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人に振り回されて自分を見失わないための方法〜仕事のメール編

入社以来、周囲の人の望むジブンになろうと努力を重ねて走っている間に、
できることは増えたけど、、、、
ジブンでジブンの願う姿がわからない。
忙しくなる一方で、幸福感がない、、、

そんな時は、
勉強が足りない→新しいスキルを入れよう!
もっとうまい時間のやりくりがあるはず!知識を習得しよう!
と思ってはいけません。



必要なのは、「ひき算」です。


1つの例として、【仕事メールの返信】に関する習慣について。

あなたはレスポンスが早い方ですか?
遅い方ですか?
メールはいつもチェックしていますか?
決めた時間にまとめてチェックする方ですか?

メールは来たらすぐに反応しなくてはならない
とは限らない!

コレです。
ここが大事な意識。

ジブンでジブンにカセをはめてはいませんか?

ジブンにかけたその”呪い”は解き放ちましょう。



昔のわたしは、来たメールに出来るだけ早くレスポンスをしていました。

理由は、主に2つ。

◆ 相手が返事を待っていると思うから。
◆ わたしの返事を受けて、
  決めたり、動いたりしたいことがあるだろうと思うから。

完全に、他人の期待に応える視点です。

ただ、これは「いい人」って話ではありません。
実は、その裏側には、こんな気持ちがあったと思います。

◆ レスが遅い=仕事が遅いと思われる懸念
◆ メールをチェックしていない=仕事をサボってると思われる懸念
◆ チームの誰かが働いている=ともに戦う意識が低いメンバーと思われる懸念

要するに、
ジブンが

「がんばっている人」
「仕事がはやい人」
「デキる人」

と思われたい視点です。

何時にきたメールでも、軽いものでも重たいものでも、
即決して即レスする!

そんなことを続けていたら、、、
苦しくなりました。

これはまずい、、、強迫観念の奴隷だーーーー💦


何か変えたほうがいいと思って、考えました。

その結果、仕事メールという1つのジャンルにおいて、
ジブンなりの軸を定めることに決めました。

【わたしが実行した方法】
↓   ↓   ↓

🌀 誰からのメールか? 差出人による分類 🌀

◆ 関係性の近い、頻繁に協働し、お世話になっている相手から(A)
◆ ここしばらく、関係値のない相手から(B)
◆ いまは一緒に仕事をしていないけど、好意を持てる相手から(C)
◆ あまり好感を持てない相手から(D)

これをマトリックスにしてみました。

A 関係近い

この優先順位で、
レスポンスをするルールを決めて実行してみました。

忙しい時は、①だけで終わることがあっても自分に「OK」。

④については、永遠に作業中でも「OK」。

③についても、無理して頑張らなくて「OK」にする。

②には、いまの延長線上にない出会いかもしれないので、ワクワクを感じながら向き合ってみる。でも急がなくて「OK」。


やってみると、
好感ゾーンと、好感なしゾーンに分ける自分の基準や
どんなメールにやる気が出るか、
逆に嫌な気持ちになるのか、
ちょっとジブンの声が聞こえるようになってきました。


【好感❣️メール】

◆ 常識的な時間が中心
◆ 何をして欲しいか明確な文面
  (求められる手間が大きいか小さいかはあまり関係ない)


【好感もちにくいメール】

□ 自分の作業タイミングで急にバンバン送ってくる。
  深夜早朝、土日も関係ない。
□ 自分は遅レスなのに、返事は急がせる文面
□ 何をして欲しいのか不明瞭


だんだん、

すぐに対応するメール
当日中には返したいけど、一旦、落ち着いて対応したいメール
余裕ができたら対応するメール
積極的に繰延べたいメール

がうまく分けられるようになっていきました。

ラインピンク


たくさんの仕事メールを、片っ端からバンバン捌いていこうとして、
あなた自身が疲れてしまいませんように。

大事なことがこぼれたり、
新しい出会いの入り口を見逃したりしませんように。

傍若無人なメールや、一方的な押し付け、
厚かましすぎるメールに対応するかどうか、
決める自由は、あなたの自由です。


これまで、何人かの「がんばりすぎる」サラリーマン女子にお勧めしましたが、なかなかこれは再現性がありました。

他人のタイミング、他人の要求に振り回されないでいる
ジブンを取り戻す確実な一歩になると思います。

よかったら、試してみてください。

なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。