#77 頭のぐちゃぐちゃを解きたい
よし、今日はこのテーマで記事を書くか。
ううん……
こうじゃない……
ああでもない……
畜生! 思ったように書けない!!!
という経験をされたことのあるnoterの方。
僕も、仲間です。
頭の中がこんがらがっている?
前回スランプをテーマにした記事を書いたのは10日前。
ずいぶんと短い間隔でまたハマッてしまったなと思っている。
このときは、数日間書くことに悩んでいたのでスランプと表現した。
しかし、ここ最近はインプットを活発にしていて、特段記事執筆も滞りなく行っていた。
実際今も書きたいテーマはあるし、下書きもそこそこ溜まっている。
だが、なかなか筆が進まないのである。
なんとなく、僕の頭の中がぐちゃぐちゃに散らかっている気がする。
アイデア1つ1つが1本の紐だとすると、それらが複雑に絡み合い、こんがらがってしまっているという感じだ。
はてさて、これをどう解いていけばいいだろうか……。
一旦離れるという正攻法も大事
昨日の『日曜日の初耳学』という番組で、米津玄師さんが出演していた。
ラジオなどで彼が話しているのを聴く限り、心から音楽を作ることが大好きなのが伝わってくる。
ラジオの中でも彼は時折「曲ばっか作ってる」という言葉を口にしていた。
それだけ活発にインプットなどの努力をされているのだと思うけれど、そんな米津さんでも当然ながら制作に行き詰ることはあったようだ。
番組内では米津さんの解決法の一つとして、寝ることを挙げていた。
言いかえれば、制作から一旦離れるということだ。
寝るというのは米津さんの解決法だけど、一旦離れるというのは大多数のアーティスト、制作者が行っている方法なのではないだろうか。
実際、僕もnoteや小説執筆のとき、行き詰まると一旦離れる。
だが、それに加えて頭のぐちゃぐちゃを今解きたい。
そんなとき、僕には一つの解決法がある。
それは、運動である。
運動で紐が解けていく
僕の一番好きな運動はサイクリング。
なので執筆に行き詰ったときは、PCの前から離れて、自転車にまたがるようにしている。
最初こそ頭の中がぐちゃぐちゃしてしまっているのを感じる。
ああ、うまく書けないなぁ……
今日はもう更新できないかなぁ……
といったようなネガティブな気持ちが頭をぐるぐる回っている。
しかし、10分も走っているうちにそれらがだんだんなくなっていく。
走るのに夢中になり、頭の中が空っぽになるのである。
走り出してから20分後。
ぐちゃぐちゃに絡まっていたアイデアが徐々に解けていくのを感じる。
30分のサイクリングが終わり、頭の中を見てみると、完全にアイデアは1本の紐となっていて、「よし、書ける!」という感覚になる。
実際今日書く予定だった記事もタイトルは決まっていた。
しかし、どういう構成にしようか、どういう文章から始めようかにとても悩んでしまった。
300字くらい書いたところで「違う」と感じ、下書き行きに。
そこでサイクリングに行ったところ、
「この頭のぐちゃぐちゃを記事にしよう」と思い立ち、
終わる頃にはサムネの画像のイメージも出来上がっていた。
一旦離れる作戦&サイクリング作戦が大成功したのである。
上記の記事によると、これは脳科学的に証明されている現象のようだ。
運動によって脳が活性化したために、アイデアが浮かんできたのだろう。
こういうのを読むと、人間という生物の奥深さを感じる。
自分なりの方法がきっとある
あくまでこれは僕の解決法であって、万人に当てはまるとは思わない。
例えば、書店などに行けばよく目にするマインドフルネス瞑想。
目を瞑って、今自分がここにいるのを感じて、心を無にする……
ということが、やり方が悪かったのか僕にはどうも合わなかった。
けれど頭のぐちゃぐちゃを解くには、一度心を無にする、頭を空っぽにするということが大事なのだと思う。
お風呂に入ることで頭を空っぽにできる人もいるだろう。
漫画やゲームをすることで心を無にすることができる人もいるだろう。
noterのような創作者になるにあたって、自分なりの頭ぐちゃぐちゃ解決法を一つでも多く持っておくのがいいのかもしれない。
余談
頭のぐちゃぐちゃの正体は、脳の不活性なのかもしれない。
実際今日も書こうと思った直前は怠惰の極みといえるくらいぐーたらしていたので、到底脳が活性化しているという状態ではなかった。
なのでスランプ脱出法は言い換えれば、自分に合う脳の活性化方法といえるのかもしれない。
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