家計簿アプリを使って夫婦で家計を共有する
こんにちは。Rakumamaです。今回は我が家の家計管理法をご紹介します。
前提
家族構成:夫、私、子
フルタイム共働き
私は自他共に認めるケチ
結婚前から2人ともゴリゴリのキャッシュレス派で家計簿アプリに口座を連動させて家計管理していた。
結論
いろいろと家計管理法を試し、我が家が行き着いたのは
Money Forwardに課金し
所持している全口座とカードを連携し
家計全体を可視化する
です。
ここに行き着くまでにやってきたことを交えながら書こうと思います。
Kyashでひたすら割り勘を繰り返した時代
結婚当初の2019年頃はKyashというアプリを使い倒して家計管理をしていました。当時のKyashは個人間の送金がめちゃくちゃ簡単で、しかもポイントの還元率も2%という破格のカードでした。
夫婦2人でKyashカードを持ち、食費や日用品などは会計したらその場で相手に半額の送金請求を飛ばし、1円単位で常に割り勘していました。夫と付き合っていた頃からの習慣でした。家賃などの固定費は自動振込で毎月月末に夫の口座に振り込んでいました。
相次ぐKyash改悪。我が家の家計管理もおざなりに。
暫くは上記のようにKyashをフル活用することで割り勘もスムーズに出来、平穏な日々が続きました。
しかし、2020年頃からポイント還元率が下がり、操作性も悪くなり、クレジットカード&個人送金アプリとしての利用価値が下がったため、だんだんとKyashカードを使わなくなりました。
結婚して1, 2年もすると細かく割り勘しなくても、固定費(家賃以外)、光熱費、遊興費は夫、食費、日用品は私から出すとだいたい月額の支出が折半できることが経験的にわかるようになりました。
それもあってKyashは完全に使わなくなりました。
その後暫くは貯金は各々が各々の口座で勝手に行うという家計管理をしていました。(FPに言わせれば、お互いが「相手が貯金してるからいいでしょ」って使ってしまう可能性のある一番あかん管理方法)
幸い私たちはお互いあまり趣味も物欲もなかったので、二人とも貯金していたので助かりました。
家計の事で喧嘩が増えた産後
出産するととにかく新たに必要なものが多く、先程の緩い担当制では私の方が明らかに支出が多くなりました(出産って相当買うものを厳選しても、妊婦健診や出産費用、赤ちゃん用品で数十万円は必要…)。そして出産を機に当然私は収入が減るので、産前に貯めた預金を取り崩していました。
預金残高が増えていくのを眺めるのが趣味のドケチには預金残高が減っていくのはかなりストレスでした。これを夫に相談すると「適当に俺の口座からまとまった額を送金すればいい」と言ってくれましたが、私視点ではブラックボックスである夫の預金から、減り続ける私の口座にお金を移したところで家計全体の収支がわからないので、それでは解決になりませんでした。
本当に我が家は貯金が増えているのか。そもそもいくらくらい貯金があるのか。それを知りたい。
Money Forwardに課金して解決
家計簿アプリ自体は随分前から夫も私もやっています。しかしお互いがお互いのスマホで勝手にやっているもので、隠していたわけではありませんがあまり見せ合うこともしませんでした。さらに無料会員では口座の連携数上限や更新頻度にも難ありでした。
夫と相談し、ここは思い切ってMoney Forwardの有料会員となり家族の全口座を紐付けて家計を見える化することにしました。
元々夫がMoney Forwardを使っていたし、各所でMoney Forwardがおすすめされているので、これを使うことにしました。
こちらの記事を参考に、家族用のGoogleアカウントを作成し、家族用のMoney Forwardアカウントも作成し、それに私と夫のスマホ2端末でアクセスする形で共有家計簿生活を始めました。
お互いが普段使っている口座、子供の口座、証券口座、大量のクレジットカード、電子マネーを連携してみると瞬時に我が家のお金が可視化されました。夫側がブラックボックスではなくなったので、とても安心感があります。
毎日自動で入ってくる支出や収入をカテゴリに分けるだけで家計簿完成です。カテゴリを一々付けなくても割と正しいカテゴリが付いているので楽です。家計全体の日々のお金の流れがMoney Forwardを開くだけでわかるので、私の口座残高が減っても夫の残高がそれ以上に増えていれば問題なしと確信を持てます。
前記事で37万の洗濯機を買ったことを書きましたが、これはMoney Forwardで家計の状況を把握できるようになり、購入しても問題ないと判断できたので購入に踏み切れました。私は基本ケチですが時間や余裕をもたらすものには投資すべきと考えています。それでも高額なものを前にすると大丈夫か心配になり、グレードを落とした方が良いのではなど尻込みします。今回はMoney Forwardが買っても大丈夫と背中を押してくれたおかげで良い買い物ができました。
現在の口座連携数は26個 (銀行7、クレカ7、証券口座5、プリペイド等7)。これだけの口座を一元管理するのは無料アプリでは厳しいと思います。
年会費はかかりますが、手入力も必要無く自動で26もの口座の入出金を可視化してくれるので、手書き家計簿作成の時給を考えたら、年5300円くらい安いものです。
Money Forwardの良さはこちらの動画でも語られています。
注意点
この方法はへそくり口座や、相手に見られたくない資産がある場合は不向きです。そういう場合は家計として考える口座を共有Money Forwardに、へそくりは別の家計簿アプリに無料会員で登録して管理するなどしても良いと思います。
私と夫は元々大学の同級生で同時に就職しており、貯めていたお金はなかったのでフルオープンでも問題ありませんでしたが、社会人になってからお付き合いされた方はどうしても抵抗がある方法かもしれません。また相手に購入品を監視されているように感じる方もいるかと思います。(夫は見られても気にしないタイプで良かったです。)
家計管理はそれぞれのご家庭に合った方法を見つけることが大切だと思います。我が家の方法はその1つだと思っていただければと思います。