4時起き5時出、6時半着
最近、とある撮影で横浜に通っている。
そう私は役者志望のラッパー件作家。
自分で言っちゃう、うさんくさ。
朝早くから、眠気まなこを擦り、電車に揺られて、横浜スタジアムを通って現場へ行く。
できないことだらけなのに、私はなぜだか本当は自分にできないことなんて無いと常日頃思っているから、結構悔しい思いをする。
絶対に、下積み時代の苦い思い出として語ってやるために頑張ってやる、と思って、でもどうも消化しきれない悔しさを家で拙い曲にしたりする。
でも家に帰るまではそれをぐぬぬと我慢しなければならない。発散できない悔しさはローションみたいにねっとりとした膜を張る。
もうお酒を飲んでパーっとしてしまいたいのにお金もない。携帯も止まりそう。八方ふさがり25歳情け無。虚しすぎて涙が出そうになる。
そんな帰り道、ふと、空を見上げると、マジックアワー。
きがつけば朝はとっくに終わっていた。
普段は、
空の写真と自作ポエムを気軽にやたらあげちゃう女の子や男の子をばかにしくさっているけど、ふと、見上げた空は綺麗だった。
ただ、綺麗だった。ただ素敵だった。
素敵ってことは役に立ってるってことだ。
私が1番好きなことば。
あしたもがんばろ。
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