3枚目 生活はたいへん(ハンドメイドホーム/大森靖子)

金曜に大量に買った食材をなんとかすべく、切ったり下味つけたりあわあわ。引っ越してキッチンが狭くなったのと、要領の悪さで1工程ずつしかできないのが面倒だな。はやく卓上IHを買おう。

シフト制のお仕事だから、次の2連休は4月終わりまでない。しょうがないので、お部屋の片付けもした。

大学から一人暮らしをしてもう5年目。一向に生活には慣れない。
今も、衛生環境低めのラインで生活してる自覚がある。
ぐわわと環境が変わったことやなんやらが理由で、自分のなかも外も騒々しくて、それが直接的に部屋に出てるかんじ。お気持ちラインが部屋の惨状でわかるのってみんな同じなんじゃないかな?

それでも、丁寧な生活というものに対する憧れはずっとずっとあるのです。
雑誌のような暮らしにも、ミニマリストにも、逆に好きなもので溢れかえる部屋にも憧れる。

生活を大切にできるって世界をたいせつにしている気がして、とても素敵なことだなって思ってる。ちゃんと生活をしようとすると、時間は掛かるし面倒なことは多いし目立つことではない。
やらなきゃいけない事もやりたい事も溢れかえるとき、どうしても生活は後回しになりがち。

だからこそ、生活に向き合えたとき心穏やかになれるんだろうな。

毎日もうどうかしそうで
でもアイドルだって笑ってるし
ちょっとだけどうにかしようね
毎日も手づくりだよね
(ハンドメイドホーム/大森靖子)

"毎日も手づくり"
無理に気張らなくてもいいんだ。
いろんな人やいろんなものを混ぜて捏ねてできたものがわたしの生活。"毎日もうどうかしそう"だからこそ、生活ひとつひとつをたいせつにしたいな。

ハンドメイドホームは、大森靖子さんの歌なんだけれど、ほんとうは溺れるナイフ版の堀越千史さんが歌ってるのが好き。最初に聴いたのが堀越さんバージョンってだけなんだけど。
映画を観た後、「ハンドメイドシティANDハンドメイドホーム」という歌詞を忘れないように口ずさんでた。
映画自体も素敵なものなので、またこんど書きたいな。

明日のお弁当と仕事の準備。ううう、これも生活の一端だ。