「音楽を楽しめない」と思う人への新しい楽しみ方の提案。

私はあまり音楽を聞かない。あまり共感しないからだろうか?

今日は「他の人とのコミュニケーションを円滑にする、社会学習をする」というつもりで流行りの音楽についてさぐっていたのだが、面白いことに気づいた。

「自分が共感できる」曲を探すというつもりで曲を探すと、結局見つからなくてがっかりすることの方が多いのだが、

曲を聴くとき「他の人はこういう見方で世界を見ているのか」と思いながら聴くと、穿った見方かもしれないが、これが実に面白い。

歌詞にはクリエイターの想いが込められてる。そしてテレビに出るということはそれに共感する人が一定数いるということだ。その歌詞を聴くことでクリエイターだけでなく評価する人たちの世界の見方も見ることができる。

思うに、(皆わざわざそう考えているわけじゃないかもしれないが)
人は好きな曲や好きなアーティストを質問することで、相手の価値観を見ているのではないだろうか。

相手が話したアーティストの曲を聴くことで、その人自身がどのような価値観を持っているかをある程度知ることができるかもしれない。

共感だけじゃなくて、歌によっては応援や慰めが表現されてるいこともあるし、好きな曲からその人が求めてるものをなんとなく感じられるかもしれない。
アイドルなどであればその人の好きな見た目もわかるかもしれない。

知らなかった流行りの曲を聴くとき、他人事として適当に聞き流すのではなく、

「他の人は世界をこう見てるのかな?」
「こういう見方もあるんだな」

そう感じながら見るとなかなか面白いのだ。言葉を通して自分とは違うものの見方を知る。まるで読書みたいだ。

曲を聴くことをあまり楽しまないという人にも、「曲を通じて人を知る」という知識欲からの楽しみ方を、今日は提案してみるのであった。

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