来るようになって欲しいなと思います。

その為の具体的な方法を次章で書いていきます。



② おすすめの具体的な方法



心をオープンにするのが大事なのが分かっても、どうしても素直になれないと感じている人も多いかなと思います。
むしろ、そんな事は頭では分かっている人も多いかなと思います。

今までなんとなく流されて生きてきたり、自分で何かを選択して生きてきた人にはちょっと荷が重いのも分かっています。
過去の自分がそうだったので。

なので、今回の記事では、誰しも実行可能で、日常生活の中で取り入れやすい方法を書いていこうと思います。

これをやれば全て解決するという訳では無いですが、手軽に取り入れられるものとして、以下の事をおすすめします。

散歩しながら、普段の自分なら入らない店、場所に立ち寄ってみる

おすすめしたいアクションは、散歩です。

散歩



散歩といっても、ただ散歩するだけじゃなくて、今までの自分なら絶対に入らないだろうなと思う店や場所に、敢えて足を運んでください。

そして普段ならスルーしている情報を出来るだけキャッチしようとしてください。

つい先日の自分の話ですと、六本木でランチをした後、時間が空いたので、心の赴くままに周辺を散歩しました。

するとミッドタウンから乃木坂駅の方向に歩いていくと、
「乃木神社」があったので、入ってみることにしました。

乃木神社


すると、神社内の資料館に入ってみると、乃木神社は、第二次世界大戦中の日本軍の「乃木希典大将」を祀っている神社である事を知りました。
そして、乃木坂という地名も、乃木大将にちなんで付けられたものである事を知ったんです。

もちろんこれだけ見れば、ただのうんちくですし、これ単体で役に立つ場面ってほとんど無いと思います。

うんちくが増えることが大切な訳ではありません。
ここで最も大切な事は、

今まで自分が無意識にスルーしていた情報を、しっかりキャッチ出来るように心がけられる

という事です。

この習慣を身につけるこそが、とても大切な事なんです。

その後も青山通りの方まで歩いていき、今まで入ったこともない伝統工芸品を扱っている店に入ってみました。
そこで、店員の人に商品を説明してもらったり、歴史について聞いたりしました。
その日の散歩はそれにて終了しました。

この一連の経験から得た知識や知恵が、すぐに役に立つ訳では無いけれど、毎日ボーっとしてたら見逃してしまうような情報に貪欲に触れようとしていくんです。

そうやって感度を高めながら毎日を過ごしている人と、ただ流されるままに毎日を過ごしている人とでは、自分の人生に対する真剣度だったり、心をオープンにして、色々なことに足を突っ込んで挑戦しようとする姿勢が全く違うものになるでしょう。

日々の生活の中で、感度を高めて歩き回る習慣を身につける事が、
今まで取りこぼしてしまっていた学びをキャッチ出来るようになる為には、
とても大切な事です。

うんちくはさほど意味が無いと言いましたが、塵も積もれば山となる様に、普段から積極的に様々な情報を入手していたら、自分の情報ネットワークは広がりますし、人生で必ず役に立つ時が来ます。
昔より面白い人間になっているのは間違い無いです。


日常生活の中で感性を高めて、
「今」にフォーカスを当ててみてください。

そうすれば、様々な学びを得ることや、大きな気づきを得ることが出来る様になります。

そうすれば、普段だったら無視しているかもしれませんが、自分が安全に道路を歩けているのは、道路を整備してくれる人達のおかげだと気づけたり、近くの川のせせらぎを感じられたり、どんどん感謝できる事も思い浮かべられるようになるかもしれません。

そうすると自分の幸福度も高まります。

こういった地道な習慣を、日常生活の中にもどんどん取り入れていけば、
ある経験から、今まで1の学びしか得られなかったのが、気づいたら10の学びを得られるようになっている事に気づけるでしょう。

その積み重ねで人生における成長スピードや幸福感はどんどん上がっていきます。

是非皆さんも取り入れてみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでくれてありがとうございました!


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