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レンジャーズストライクファンがみるデンジマン 22話

第22話「超時間ふしぎ体験」

Aパート

 冒頭、刑務所から物語が始まります。看守が部屋に戻ると、時計がありえない動きをして、気絶。鍵がひとりでに持ち去られます。ベーダー怪人タイムラーの仕業でした。死刑囚の黒鬼を連れ出したところでタイトルコール。

 朝のテレビでは黒鬼が逃げ出したことをデンジマンも知ります。手口からベーダー関与を疑った緑川は、刑務所に張り込むことに。すると、昨晩と同じように腕時計がおかしな挙動をすると、ベーダーが囚人を連れていくところに出くわします。

「逃がさんぞ!」

 すぐに変身して追いかけます。謎の施設に侵入するデンジグリーン。戦闘員を蹴散らしながら奥へ入っていきます。囚人服を着てさらに中へ入っていきます。そこでは、囚人がご馳走を前に騒いでいます。ベーダーの意図が全く分かりません。とりあえず緑川もその集団にまじります。しかし、その中の一人から顔を見たことある、と因縁をつけられます。元刑事だしね! さらに深く侵入する緑川。変身せずとも戦闘員は蹴散らすあたりはさすがは元刑事。

「なんだこりゃ、すげぇ装置だ」

なんか妙に頭の悪そうなセリフに笑ってしまいますが、先ほど絡んだ囚人が緑川が刑事であることを気づきます。そのせいなのか緑川もベーダー側に気づかれますが、タイムラーの謎の攻撃を受けてしまいます。そのまま消えてしまう緑川。気づくと、目の前には1話で死んだはずの父親、緑川達造の姿があり、面食らいます。なんと、4年前の世界に戻されたとのこと。一般怪人の持ってる能力じゃないだろ。

 タイムスリップした緑川を観察するベーダー。4年前のままで戻すこともできるそうです。結構、器用なこともできるんだな。4年前の記憶で元に戻された緑川は、仲間と再会するも記憶を失っているので、困惑します。子供たちのことも忘れてしまって、チーコと再会しますが、チーコからも困惑されます。

 さらに死刑囚の誘拐を予告してきたベーダー。デンジマンが直々に護衛につきます。しかし、先ほどと同じように時間がめちゃくちゃになり、翻弄されるデンジマン。あまりにも厄介な能力です。

「5人そろわなければ、必殺武器が使えません。これで我らの計画も心置きなく……」

5人そろうとかそういう次元の話でもないように思えますが、それはそれとして、やはり全力を出せないのは事実。早く記憶を取り戻さないと、と危機感を募らせたところでBパートへ。

Bパート

 父親の墓を見てショックを受ける緑川。

「倒産が死んだ……? まさか、これは夢だ、俺は何か悪い夢を見てる!」

 事実が受け入れられずに取り乱す彼を、青梅の提案でアイシーに会わせます。すると、アイシーの声が脳内に響き、過去の記憶が揺り戻されます。ついに、緑川は記憶を取り戻します。時間操作で過去の人物が連れてこられたんだから、記憶を取り戻すとかではないのでは……いや、でも彼自身は現代から過去に送られたわけだし……うーん、なんだかよくわからんが記憶が戻ってよかった!!!

 再び囚人の誘拐を行うベーダー。しかし、その目的が何なのかわかりません。再び緑川が向かいますが、何故かベーダーのアジトでギターの弾き語りを行います。どういうことなの(困惑。結構、歌が上手いのもなんだかシュール。そのままアジト内に連れてこられます。ベーダーは緑川が記憶を取り戻したことを知りません。畿央を失ったふりをしてタイムラーに接触、時計を操って未来に行きます。未来では囚人が原始人に戻され、そのまま洗脳されていいように操ることが目的ったようです。

 事実を知ったタイミングで現在に戻る緑川。騙されたことに怒りに震えるベーダー。タイムラーの時間捜査に苦しめられます。危機一髪のところで仲間が駆け付け、彼も変身して改めて応戦します。

 しかし、相変わらずの時間捜査に苦しめられます。何故かピンクに抱き着いたのは笑った、セクハラか。それにしても厄介な相手で、技の発動に合わせて時間を操作されて邪魔され、まともな戦いになりません。デンジマンはデンジスーパーサイエンスで能力を封じます。原理が全く分かりませんが、能力さえ封じてしまえば一方的に叩きのめし、デンジイナズマ落しでとどめです。

 お約束の巨大化でダイデンジンを呼んで巨大戦です。爆弾攻撃で善戦しますが、デンジボールで吹き飛ばされたところをデンジ満月斬りでトドメ。

 戦闘終了後にアジトは破壊されたのですが、誘拐された囚人は遠い過去に飛ばされて戻ってこなかったそうです……流石に囚人がかわいそうに思える。まぁ、死刑囚もいたから、刑が早まったと考えるしかないか。

次回予告

 美人局にご注意を。

感想

 緑川が主役のエピソード。タイムスリップした先で何かドラマが起きるわけではないのが意外だったというか、80年代っぽいというか。時計の怪人、ということで時間操作を使ったアクションはなかなか面白かった。次回はまた青梅のエピソードだろうか。本当に人気だな青梅(笑)。


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